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アベンジャーズ エンドゲーム

アベンジャーズ エンドゲーム

2019年 アメリカ映画 マーベル・スタジオ製作

原題 [ AVENGERS ENDGAME ]

監督:アンソニー・ルッソ  ジョー・ルッソ
製作:ケヴィン・ファイギ
脚本:クリストファー・マルクス  スティーヴン・マクフィーリー
撮影:トレント・オパロック
視覚効果監修:ダン・デレウー
プロダクションデザイン:チャールズ・ウッド
衣装:ジュディアナ・マコフスキー
編集:ジェフリー・フォード  マシュー・シュミット
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演:ロバート・ダウニー・Jr  クリス・エヴァンス  クリス・ヘムズワース  スカーレット・ヨハンソン
     マーク・ラファロ  ジェレミー・レナー  ブリー・ラーソン  ポール・ラッド
     カレン・ギラン  ドン・チードル  グウィネス・パルトロウ  ジョシュ・ブローリン



遅い感想ですが、見たのは公開二日目、吹き替えです
所々ぼやけつつのレビュー(見た後、書かずにほっとく癖、最近ひどくなってるなあ)

いや~、実はね、ネタバレ食らってしまったのです、しかも一番大事なところ

ただ、それ以外でも驚きがたくさんあった三時間でしたね

まずサノスが早々に死亡したことです
目的を遂げてた戦意を失ったとはいえ、ああも簡単に首がはねられて
(モーションキャプチャーのCGキャラとはいえ腕&首切断はエグイな)

「勝った!エンドゲーム完!」

まだまだ上映時間あるのに、どうするんだろうとw

そのあとはSF好きには堪らなくわくわくする展開が待っていましたがね

それにしても出陣前の

「今度は勝てるわよ あたしがいるから」(みたいな台詞、要約です)

キャロルさん、かっこよすぎやしませんか?w
ショートヘアは悪くないけど
個人的にはロングのほうが好き

ハルクは完全にお笑いポジションになりましたね
スコットにタコスを作ってあげる優しさにほっこり
あのデカイ手で作ってるとおもうとまた笑える

今回、一番、賛否両論ありそうなのはソーの扱いですかねえ
あの太り具合はギャグの意味もあったとは思いますが
それ以上に、壊れた精神、鬱状態っていうのが痛々しかったですね
過去から集めた石でもう一回指パッチン(この呼び方が完全に定着しててわろた)するとき
「俺にやらせろ」って喚くのが見てられない
人間より体が丈夫だから耐えられるっていうのと
自分はどうなってもいいから
あの時サノスを討ち損じてこうなった責任を取りたいって叫びがつらかった

最後はカラっとしたソーに戻ってよかった
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの新メンバーになる気満々なのは予想外でしたがw
スターロードは明らかに迷惑顔でしたが結構似た二人ですね
顔立ちもなんとなく近い系統だし、髭だし、太目だし、父親は神だし
中の人どっちもクリスだし

あと改めて思ったのは、ソーはスポーツ刈りよりライオンヘアーのがやっぱり似合ってるってこと

一方キャプテン・アメリカはムジョルニア持つわアッセンブル言うわで、大活躍だった
IWではソー爆上げした分、キャップが割を食ってた感はありましたが
最後はペギーと夫婦になったんだな、と思ってましたが
良く考えたら、ダンスをしただけで結婚相手は別の可能性もありでしたな

今回、扱いが不満なのは個人的にはホークアイ、悪いわけではないが期待が大きすぎました
真田広之とのタイマン以外にも、もう少し見せ場が欲しかった
せっかく刀に変えたのだからね、ジェレミーの刀捌きになんて絶対かっこいいに決まってるもん
未公開シーンがたくさんあるのかもしれないから特典に期待

でもMCUというかアベンジャーズはアイアンマンに始まり、アイアンマンに終わったな
と思いましたね、いや、終わってないけどね、一区切りとして

だってね~、誰が想像しました?トニーが死ぬなんて

僕は犠牲になるなら絶対スティーヴだろうと思ってましたからね

確かに、トニーの死はショックで悲しい
「アイアンマン」を一作目から見返したら
こんなに明るいのにって一抹の虚しさを感じるでしょうけど

「ローガン」のようなどうしようもない寂しさはないですね

次世代のミュータントたち以外には、誰にも知られず散っていったローガンとは違い

トニーには妻、娘、仲間が見届けてくれたから

トニーは本当に幸せ者だと思います

しかしウルヴァリンにしろアイアンマンにしろ
ドル箱キャラの最期をよくぞ、やり切ったものですよね

まだまだ稼げるぜと続けて凋落する、それはわかっていてもやってしまうシリーズが多いのに

作り手のポリシーを感じます

でも、いざという時の抜け穴もちゃんと用意していましたねw

そう、マルチヴァース、パラレルワールドです

これなら死んでしまったキャラも別世界で無事なら出てきても理屈は通るw
ロキがスペースストーンで逃げたのはそういうことでしょ?

好きなキャラがまた見れるのは嬉しいけど
今まで見てきた愛着のあるキャラではないという…難しいところですね


この映画のタイムトラヴェルは過去を変えたら未来が変わるのではなく

行動次第で世界が延々と分岐していくというスタイル

ドラゴンボールがそうだった・・・・・・っていうか

ドラゴンボールのタイムトラヴェル編とか全く覚えてねぇー…

人造人間とか出てきた辺り?そのあたりは子供心にも何となく苦手だったの思い出しました
ちょっとダークで陰惨としてた記憶があります

それはそうとて、今までのタイムトラヴェル映画って見事に
”過去を変えて未来を変える”ばかりだったんだな
他には過去にもどること自体が歴史の一部だったっていうのもありましたな
「タイムライン」とか

スコットやローディが「バックトゥザフューチャーは嘘かよ」って驚いてましたし
僕も「過去のネビュラが死んで現在のネビュラがなんで生きてるの?」って一瞬戸惑って
あ、これパラレルなんだと実感しました

思いつくままにタイムトラヴェル映画を列挙する場面

「オフロでGO!」は入ってたけど「ルーパー」はなかったような気がする
そして何といっても「タイムコップ」!
昔はヴァンダマーだった人、今もヴァンダマーを続けてる人
とにかく一瞬でもヴァンダマーであった人にとっては、これだけでありがとうと言いたくなる演出でした!

あ、ヴァンダマーとはジャン=クロード・ヴァンダムのファンのことです

「タイムコップ」はあ、ヴァンダム主演作も悪く無いじゃんって思える程度には良作!
って、褒めてんのか貶してんのかわからないけどw
あと、タイムトラヴェルなら同じ監督の「サウンド・オブ・サンダー」も愛すべきB級映画!

当然ターミネーターにも触れてましたが、MCU内でターミネーターという映画が存在するのに
ウルトロンを作ったのか、トニーは
トニーがターミネーター見てないわけがないだろうし

えーっと、今回は集大成ということもあり、ファンのための作品という側面も大きかったのですが
それが一番出てたのが仲間を集めて作戦会議といざ作戦実行のパートですよね
派手なアクションもなかったし(キャップVSキャップは燃えたけど)
それと過去作見てないと完全にチンプンカンプンでしょうね
せめて2012のアベンジャーズとダークワールドは必須
特にダークワールドは見てないと、なぜあんなにソーが感極まってるのか?
感情移入度は段違いでしょう

まあ、このタメが最後の大バトルにつながるんだけど

あの”出れる人は全員出しました”感はやっぱり凄い
その分、一人一人の見せ場が薄くはなるけど、あの場で一緒に戦うっていうのが大事ですよね

女性軍団は僕は違和感なかったですね、むしろゴージャスだなあとすら思いましたが

”5年後の世界”でも、まだまだやらなきゃいけないことはあるということで
ホログラフィのネビュラ、オコエ、キャロル、ローディが現状報告してました
ナターシャはまとめ役

つまり現役で頑張っているのはサイボーグ女性、黒人女性、黒人男性、全宇宙最強の白人女性
司令塔が生身だけど滅茶苦茶強い白人女性

一方、白人男性はみんな一線を退いていました
こっちのほうがよっぽど意図的に感じました、気に入らないとかそういう意味ではなくて

トニーは家庭人、スティーヴはカウンセラー

二人の役割も大変立派だけど
”戦う力があるのになぜ何もしない?!臆病者め!”
なんて思う人もいるかもしれませんね・・・・・・・・いや、いないか、そんな人は

ブルースは暴走の苦悩を乗り越えたけど
世のために何をしているのかというといまいちわからなかったし、研究かな

ソーにいたっては引きこもりのゲーマー

クリントは私刑殺人を繰り返すヴィラン一歩手前の闇堕ち

ソーは失ったものを考えれば責められませんし
クリントも救いがあるとすれば、悪人相手に暴れていたこと
制裁をすべき連中かどうか、その見極める力は残っていたと思いたい
私刑を肯定するつもりはないですが、クリントの行いで助けられた人たちもいるはず
真田さん率いるヤクザがどれだけの悪行をしていたのかはわかりませんが

しかし、これだけのシリーズになると役者さんにとってもまるで自分の一部であるか、
のようでしょうし、観客にとってもただの映画の登場人物じゃない
まるで実在しているかのような親しみを覚えてしまいます
少なくとも僕はそうですね

ちょっとオーヴァーに言い過ぎかもしれません、たがが映画に
でも、されど映画

映画史の中で、映画ファンならば格別な思い入れのあるシリーズの大作が一つはあるはずだ
私はインディーズ系の小品しか見ませんというポリシーの人は別として

人によって、それはスター・ウォーズだったり、ハリー・ポッターだったり
ロード・オブ・ザ・リングだったりするだろう

他にはインディ・ジョーンズとか007とか…挙げだしたらきりがないなw

僕の場合、それはアベンジャーズだと言いたい

マーベル・スタジオ、ありがとう


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2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

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