ウルヴァリン:X-MEN ZERO
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
X-MEN ORIGINS : WOLEVERINE
ヒューの新作の話題に続いて、彼の代表作「X-MEN」シリーズでは今のところ一番新しい作品である
この映画をレビューしまっす!
監督:ギャヴィン・フッド
製作:ローレン・シュラー・ドナー ラルフ・ウィンター
製作総指揮:スタン・リー リチャード・ドナー
脚本:デヴィッド・ベニオフ スキップ・ウッズ
編集:ニコラス・デ・トス メーガン・ギル
撮影:ドナルド・M・マカルパイン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:ヒュー・ジャックマン リーヴ・シュレイバー ダニー・ヒューストン リン・コリンズ
ダニエル・ヘニー テイラー・キッチュ ライアン・レイノルズ
X-MEN ORIGINS : WOLEVERINE
ヒューの新作の話題に続いて、彼の代表作「X-MEN」シリーズでは今のところ一番新しい作品である
この映画をレビューしまっす!
監督:ギャヴィン・フッド
製作:ローレン・シュラー・ドナー ラルフ・ウィンター
製作総指揮:スタン・リー リチャード・ドナー
脚本:デヴィッド・ベニオフ スキップ・ウッズ
編集:ニコラス・デ・トス メーガン・ギル
撮影:ドナルド・M・マカルパイン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:ヒュー・ジャックマン リーヴ・シュレイバー ダニー・ヒューストン リン・コリンズ
ダニエル・ヘニー テイラー・キッチュ ライアン・レイノルズ
今風のヒーロー映画なのに見終わった後はどこかしら80年代のアクション映画を連想させる作品だ。
(逆に言うとちょっとダサくも感じると言うか。笑いの入れ方も)
例えるなら「リーサルウェポン」「ダイハード」「ビバリーヒルズコップ」辺りのテイストを
そのままアメコミ映画で再現したような感じ。
監督のギャヴィン・フッドという人はアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「ツォツィ」で
注目されたようですが僕は「ツォツィ」を見てないので
この「ウルヴァリン」を見た限りでは雇われ仕事に徹したかなという印象は否めない。
ウルヴァリンの葛藤などのドラマも描かれてはいるが、それ以上にヒーローとしての
ウルヴァリンの活躍を見てくれと言わんばかりにヒューの男くさいかっこよさが全編に溢れている。
そういう意味ではこの作品は傑作とはいかないまでも十分及第点は出していると思う。
物語は19世紀半ばのカナダから始まります。病弱な少年ジェームズ・ハウレットは庭師として雇っていた男
ローガンに父親を殺されたことをきっかけに能力を覚醒。
同じくミュータントである兄ヴィクターと共に南北戦争、WWⅠ、WWⅡ
そしてヴェトナム戦争に参戦しながら生き続ける。

そう、ウルヴァリンことローガンの本名は実はジェームズであり、カナダ人だったのです。
父親を殺した男の名”ローガン”をあえて名乗っていたのは自らを戒めるためなんでしょうね。
段々凶暴になっていく兄貴、ヴェトナムの村で仲間を反射的に殺したことから銃殺刑に。
でも、不死身ですから死にません。
そこに目をつけた軍人ストライカー大佐に引き抜かれ超能力部隊に加わるが、
非情な任務の連続にこれまたウンザリ、戦場から去る。
数年後、恋人ケイラと共に貧乏だけど幸せ生活満喫中。しかしケイラを袂を分かった兄ヴィクターが襲う!
彼女を殺されたローガンはヴィクターに戦いを挑むが
「誰のおかげで生きてこれたと思ってやがる!思い知らせてやるわ!」と逆にフルボッコに。
復讐に燃えるローガンは改造手術を受ければヴィクターに勝てるという大佐の誘いにのり
最強の人間兵器ウルヴァリンとなる。しかし、それにも裏があった...
いろいろあって基地から逃亡、民家に身を隠すことに。家主である老夫婦の温かい心遣いに
優しさ、いたわり、人間らしさとは何なのかとふと思いをめぐらすローガン。
いいないいな人間っていいな~♪
だが翌日、かつての仲間の急襲により老夫婦は死に、ついにウルヴァリンの怒りが爆発する!

この老夫婦が殺されるくだりは初期の「北斗の拳」を思わせる。ラオウとかサウザーとか強敵が
あまり出てこなくて宿命がどーたらとか言い出してない頃の。
種籾のおじいさんとかバットを育てたおばあさんの辺り。敵もたいしたことない雑魚ばかりでさ。
でもそっちの方が弱者の為に戦うヒーローって感じが出てたんでない?
ラオウ編もそりゃ面白いけどね
なんやかんやでいよいよ黒幕ストライカー大佐と対峙。その前に意外な人物が......
ケイラが生きてたー! ってまあそんな驚くべき展開じゃないけど
そもそもケイラとローガンが出会ったのも仕組まれたこと、触れた相手の心理を操れる能力を
持つ彼女にとってはローガンを心底惚れこませるのも容易なことであった。
(何で彼を騙すのに加担したかと言うとこれまたワケがあるんですわ)
ローガン完全にピエロ カワイソス
戦うためのモチベーションを失うローガンだが...
「X-MEN」シリーズの特徴は登場するミュータントがそれぞれの能力を駆使する見せ場があること。
その点はウルヴァリンにフォーカスしたこの作品でも引き継がれている。
特にヴィクターは冒頭から中盤まではローガンを圧倒するくらい強いし
(彼の改造後はえ?って言うくらい弱体化しますが)
人によってはヴィクターのほうが印象に残るかも。演じるリーヴのファンも多いしね。
凶暴な殺人マシーンのようなヴィクターですが、発端は弟を守りたいという一心から
彼にしてみればウルヴァリンはわしが育てた!って自負があるのだろう。
ちなみにヴィクターは一貫してローガンのことをジミー(ジェームズの愛称)と呼びます。
それが本名だからね。
そんなヴィクターにとって弟ジェームズへの愛情の示し方は戦うことだけだったのだね
はた迷惑で危険極まりないけど、それも愛。今日より明日より愛が欲しい~♪
死闘の末の和解。憎々しい表情は消え、再び弟を守る”漢”の顔になっていた・・・
最後の強敵も協力してやっとこさ倒したあと、ローガンが一言
俺たちコレっきりにしよう
ヴィクターお兄ちゃんの心中は (´;ω;`) ←まさにこれだと思いますけど
そこは兄としての威厳がありますから 「俺たちの戦いに終わりはない (`・ω・´)キリッ」
とクサイ台詞言って去っていきます。いいキャラなんで続編にも出て欲しいなあー。
そうそう、卑怯な策士のストライカー大佐も根っからの悪党というよりは
家族思いの愛国者だったんだろうけど、色々あって歪んじゃったタイプだと思うんだ。
だから許せるってもんじゃないけど。
ローガンのこともただ利用しようと言うのではなくてある意味目をかけていたような気がする。
演じるダニー・ヒューストンって確か「ナイロビの蜂」でも似たような役でしたよね?
この映画でもそんな感じの役回りみたいだし。

そして実写映画では初登場の人気キャラ、ガンビット。
確か原作では逆立った短めの髪にランボーやスネークみたいなバンダナ(なのか?)
をしてた印象があったんですが、この作品の中では長髪です。
演じるのはこの方

カナダ出身の若手俳優テイラー・キッチュ。とてもカッコイイ御方ですね。
パッと見の印象は「ナルニア国物語」の第2章から出てきたカスピアン王子が
チンピラっぽくなった感じでしょうか。それとあの人にも似てる。
お笑い芸人の狩野英孝。
今のお笑いにはほとんど興味なくなったんだけど狩野さんは嫌いじゃないです。
根拠はないけどイイ人だと思う、狩野さんって
それはともかくこのテイラーさんは2012年公開の超大作「JOHN CARTER OF MARS」に
抜擢されたほどの期待のイケメンスターの一人なのです!
「JOHN CARTER OF MARS」の原作は火星のプリンセスといって、これが無ければ
「スター・ウォーズ」も「アバター」も生まれなかったというほどのSF冒険小説の超古典っす!
(逆に言うとちょっとダサくも感じると言うか。笑いの入れ方も)
例えるなら「リーサルウェポン」「ダイハード」「ビバリーヒルズコップ」辺りのテイストを
そのままアメコミ映画で再現したような感じ。
監督のギャヴィン・フッドという人はアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「ツォツィ」で
注目されたようですが僕は「ツォツィ」を見てないので
この「ウルヴァリン」を見た限りでは雇われ仕事に徹したかなという印象は否めない。
ウルヴァリンの葛藤などのドラマも描かれてはいるが、それ以上にヒーローとしての
ウルヴァリンの活躍を見てくれと言わんばかりにヒューの男くさいかっこよさが全編に溢れている。
そういう意味ではこの作品は傑作とはいかないまでも十分及第点は出していると思う。
物語は19世紀半ばのカナダから始まります。病弱な少年ジェームズ・ハウレットは庭師として雇っていた男
ローガンに父親を殺されたことをきっかけに能力を覚醒。
同じくミュータントである兄ヴィクターと共に南北戦争、WWⅠ、WWⅡ
そしてヴェトナム戦争に参戦しながら生き続ける。

そう、ウルヴァリンことローガンの本名は実はジェームズであり、カナダ人だったのです。
父親を殺した男の名”ローガン”をあえて名乗っていたのは自らを戒めるためなんでしょうね。
段々凶暴になっていく兄貴、ヴェトナムの村で仲間を反射的に殺したことから銃殺刑に。
でも、不死身ですから死にません。
そこに目をつけた軍人ストライカー大佐に引き抜かれ超能力部隊に加わるが、
非情な任務の連続にこれまたウンザリ、戦場から去る。
数年後、恋人ケイラと共に貧乏だけど幸せ生活満喫中。しかしケイラを袂を分かった兄ヴィクターが襲う!
彼女を殺されたローガンはヴィクターに戦いを挑むが
「誰のおかげで生きてこれたと思ってやがる!思い知らせてやるわ!」と逆にフルボッコに。
復讐に燃えるローガンは改造手術を受ければヴィクターに勝てるという大佐の誘いにのり
最強の人間兵器ウルヴァリンとなる。しかし、それにも裏があった...
いろいろあって基地から逃亡、民家に身を隠すことに。家主である老夫婦の温かい心遣いに
優しさ、いたわり、人間らしさとは何なのかとふと思いをめぐらすローガン。
いいないいな人間っていいな~♪
だが翌日、かつての仲間の急襲により老夫婦は死に、ついにウルヴァリンの怒りが爆発する!

この老夫婦が殺されるくだりは初期の「北斗の拳」を思わせる。ラオウとかサウザーとか強敵が
あまり出てこなくて宿命がどーたらとか言い出してない頃の。
種籾のおじいさんとかバットを育てたおばあさんの辺り。敵もたいしたことない雑魚ばかりでさ。
でもそっちの方が弱者の為に戦うヒーローって感じが出てたんでない?
ラオウ編もそりゃ面白いけどね
なんやかんやでいよいよ黒幕ストライカー大佐と対峙。その前に意外な人物が......
ケイラが生きてたー! ってまあそんな驚くべき展開じゃないけど
そもそもケイラとローガンが出会ったのも仕組まれたこと、触れた相手の心理を操れる能力を
持つ彼女にとってはローガンを心底惚れこませるのも容易なことであった。
(何で彼を騙すのに加担したかと言うとこれまたワケがあるんですわ)
ローガン完全にピエロ カワイソス
戦うためのモチベーションを失うローガンだが...
「X-MEN」シリーズの特徴は登場するミュータントがそれぞれの能力を駆使する見せ場があること。
その点はウルヴァリンにフォーカスしたこの作品でも引き継がれている。
特にヴィクターは冒頭から中盤まではローガンを圧倒するくらい強いし
(彼の改造後はえ?って言うくらい弱体化しますが)
人によってはヴィクターのほうが印象に残るかも。演じるリーヴのファンも多いしね。
凶暴な殺人マシーンのようなヴィクターですが、発端は弟を守りたいという一心から
彼にしてみればウルヴァリンはわしが育てた!って自負があるのだろう。
ちなみにヴィクターは一貫してローガンのことをジミー(ジェームズの愛称)と呼びます。
それが本名だからね。
そんなヴィクターにとって弟ジェームズへの愛情の示し方は戦うことだけだったのだね
はた迷惑で危険極まりないけど、それも愛。今日より明日より愛が欲しい~♪
死闘の末の和解。憎々しい表情は消え、再び弟を守る”漢”の顔になっていた・・・
最後の強敵も協力してやっとこさ倒したあと、ローガンが一言
俺たちコレっきりにしよう
ヴィクターお兄ちゃんの心中は (´;ω;`) ←まさにこれだと思いますけど
そこは兄としての威厳がありますから 「俺たちの戦いに終わりはない (`・ω・´)キリッ」
とクサイ台詞言って去っていきます。いいキャラなんで続編にも出て欲しいなあー。
そうそう、卑怯な策士のストライカー大佐も根っからの悪党というよりは
家族思いの愛国者だったんだろうけど、色々あって歪んじゃったタイプだと思うんだ。
だから許せるってもんじゃないけど。
ローガンのこともただ利用しようと言うのではなくてある意味目をかけていたような気がする。
演じるダニー・ヒューストンって確か「ナイロビの蜂」でも似たような役でしたよね?
この映画でもそんな感じの役回りみたいだし。

そして実写映画では初登場の人気キャラ、ガンビット。
確か原作では逆立った短めの髪にランボーやスネークみたいなバンダナ(なのか?)
をしてた印象があったんですが、この作品の中では長髪です。
演じるのはこの方

カナダ出身の若手俳優テイラー・キッチュ。とてもカッコイイ御方ですね。
パッと見の印象は「ナルニア国物語」の第2章から出てきたカスピアン王子が
チンピラっぽくなった感じでしょうか。それとあの人にも似てる。
お笑い芸人の狩野英孝。
今のお笑いにはほとんど興味なくなったんだけど狩野さんは嫌いじゃないです。
根拠はないけどイイ人だと思う、狩野さんって
それはともかくこのテイラーさんは2012年公開の超大作「JOHN CARTER OF MARS」に
抜擢されたほどの期待のイケメンスターの一人なのです!
「JOHN CARTER OF MARS」の原作は火星のプリンセスといって、これが無ければ
「スター・ウォーズ」も「アバター」も生まれなかったというほどのSF冒険小説の超古典っす!
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