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パブリック・エネミーズ

パブリック・エネミーズ / PUBLIC ENEMIES

現在ハリウッドにおいて人気、評価ともに最高峰のスター、ジョニー・デップ主演
男の世界をコダワリある演出で描き続け、熱狂的なファンの多いマイケル・マン監督

という組み合わせながら、ネットのレビューをザッと斜め読みしてみると何だか評判はイマヒトツ?!
どんなもんかなーと思いつつ見ました。



2009年 アメリカ映画 ユニヴァーサル製作

監督・製作・脚本:マイケル・マン
製作:ケヴィン・ミッシャー
原作:ブライアン・バーロウ
撮影:ダンテ・スピノッティ
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:コリーン・アトウッド
編集:ポール・ルベル
    ジェフリー・フォード
音楽:エリオット・ゴールデンサル

出演:ジョニー・デップ クリスチャン・ベール マリオン・コティヤール ビリー・クラダップ
    デヴィッド・ウェンハム スティーブン・ドーフ スティーブン・ラング

普通におもしろかったです。ちょっとサッパリ風味でしたが
マン監督は世紀の超大作というよりは(ただマン監督によるSF大作というのも見てみたくはあります。)
ちょっとこじんまりした日常の中で展開するアクション・サスペンスを得意とする印象があるので
アッサリした感じもこの監督ならではかなと思いました。

ただ冒頭の脱走場面は、デリンジャーが強盗として頭角を現してどのくらいの時期なのかが
疑問でした。最初は時制を入れ替えてるのかなと思いましたが、そうでもないみたいだし。
デリンジャーの若い頃とか、どういう経緯で強盗になったのかというビギニングが描かれてたら
もっとわかりやすくなったと思うけど、それはマン監督のスタイルではないんでしょうね。
わからないことや疑問点はググレカスってなもんでしょうな。

僕はこの監督の大ファンではありませんが、「ヒート」「インサイダー」「アリ」「コラテラル」
「マイアミ・バイス」は見ました。それらを見て感じたのはいかにシンプルな描写でキャラクターを伝えるか
ということでした。人物描写が雑とか極端に説明不足だということではなく、必要以上のことは描かず
雰囲気や役者の演技力で、自然に観客に理解させるというのがマイケル・マン監督だと思うんです。
ただ「ヒート」「インサイダー」の演技合戦から比べると、今回のデップとベールはちょっと落ち着いてるな
という印象はありました。もちろん前出の作品の出演陣と比べて、この二人が劣ってるわけではありません。

実は僕、「レオン」より「コラテラル」の方が好きです。
「レオン」も好きな作品ではありますが殺し屋だけど根は純粋とか美少女との純愛とか・・・ファンタジー過ぎませんか?
過ぎませんよね、そうですよね、すいません。
「コラテラル」のトム・クルーズ演じるヴィンセントはとことん冷酷な殺し屋で、ちょっといい人かなー
っと思わせつつやっぱり冷酷な人だったように思いますが、最後に地下鉄で撃たれてさ
(わざと撃たれたように思えるんですが)。今まで一杯殺してきたんだし当然の報いなんだろうけど
変に悪あがきもせず、孤独に潔く死んでいく。そのあたりにアウトローの美学を感じたなあ。
「ヒート」のロバート・デ・ニーロも今回のジョニー・デップも潔さと言う点で共通している。
最後の映画館でのクライマックスは間違いなく、二挺拳銃を撃ちつくして全身に銃弾を浴びて~っていう
壮絶な修羅場になるだろうと思っていたから正直物足りなさを感じた。
が、史実を変に脚色するわけにはいかない。
ジョン・デリンジャー wiki 正直ジョニー・デップとは全然似てないと思いますが、男前ですね。
ラスト近くで自ら敵の陣地に赴き、捕まったり殺された仲間の写真を眺めるデリンジャー。
皆逝っちまったんだなあ...加えて「男の世界」の中の台詞が決め手になったんだと思う。
「無駄に引き伸ばした人生に意味は無い」
多分、裏切りにも気づいてたんじゃないかな、少なくとも映画の中の彼には。
"すまない、ビリー。だがそろそろ潮時なんだよ" そんな心境だったんだと思う。

そういえばナタリー・ポートマンは「レオン」と「ヒート」両方に出てるんだな。結構凄い。
「コラテラル」ではチョイ役、端役でジェイソン・ステイサムやハヴィエル・バルデムを使ったり
豪華キャストを使うのもこの監督の特徴。やっぱり監督の世界観に惹かれて小さな役でも
引き受けたりするんでしょうか。あとは人柄とか人望もあるのかも。
今回も冒頭で射殺される「G.I.ジョー」のチャニング・テイタムとか、女性検事役(捜査官役だったっけ?)で
登場する個性派女優リリ・テイラー、最後辺りでいきなり登場するリリー・ソビエスキーなど
「17歳の肖像」のキャリー・マリガンも出てたのはここ見て初めて知りました。見てる間は全く気付きませんでしたけど。

あとマイケル・マンを語る上で外せないのがガンアクション!
銃撃戦の描写と言えば東のジョン・ウー、西のマイケル・マンと言われるほど(ソース不明)ですが
ターンや宙返りしながら撃つといった劇画のようなジョン・ウー監督の演出とは違い
マン監督はあくまでリアル。銃の台尻をがっちり肩に当てて、しっかり足を地面に付け
車や木陰に身を隠しつつ、撃つ。一見地味かもしれませんが、これが画面ではビシッと決まるんですねえ。
また役者の方々もきちんと訓練受けて演技しているというのがド素人の僕にもわかるくらいなんです。
ここでも書かれていますが、とにかくディティールは追求するんですよね
box office mojoを見ると製作費一億ドルもかかってて、本当に超大作って感じはしないんだけど
当時の風俗や街並みを惜しみなく再現しようとするとこれ以上かかるのかもしれんなあ。
興行成績は9000万ドル超。大ヒットと言うわけではないけど、ここまでいくのは現在のジョニーならでは。
他の俳優じゃもっと低いだろうなあ...

僕はジョン・ウー監督への興味や期待は今や全く無いですが
マイケル・マン監督はこれからも頑張っていただきたいです。興行的にヒット連発ではないので
次回作とかなかなか決まりづらいかもしれませんが.....そういえばスタイリッシュな映像、
ディティールへの拘り、男の戦いという題材を好む・・・・・リドリー・スコットと似てませんか?

吹き替えについて
ジョニー・デップをほとんど吹き替えてる平田広明さんが今回も担当してますが
個人的には東地宏樹・森川智之両名が出てるのが嬉しかった。
東地さんはクリスチャン・ベール役です。TV版「バットマンビギンズ」、「プレステージ」、今回の「パブリック・エネミーズ」
と三度ベールを演じてます
このお方は、ウィル・スミスを吹き替えることが多いです。あとは「プリズン・ブレイク」のマイケルとか
「アバター」の主人公とか「レッドクリフ」諸葛亮孔明とかが有名ですかねー。アニメ方面は詳しくないですが
洋画の吹き替えでは今一番、出演の多い人では。またいい声してんすよ、この人が。

森川智之さんはビリー・クラダップ役。この人もトム・クルーズ(トムの吹き替えをしていた鈴置洋孝さんが06年に
逝去されたのでそれを引き継いだ)、キアヌ・リーヴス、ブラッド・ピット、ブレンダン・フレイザー、
ポール・ウォーカー、ヒース・レジャーetc...と二枚目俳優をたくさん吹き替えてます。
ところで森川さんがユアン・マクレガーを吹き替えなくなったのは
大人の事情かなんかですか?平田広明さんのユアンが駄目だというわけではないんです。
森川さんのユアンが好きなんです。でも平田さんと森川さんって同じ役者をあてること多いなあ。
ユアンの他にもジュード・ロウとかホアキン・フェニックスとかジョシュ・ハートネットとか。

それにしても何故か声優は”さん”付けで書いてしまう、我ながら不思議。
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評判

こんばんは。

非常にすばらしいレビューですね~。
素直に負けたと思いました。

>わからないことや疑問点はググレカス

>必要以上のことは描かず雰囲気や役者の演技力で、
>自然に観客に理解させる

この辺がいいです。
銃撃戦のリアリティもたまりませんね。
ジョン・ウーのスタイルは、今ではちょっと恥ずかしいですが、
現実の命のやり取りに、古いも新しいもないですからね(笑)。

『コラテラル』のラストがわざと撃たれた、というのも面白いな。
自分でも、この解釈を検証してみようかな~。

『インセプション』は劇場で見る気はありませんか?
バーンズさんのレビューが読んでみたいかも。

こんばんは~

コラテラルは劇場で観たからなのか、凄く良かった記憶があります。
納得できる殺しのプロ、ジェイミーに甘いのが・・・
レオンは、リュック・ベッソン風味が強いですよね。
ニキータなんかも愛に溺れてたし。
ヒートはアルパチとデ・ニーロに痺れました!
で、この映画は凄みが不足かなと。。。(;´▽`A゛

ケンさんへ

こんにちは。褒めていただいて、ありがとうございます!
でも、まだまだケンさんの足元には及びませんよ。

もし、これが架空の犯罪者の話なら細かい説明も必要になるかと思いますが何せ実在の人ですしね。
最近の映画は説明しすぎだ!って人も多いけど、そういう方々にはマン監督の手法、受け入れやすいのでは。

ジョン・ウーは本当に大好きな監督だったはずなんですが・・・・・・。

実は僕、クリストファー・ノーラン監督が苦手なんですが「インセプション」は見たいです。
ちょっと個人的な都合で見れるのは今の時期、一本くらいなんですが(で、一番見たいのが「ヒックとドラゴン」)
ブログを続ける中で必ずレビューは書くと思います>「インセプション」 うまく書けるか自信無いですが
そういえば「ダークナイト」は「ヒート」の影響が濃いらしいですね。

hiroさんへ

こんにちは、コメントありがとうございました!

「コラテラル」のトムは何回かジェイミーに出し抜かれたけど(書類捨てられたりとか)最後まで殺さなかったよね。
まあ、一晩のうちに全部片付けて去らなきゃならないってことだったから移動手段が無いと困るという
こともあったんでしょうけど。

デップもベールも申し分ない実力派なのに「ヒート」に比べると物足りなく見えるのはそれだけあの映画の完成度が
高かったってことでしょうかね。パチーノもデ・ニーロも監督の演出も完璧に収まって、足りない部分も余分な部分も無い。
でも初めて見たときは12歳くらいの小僧だったから(今でもそうですが)
その時はよくわからない映画でもありました>「ヒート」

こんにちは!

バーンズさんは、監督の事から銃の撃ち方、
声優の事まで 幅広く詳しいですね~!

バーンズさんが挙げているマイケル・マン監督作品は
「アリ」以外は全部観てました。
自分では気が付かなかったけどマイケル・マンの男の世界が好きかも。
バーンズさんの書いている通り、どの作品も
シンプルな描写になっていて、冗舌ではないですね。

その中でも「コラテラル」は一番好きです。
アウトローの美学もあったし、男同士の心の触れ合いも良かった。
私も彼はわざと撃たれたと思いましたよ。
この作品ではドラマを感じて心を揺さぶられたけど、
「パブリック・・・」には、それがなかったんですよね~(^^;

こんにちわ♪

ども~、バーンズさん!

ここまで掘り下げたバーンズさんの感想、マン監督も納得してるんじゃないでしょうか~☆

マイケル・マン監督の作品はみんな骨太なので華やかさはないものの、
“男の美学”はしっかりと表現されてると思います。
『ラスト・オブ・モヒカン』などもそんな感じかな。

巷の評価はそれほど高くない作品になりましたが、
ジョニーにピッタリな内容だったと思います。

YANさんへ

こんにちは~

僕は元々、TV放映から映画が好きになったので、この役者の吹き替えをするのはこの人、ていうのは割と意識してます。
エディ・マーフィ=山寺宏一さんとか。
今はDVDを買ったら原語・吹き替え、両方見るようにしてます。
でもジャッキー・チェンだけは吹き替えで見ちゃいますね。

個人的にマン監督の作品で一番駄目だったのが「アリ」です。で、「マイアミ・バイス」もイマイチだったんで
「PE」で持ち直したかなって感じです。

「コラテラル」は魅力のある小品ですね。バイオレンスアクションだけど映像も清潔感があるし。

猫人さんへ

はい、こんにちは♪コメントありがとうございます!

そういえば、「ラスト・オブ・モヒカン」は見てませんでした!
マン監督と言えば「インサイダー」もいいです。この作品でのラッセル・クロウはアウトローでも何でもない
普通のオジサンだけど、会社の不正を告発する姿はやっぱり男!

そろそろジョニー・デップとラッセル・クロウの共演というのも見てみたいんですが
いつか実現するんでしょうか。

おろろ?

評判イマイチです?
私はちょっと批判的な自分がむしろ圧倒的に少数派だと思ってました。^^;
もっとも、ジョニーのあまりの格好良さにはもう男でありながらまいりました
けどね~。あの目を見せられたら世の女性はほっとかないですよね。(笑)

KLYさんへ

こんばんは。

ルックスが一番カッコイイと思ったのは「スリーピーホロウ」かなあ
奇天烈キャラからハードボイルドまで、ジョニーの演技力の幅広さは凄いですね。

でも僕が好きなのはラッセル♪ (キメェーw)
プロフィール

バーンズ

Author:バーンズ
2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

詳しくはこちら

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