RISING STEEL

めっきり更新しなくなってすいません

しかし、まだまだ細々と続けていきたい思いです

このブログで段々と増えてきたスコット・アドキンス主演作の感想

何せ来年（中国ではこの冬）公開される「イップマン４」ではドニー・イェンが戦う相手がスコット

ついに来たか！って感じですよね

東洋のドニーと西洋のスコット

現時点において格闘アクションスター究極の対決ではないでしょうか、これは

そんなスコットの主演作「２バッドガイズ」

正直彼の映画では僕の中でワーストでした

内容は元兵士（またこの設定…）のイギリス人フレンチが長年の夢だった道場を経営するも
上手くいかず資金を得るために生徒（マイケル・パレ！）のツテで借金取りの仕事を紹介してもらい、
そこからは相棒と一緒に一癖ある借した相手をぼこっていく、というもの

アクションシーンはアクロバットな武術的なものではなくリアルな喧嘩スタイル
監督がスタントマン出身なのでガチな迫力はありますけど、ずっとそれが続くので
見てて面白さ、痛快さより痛さが目立ってきます

またジョークがことごとく外している
名前がフレンチなので「お前フランス人なのか？」「いや俺はイギリス人だ」とか
元相棒がＢ級ニンジャアクション映画のポスター見せて
「この主役俺なんだぜ、目を見てくれ、俺だろ？」とか

タランティーノの真似のつもりか知らないけど、さっぱり笑えない

時々、挿入される牛の白黒映像は哲学めいた、アート的な雰囲気を出したかったのか

”ただのＢ級アクション映画じゃないぜ”という監督のドヤ顔を想像してしまいますが

どうみてもただのＢ級アクション映画です、本当にありがとうございました

スコット、この監督とはもうすでに5本もの作品を撮っていますが、まだまだコラボするんでしょうか
だとしたら、彼には正直、本気かと聞きたくなります
それよりは「ストリートファイターズ」「ゲットバック」の監督と
三本目のアクション映画を作ったほうがいいと思うんだけど

そして、この「２バッドガイズ」は続編を製作中ですでにポスプロ真っ最中だとか

ファッ！？

だって主人公も相棒もハチの巣にされて死んだじゃん？！

過去の話にするのか、実は二人ともそれぞれ双子がいたとか
タイムストーンを使ってパラレルワールドを作ったとか…

どんなこじつけであっても、そういう映画だからと思えば
何となくそう思えてくるのはB級アクション映画ならではの魔法である

とはいえ、こんな作品にばっかり出てたら消えるぞ！と
今後のアドキンスに一抹の不安を僕は覚えてしまった