蒼天の拳 完
今回の記事は漫画を読まない方には全く興味の無いものかもしれません。
僕がよく立ち読みしていた漫画雑誌「コミックバンチ」の休刊に伴い
同誌の看板作品だった(と思われる)原哲夫先生の蒼天の拳も(一応の?)最終回を迎えました。
公式サイト
僕がよく立ち読みしていた漫画雑誌「コミックバンチ」の休刊に伴い
同誌の看板作品だった(と思われる)原哲夫先生の蒼天の拳も(一応の?)最終回を迎えました。
公式サイト
・いつまで空中に浮いてるんだ
・一発ブン殴っただけでヤサカと和解かよ
・何でもかんでも許しあってポンヨウってなる前にバトル見せてくれよ
・バトル漫画の巨匠がバトル拒否っすか
・・・・・みたいな意見もあったようですが、結構綺麗にまとまったフィナーレだったと思う。
このブログを何回かご覧になってくださった皆さんは分かってて頂けると思いますが
アクション映画大好きの自分は原先生の書いた漫画のテイストは非常にノリやすいものでした。
連載時リアルタイムで読んでいたわけではないけどね。
で、後追いで読んだ人間にこんなこと書かれるのは癪にさわるかもしれませんが
「北斗の拳」が人気を得た要因は男の子が読みたい漫画を男の子が好む画風で書いてくれた
と言うことだったのではないかと思います。正義と友情の尊さというテーマもあるけど
最強の主人公カッケエェェェ!っていう爽快感こそが最大の醍醐味。
魅力的なライヴァル達。揃いも揃って美人なヒロイン。凶悪だけど、どこかコミカルな雑魚。
それらをリアル、迫力がある、カッコイイと三拍子揃った原先生の絵柄で魅せてくれるわけだから
ヒットしないわけがなかった。(個人的には数多くの漫画家のなかで原先生のタッチが一番好き)
また主人公ケンシロウも20代とオッサンすぎでもガキすぎるわけでもないちょうどイイ年齢設定だし。
ま~僕は読み漁るほどの漫画・アニメファンでもないので、ただの先入観もしれませんが
最近の漫画って10代の少年少女が主役の印象が強いのでね。
暴力描写で色々と問題あったようですが、20数年たった現在、
映画も漫画も暴力で溢れてますからね......バイオレンスアクションとカテゴリーされる作品のなかには
もちろん僕の好きな映画もありますから、一概に善し悪しは言いませんが。
そういえば同じくコミックバンチに連載された巻来功士先生の「ニューカマー」「ミキストリⅡ」は
テンションの高さは凄かったけど、途中でついていけなくなりました。
ともかく今回「蒼天の拳」がひとまず終わりました。今後、第二部があるのか
全くの新作を書くのか、引退なさるのか(目の病気もあるそうですし)
どの道を選択しても原先生にとって最善の道であればと願います。
そして約10年間の連載、お疲れ様でした!
深夜枠で放送されたアニメ版「蒼天の拳」です。全26話、原作の中盤までですが
ひとつのアニメ作品として別個で見れば、良く纏まってるのではないかな。
主人公 霞拳志郎を演じるのはいわずと知れた山寺宏一さんであります。
しかしまあ、拳志郎にしろスティッチにしろ、この御方の役の幅は実に広いものがありますなあ。
ちなみに僕の好きなキャラクターはフランス軍大佐シャルル・ド・ギーズ♪
影武者徳川家康
正直、日本史は得意ではありませんでした。そんな僕でもこの家康はダンディーすぎる
のではないかと思いました。
SAKON 戦国風雲録
「影武者徳川家康」にも登場した名将 島左近を主人公に据えた続編というか外伝。
「主人公は美丈夫でなければならない」というお約束は左近が担ってくれたので
家康(と影武者)のキャラデザインも従来のイメージである愛嬌あるオッチャンになりました。
(でもやっぱり若い時は男前に書かれましたが)
戦闘場面も「300」みたいです。
原先生の漫画のセオリーのひとつに「悪役がイケメンの場合は改心してかっこよく死ぬ」というのがありますが
「SAKON」では美形の悪役も容赦なくヤラレたりします。
CYBERブルー
「北斗の拳」は「マッドマックス2」の世界観を取り入れましたが、こちらは「ブレードランナー」風の未来を舞台に
展開するSFアクション。銃撃戦あり、肉弾戦ありといったバトル描写だけでなく
カッコイイマシンも出てきてSF野郎のハートもGET!できたかどうかはちょっとわかりませんが。
舞台を未来の地球や宇宙に移しただけでマッチョが殴りあうのは北斗と同じじゃん
こんなもんSFでも何でもねーわ、と思う方もいるでしょうね。
あまり人気も出ず、作者本人もほとんど思い入れないらしいけど根強い隠れたファンは結構多いと思うよ!
僕は好きです。
バカでかい銃で360度、全方向に撃ちまくる場面はガン=カタの元ネタだと僕は勝手に決めつけている。
公権力横領捜査官 中坊林太郎
権力を不正に乱用し、私服を肥やす悪徳政治家に特別捜査官が立ち向かうコメディタッチ(?)のサスペンス。
この漫画を読んで思ったのは原先生は「ザ・ロック」が好きなんだろうなってことです。
ニコラス・ケイジとショーン・コネリーという主演二人をそのままモデルにしてるから。
他の作品でもハリウッドスターやミュージシャン、有名人をキャラのモデルにすることが多いけど
画力に自信があってこそ出来ることなんでしょうね。
「北斗の拳」の主題歌といえば「愛を取り戻せ!」か「TOUGH BOY」ばかり言われますが
(タフボーイはイイ曲だけど明るすぎるんだよ)
個人的に一番好きなのは↑の劇場版主題歌「HEART OF MADNESS」。
80年代のB級メタルみたいな曲ですが歌詞もメロディーもハードな世界観にマッチしまくりー。
この作品はレイがケンシロウを喰うくらい大活躍、とにかくかっこいいのでレイのファン ←俺 には嬉しい作品です。
この劇場版 砂漠の中のオアシスをケンシロウがユリアの幻影を見つつ歩くんですが最後は
そのオアシス自体も幻想で、高層ビルに突き刺さった船を見上げるところで終わるという切ないラストでした。
それにしてもこの手の熱い漢達が戦う熱い漫画って今の世代では何があてはまるんだろう。
「グラップラーバキ」とか?俺、バキは絵が苦手なんだよなー。
・一発ブン殴っただけでヤサカと和解かよ
・何でもかんでも許しあってポンヨウってなる前にバトル見せてくれよ
・バトル漫画の巨匠がバトル拒否っすか
・・・・・みたいな意見もあったようですが、結構綺麗にまとまったフィナーレだったと思う。
このブログを何回かご覧になってくださった皆さんは分かってて頂けると思いますが
アクション映画大好きの自分は原先生の書いた漫画のテイストは非常にノリやすいものでした。
連載時リアルタイムで読んでいたわけではないけどね。
で、後追いで読んだ人間にこんなこと書かれるのは癪にさわるかもしれませんが
「北斗の拳」が人気を得た要因は男の子が読みたい漫画を男の子が好む画風で書いてくれた
と言うことだったのではないかと思います。正義と友情の尊さというテーマもあるけど
最強の主人公カッケエェェェ!っていう爽快感こそが最大の醍醐味。
魅力的なライヴァル達。揃いも揃って美人なヒロイン。凶悪だけど、どこかコミカルな雑魚。
それらをリアル、迫力がある、カッコイイと三拍子揃った原先生の絵柄で魅せてくれるわけだから
ヒットしないわけがなかった。(個人的には数多くの漫画家のなかで原先生のタッチが一番好き)
また主人公ケンシロウも20代とオッサンすぎでもガキすぎるわけでもないちょうどイイ年齢設定だし。
ま~僕は読み漁るほどの漫画・アニメファンでもないので、ただの先入観もしれませんが
最近の漫画って10代の少年少女が主役の印象が強いのでね。
暴力描写で色々と問題あったようですが、20数年たった現在、
映画も漫画も暴力で溢れてますからね......バイオレンスアクションとカテゴリーされる作品のなかには
もちろん僕の好きな映画もありますから、一概に善し悪しは言いませんが。
そういえば同じくコミックバンチに連載された巻来功士先生の「ニューカマー」「ミキストリⅡ」は
テンションの高さは凄かったけど、途中でついていけなくなりました。
ともかく今回「蒼天の拳」がひとまず終わりました。今後、第二部があるのか
全くの新作を書くのか、引退なさるのか(目の病気もあるそうですし)
どの道を選択しても原先生にとって最善の道であればと願います。
そして約10年間の連載、お疲れ様でした!
深夜枠で放送されたアニメ版「蒼天の拳」です。全26話、原作の中盤までですが
ひとつのアニメ作品として別個で見れば、良く纏まってるのではないかな。
主人公 霞拳志郎を演じるのはいわずと知れた山寺宏一さんであります。
しかしまあ、拳志郎にしろスティッチにしろ、この御方の役の幅は実に広いものがありますなあ。
ちなみに僕の好きなキャラクターはフランス軍大佐シャルル・ド・ギーズ♪
影武者徳川家康
正直、日本史は得意ではありませんでした。そんな僕でもこの家康はダンディーすぎる
のではないかと思いました。
SAKON 戦国風雲録
「影武者徳川家康」にも登場した名将 島左近を主人公に据えた続編というか外伝。
「主人公は美丈夫でなければならない」というお約束は左近が担ってくれたので
家康(と影武者)のキャラデザインも従来のイメージである愛嬌あるオッチャンになりました。
(でもやっぱり若い時は男前に書かれましたが)
戦闘場面も「300」みたいです。
原先生の漫画のセオリーのひとつに「悪役がイケメンの場合は改心してかっこよく死ぬ」というのがありますが
「SAKON」では美形の悪役も容赦なくヤラレたりします。
CYBERブルー
「北斗の拳」は「マッドマックス2」の世界観を取り入れましたが、こちらは「ブレードランナー」風の未来を舞台に
展開するSFアクション。銃撃戦あり、肉弾戦ありといったバトル描写だけでなく
カッコイイマシンも出てきてSF野郎のハートもGET!できたかどうかはちょっとわかりませんが。
舞台を未来の地球や宇宙に移しただけでマッチョが殴りあうのは北斗と同じじゃん
こんなもんSFでも何でもねーわ、と思う方もいるでしょうね。
あまり人気も出ず、作者本人もほとんど思い入れないらしいけど根強い隠れたファンは結構多いと思うよ!
僕は好きです。
バカでかい銃で360度、全方向に撃ちまくる場面はガン=カタの元ネタだと僕は勝手に決めつけている。
公権力横領捜査官 中坊林太郎
権力を不正に乱用し、私服を肥やす悪徳政治家に特別捜査官が立ち向かうコメディタッチ(?)のサスペンス。
この漫画を読んで思ったのは原先生は「ザ・ロック」が好きなんだろうなってことです。
ニコラス・ケイジとショーン・コネリーという主演二人をそのままモデルにしてるから。
他の作品でもハリウッドスターやミュージシャン、有名人をキャラのモデルにすることが多いけど
画力に自信があってこそ出来ることなんでしょうね。
「北斗の拳」の主題歌といえば「愛を取り戻せ!」か「TOUGH BOY」ばかり言われますが
(タフボーイはイイ曲だけど明るすぎるんだよ)
個人的に一番好きなのは↑の劇場版主題歌「HEART OF MADNESS」。
80年代のB級メタルみたいな曲ですが歌詞もメロディーもハードな世界観にマッチしまくりー。
この作品はレイがケンシロウを喰うくらい大活躍、とにかくかっこいいのでレイのファン ←俺 には嬉しい作品です。
この劇場版 砂漠の中のオアシスをケンシロウがユリアの幻影を見つつ歩くんですが最後は
そのオアシス自体も幻想で、高層ビルに突き刺さった船を見上げるところで終わるという切ないラストでした。
それにしてもこの手の熱い漢達が戦う熱い漫画って今の世代では何があてはまるんだろう。
「グラップラーバキ」とか?俺、バキは絵が苦手なんだよなー。
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