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フェアリーテイル

フェアリーテイル / FAIRLY TALE



1997年 イギリス映画 アイコン・プロダクション製作

監督:チャールズ・スターリッジ
製作:ブルース・デイヴィ ウェンディ・フィネルマン
製作総指揮:ポール・L・タッカー
原案:アルバート・アッシュ トム・マクローリン アーニー・コントレラス
脚本:アーニー・コントレラス
プロダクション・デザイン:マイケル・ハウエルズ
撮影:マイケル・コールター
編集:ピーター・コールソン

出演:フローレンス・ホース エリザベス・アール ハーヴェイ・カイテル ビル・ナイ ピーター・オトゥール

妖精を収めた写真が本物かどうかでイギリス中が沸いたコティングリー妖精事件を題材にした感動のファンタジーです。

第一次大戦下のイギリス、軍人の父の帰りを待つフランシスは一時、従兄弟のエルシーと暮らすことに。
二人の定番の遊び場である森の中で、カメラいじくってると何と妖精の写真を撮ってしまいました!
希代のマジシャンハリー・フーディーニやシャーロック・ホームズを生んだ大作家アーサー・コナン・ドイルも関わってくる
この騒動は、やがて心に傷を負った大人たちに前進する勇気を与えるのでした♪


まず、20代も中盤って男が妖精は ねーだろという指摘は無しにしてください。

全体的にこじんまりと纏まった一作。
基本的に悪人は出てきません。お偉いさんが街の発展のために!って言って工場の近代化を主張するんですが

森林伐採→自然を守るために少女二人が頑張る

絶対この流れになると思ったんですけど、なんてこと無く終わりましたね。
騒動を聞きつけて我も我もと野次馬が押し寄せてくるんですが、それもピクニックみたいなもんだし。

ただこの作品は少女の成長と家族の絆の再生がテーマだと思いますので、その辺りはきちんと描かれてます。

「これ作り物じゃね?」と鼻で笑う出版社の方々に憤慨し雑誌に写真掲載して公表する!と息巻くドイルさん。
「少女達の実名は伏せる!彼女達のプライバシーを守るのだ!」
「でも写真は載せるんですよね」
「当然だ!!」 (写真にはバッチリ少女達の顔が入っている...)

速攻で少女達の身元も撮影した森もバレる流れは笑ってしまった。そりゃ分かるだろって。

ほのぼのしたい時にはピッタリの一本です。不思議生物交流モノといえば最近見た「ミラクル7号」のつまらなさが
酷かっただけに(チャウ・シンチー、俺はことごとく駄目だわ)、こちらの作品には救われました。
主役の女の子二人も可愛いし(特にフランシス)

妖精が飛び交う場面もジブリ作品を彷彿、妖精が人間に気づかれないように歩くとこなんて
まさにアリエッティの世界だよねー!
ちなみに特典には日本版とイギリス版の予告編がそれぞれ入ってるんだけど、日本のはリアルな
ヒューマンドラマ路線で「見えなくても信じることが大事」ってことをアピールしてるんだけど
本国や海外のは予告の時点で妖精が出てきてますw
そういった違いも少し興味深かったなあ。

あと、何でメル・ギブソンのカテゴリーなのかと言うと、メルの製作会社アイコン・プロダクションの作品だから。
ラストには無事にフランシスのもとに帰ってくる父親役でメル本人もカメオ出演してるよ!
銃撃ったり復讐したりしないから安心してね!

それを言ったらフーディーニ役もハーヴェイ・カイテルなので、登場シーンは何故か緊張感が....
この映画の中のフーディーニ、完璧いい人なのにw
フーディーニの生涯をミュージカルとして舞台化する企画もありまして主演はヒュー・ジャックマンです。
「奇術師フーディーニ」ではG・ピアースだったし、結構いろんな人が演じてるんだなあ。

それと最近いろんな映画で見かけるビル・ナイも出てます。
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2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

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