ダンケルク
ダンケルク / DUNKIRK
2017年 イギリス・アメリカ・オランダ・フランス合作映画 ワーナー製作
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス クリストファー・ノーラン
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
プロダクションデザイン:ネイサン・クロウリー
衣装デザイン:ジェフリー・カーランド
編集:リー・スミス
音楽:ハンス・ジマー
出演:フィオン・ホワイトヘッド ハリー・スタイルズ ケネス・ブラナー キリアン・マーフィ
マーク・ライランス トム・ハーディ
あのクリストファー・ノーラン作品を!
初めて劇場で鑑賞しました!!
これって結構記念すべきこと
この監督の作風にはいろいろ思うことあるけど一度で映画館で見ないと思ってましたからね
「インセプション」のときも「インターステラー」のときも
結局、両方レンタルで見ましたが
で、「ダンケルク」を見た感想を正直に言いますと
傑作なんだろうけど面白くない映画
です
いや、面白くないってことはないか
とりあえず書きたいことを書いてきます
この映画、三つの別々の場所で展開するストーリーが一つになっていくというスタイルで
陸の一週間、海の一日、空の一時間と時間軸もバラバラで、結末に向けて一つに収束していく
時系列はこれであってる?
陸編 □□□□□□□
海編 □
空編 |
まあテロップがなければ普通に同時刻で起きている話だと思っただろうな
ですが、この構成のメリットがいまいちわからない
全く別の話でも、ここがつながっていて、段々全容が見えていくカタルシスってことなんでしょうけど
繋ぎの役割がキリアン・マーフィ
海編で民間船に助けられたキリアン
いったん駆逐艦に乗ったものの撃沈されて海に投げ出されて陸編の主人公を
救助ボートも満員だからと拒否するのもキリアン
(最初、暗い夜の場面だからよく見えなかったけど後で確認したらやはり彼だった)
その後、救助ボートも転覆して一人取り残される
海編は1日だから、陸編では6日経ってる
陸編主役(クレジットではトミーとなってるけどそういえば名前呼ばれなかったなあ)は
6日間、防波堤で待ってたことになるけど、劇中ではそんなに経ってるようには思えなかった
せいぜい2~3日って感じ、まあ1に拘ってるようだから一週間にしたのかな
空編はドッグファイトとパイロットのバストアップばっかりなんで、他とのつながりが希薄
1時間だしね
そして、この作品、なんといっても音響がでかい、というか、うるさい
今まで、映画館で見た中では間違いなく、一番うるさかった、うるさすぎる
これがなかなかに不快でしてね
爆撃や銃撃のたびに驚いたし、ちょっと耳も痛くなった
これは自分の短所を指摘されて心苦しいという意味ではなく
そのものの意味である、身体的にね、それがひっきりなしに続く
現実の戦場なら銃弾が飛び交う、これがリアルだ!
ノーランは体験させてくれてるんだよ!ノーラン万歳!!
確かにそうかもしれない、そりゃでかい音が鳴ったらびくっともするさ
俺もでかい音が苦手でなあ、ホラー映画を見るときは音量を小さめにして見るんだ(謎の自慢)
ノーランはCG嫌いで有名である
だから実写に拘る、それゆえなのか映像は落ちついている、というか地味だ、少なくとも僕はそう思う
CGゴテゴテの画面を嫌う人は多いからね、そこんところも映画通に受けがいいノーラン
でも音響は轟音、殺風景な映像と何ともアンバランスである
もしや、これって吊り橋効果ってやつ?絶え間なく続く銃撃音にさらされ
スリルだと脳が錯覚する
でも、これって演出か?演出って言えるのか?って、まあ、言えるんでしょうねえ
確かに音も重要な要素だからね
とはいえ何事にも限度がある
そういえばインターステラーも音がでかかったらしいね
それと音楽
ほぼメロディーはゼロ、一定のリズムで不協和音がずっと鳴ってて効果音的な使い方
(無音の場面どれだけあったかなあ…)
最後、状況が好転して音楽もそれらしい明朗なメロディになりますが、あまり印象に残らない
何度も書いてるとおりハンス・ジマーの信者と言っていい僕ですが
「ダンケルク」のサントラはいらない、中古ならともかく新譜の値段で欲しいとは思わない
それとねえ
アイマックスで見ることをお勧め
アイマックスじゃないと魅力半減
アイマックスでないと無意味
っていうけど
近所にアイマックスなんてねえよ!バカ!
北海道にアイマックスあるの札幌だけ
この映画見るために札幌や本州まで行けってのか、やってられっかてのw
それに作品のクオリティが確かなら、普通の劇場や、なんなら自宅でも変わらず楽しめるはずでしょ
アイマックス前提の映画作りってのもどうなの?
ここまでは技術や演出についてですが、話そのものは良かったと思います
役者はトム・ハーディがヒロイックなキャラクターで目立っててかっこよかったですが
自分はキリアン・マーフィが良かったな
情緒不安定で憎まれ役でサスペンスを盛り上げつつも、根は悪人ではない
難しい役どころだったと思います
若手組はフランス兵の人が良かったですね
台詞はほとんどなかったのですが(そもそもみんな台詞が少ないけど)
常に警戒しつつも憔悴してるって感じが出てました
未公開のイギリス映画で結構見かけてた人だけど、これほどの大作に抜擢されてたんですね
主役っぽい彼は失礼だが一発屋になりそうな雰囲気が、そこはかとなく......
さて、イギリスにはダンケルクスピリットという言葉もあるそうで
この戦争の中でイギリス人がどう行動したか、ひいてはイギリス人とは何たるかという精神性まで
関係してくる、そんな出来事なのでしょう
どうひっくり返っても僕はイギリス人ではないので推測ですが
最後のチャーチル首相の演説の引用は
イギリス万歳なのか、プロパガンダへの皮肉なのか
僕は案外、前者かなって思います
ノーランってクールでドライな作風に見えて、実は人間の力、というか性善説というか
そういうのを無邪気に信じてるような気がする
無邪気という言い方もしていいものかどうなのか
だけど「インターステラー」なんて
他の監督なら人間の科学への過信が地球を壊したってやりそうなものなのに
直接的な原因は描きたくなかったらしくぼかしてましたし
ラストも愛と科学力を駆使して人類は立ち直り、宇宙に進出する、で地球は見捨てる
全くもって人間万歳、文明万歳、科学万歳な作品であった
「アバター」は人間も科学文明も完全に負けさせましたし、主人公も人類に背を向けました
まあ「アバター」も極端で好きじゃないんだけど
「アバター」は置いとくとして
「インターステラー」に続き
この作品も”俺たちイギリス人ってすげーことやったんだよな”っていうのが
本音のような気しますし
それは決して悪いことじゃない
そうだとしても、もう少しフランス側の描写をしてもいいのでは?
脳挫傷で死んだ青年は記事で英雄になって
溺死したフランス兵はそれっきり
この扱いの違いが何かもやっとする
あの青年への計らいは親子との交流の深さからくるものだったし、実際いい青年だったのだろう
いっぽうフランス兵は結局本名もわからないままだったから、描きようがないかもしれないけど
何か、もう少しでも、やりようがあったのではというか、監督にはそういう姿勢を見せてほしかったね
逃げきれませんでした、終わり、じゃなくてさ
調べると、ダンケルクにおいてイギリス軍の撤退を殿として援護したのはフランス軍だそうですし
(そのフランス軍も捕えられたり、降伏したとか)
フランスの土地なんだから、フランス人が守るのは当然としても
逃げたい気持ちも山々だったはず、撤退は恥じゃないっていうのもこの作品のテーマなんだし
ドイツ軍に関しても
この作品ではドイツ兵の姿は見せず台詞も極力言及せず(字幕では一言”敵”とだけ)
現在のドイツ人に配慮したとも言えるが、連合国がどこと戦ったのかは明らかなのだし意味はあったのか?
かといって、”ドイツ人もまた同じ苦しみを味わったのだ....”と訴えるわけでもない
まるでイギリス兵は何かの自然災害に見舞われたのか、というぼんやりした感覚が残る
最後に海軍の偉い人が「フランス軍がまだ残っている、私も残る」と言って
ちょっと感動したけど、これ、よくよく考えたら
同盟国を見捨てないイギリス人カッケーであってフランスへのフォローになってないよな
あくまで、フランス人がどうしていたかを知りたかったし、見せてほしかった
フランス側から見たらダンケルクは
フランス人がフランス映画として作るべきものなのでしょうけどね
ちなみにこの作品は僕は見ていない
監督はベタだけどリュック・ベッソン?でもベッソンはないか
最近スペースオペラの新作が絶望的にコケたらしいし
でも他にフランス人の監督知らないしなあ
フランス系カナダ人でノーランと作風がちょっと似てるドゥニ・ヴィルヌーヴ辺りで、どう?
何にせよ、いまからそれ作ったら二番煎じって言われるのは目に見えてる
結局、この映画は
まずはクリストファー・ノーランのファンに向けたもの
ノーランのこだわりがぎっしり詰まっているので、堪能するがよろし
あとは軍事に関することが好きな人にはたまらないだろう
実物の戦闘機を飛ばしたとか、当時の様子の再現とかはやっぱりすごいんだろう
僕はよくわからないけどね
そしてイギリス人クリストファー・ノーランによるイギリスのための
イギリス映画(アメリカやその他の国との合作だけど、れっきとしたイギリス映画)
イギリス人をイギリス人たらしめているものとは何なのかを描いた
そんな作品のように思いました
ただ、これでアカデミー賞はないだろ、ありえない
いや、獲るかもしれないよ、作品賞、監督賞、タイタニックみたいに総なめするかも
でも、そうなったらここ数年で一番炎上すると思うなあ....
僕はないと予想します、あっても技術関連にとどまると思います
2017年 イギリス・アメリカ・オランダ・フランス合作映画 ワーナー製作
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス クリストファー・ノーラン
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
プロダクションデザイン:ネイサン・クロウリー
衣装デザイン:ジェフリー・カーランド
編集:リー・スミス
音楽:ハンス・ジマー
出演:フィオン・ホワイトヘッド ハリー・スタイルズ ケネス・ブラナー キリアン・マーフィ
マーク・ライランス トム・ハーディ
あのクリストファー・ノーラン作品を!
初めて劇場で鑑賞しました!!
これって結構記念すべきこと
この監督の作風にはいろいろ思うことあるけど一度で映画館で見ないと思ってましたからね
「インセプション」のときも「インターステラー」のときも
結局、両方レンタルで見ましたが
で、「ダンケルク」を見た感想を正直に言いますと
傑作なんだろうけど面白くない映画
です
いや、面白くないってことはないか
とりあえず書きたいことを書いてきます
この映画、三つの別々の場所で展開するストーリーが一つになっていくというスタイルで
陸の一週間、海の一日、空の一時間と時間軸もバラバラで、結末に向けて一つに収束していく
時系列はこれであってる?
陸編 □□□□□□□
海編 □
空編 |
まあテロップがなければ普通に同時刻で起きている話だと思っただろうな
ですが、この構成のメリットがいまいちわからない
全く別の話でも、ここがつながっていて、段々全容が見えていくカタルシスってことなんでしょうけど
繋ぎの役割がキリアン・マーフィ
海編で民間船に助けられたキリアン
いったん駆逐艦に乗ったものの撃沈されて海に投げ出されて陸編の主人公を
救助ボートも満員だからと拒否するのもキリアン
(最初、暗い夜の場面だからよく見えなかったけど後で確認したらやはり彼だった)
その後、救助ボートも転覆して一人取り残される
海編は1日だから、陸編では6日経ってる
陸編主役(クレジットではトミーとなってるけどそういえば名前呼ばれなかったなあ)は
6日間、防波堤で待ってたことになるけど、劇中ではそんなに経ってるようには思えなかった
せいぜい2~3日って感じ、まあ1に拘ってるようだから一週間にしたのかな
空編はドッグファイトとパイロットのバストアップばっかりなんで、他とのつながりが希薄
1時間だしね
そして、この作品、なんといっても音響がでかい、というか、うるさい
今まで、映画館で見た中では間違いなく、一番うるさかった、うるさすぎる
これがなかなかに不快でしてね
爆撃や銃撃のたびに驚いたし、ちょっと耳も痛くなった
これは自分の短所を指摘されて心苦しいという意味ではなく
そのものの意味である、身体的にね、それがひっきりなしに続く
現実の戦場なら銃弾が飛び交う、これがリアルだ!
ノーランは体験させてくれてるんだよ!ノーラン万歳!!
確かにそうかもしれない、そりゃでかい音が鳴ったらびくっともするさ
俺もでかい音が苦手でなあ、ホラー映画を見るときは音量を小さめにして見るんだ(謎の自慢)
ノーランはCG嫌いで有名である
だから実写に拘る、それゆえなのか映像は落ちついている、というか地味だ、少なくとも僕はそう思う
CGゴテゴテの画面を嫌う人は多いからね、そこんところも映画通に受けがいいノーラン
でも音響は轟音、殺風景な映像と何ともアンバランスである
もしや、これって吊り橋効果ってやつ?絶え間なく続く銃撃音にさらされ
スリルだと脳が錯覚する
でも、これって演出か?演出って言えるのか?って、まあ、言えるんでしょうねえ
確かに音も重要な要素だからね
とはいえ何事にも限度がある
そういえばインターステラーも音がでかかったらしいね
それと音楽
ほぼメロディーはゼロ、一定のリズムで不協和音がずっと鳴ってて効果音的な使い方
(無音の場面どれだけあったかなあ…)
最後、状況が好転して音楽もそれらしい明朗なメロディになりますが、あまり印象に残らない
何度も書いてるとおりハンス・ジマーの信者と言っていい僕ですが
「ダンケルク」のサントラはいらない、中古ならともかく新譜の値段で欲しいとは思わない
それとねえ
アイマックスで見ることをお勧め
アイマックスじゃないと魅力半減
アイマックスでないと無意味
っていうけど
近所にアイマックスなんてねえよ!バカ!
北海道にアイマックスあるの札幌だけ
この映画見るために札幌や本州まで行けってのか、やってられっかてのw
それに作品のクオリティが確かなら、普通の劇場や、なんなら自宅でも変わらず楽しめるはずでしょ
アイマックス前提の映画作りってのもどうなの?
ここまでは技術や演出についてですが、話そのものは良かったと思います
役者はトム・ハーディがヒロイックなキャラクターで目立っててかっこよかったですが
自分はキリアン・マーフィが良かったな
情緒不安定で憎まれ役でサスペンスを盛り上げつつも、根は悪人ではない
難しい役どころだったと思います
若手組はフランス兵の人が良かったですね
台詞はほとんどなかったのですが(そもそもみんな台詞が少ないけど)
常に警戒しつつも憔悴してるって感じが出てました
未公開のイギリス映画で結構見かけてた人だけど、これほどの大作に抜擢されてたんですね
主役っぽい彼は失礼だが一発屋になりそうな雰囲気が、そこはかとなく......
さて、イギリスにはダンケルクスピリットという言葉もあるそうで
この戦争の中でイギリス人がどう行動したか、ひいてはイギリス人とは何たるかという精神性まで
関係してくる、そんな出来事なのでしょう
どうひっくり返っても僕はイギリス人ではないので推測ですが
最後のチャーチル首相の演説の引用は
イギリス万歳なのか、プロパガンダへの皮肉なのか
僕は案外、前者かなって思います
ノーランってクールでドライな作風に見えて、実は人間の力、というか性善説というか
そういうのを無邪気に信じてるような気がする
無邪気という言い方もしていいものかどうなのか
だけど「インターステラー」なんて
他の監督なら人間の科学への過信が地球を壊したってやりそうなものなのに
直接的な原因は描きたくなかったらしくぼかしてましたし
ラストも愛と科学力を駆使して人類は立ち直り、宇宙に進出する、で地球は見捨てる
全くもって人間万歳、文明万歳、科学万歳な作品であった
「アバター」は人間も科学文明も完全に負けさせましたし、主人公も人類に背を向けました
まあ「アバター」も極端で好きじゃないんだけど
「アバター」は置いとくとして
「インターステラー」に続き
この作品も”俺たちイギリス人ってすげーことやったんだよな”っていうのが
本音のような気しますし
それは決して悪いことじゃない
そうだとしても、もう少しフランス側の描写をしてもいいのでは?
脳挫傷で死んだ青年は記事で英雄になって
溺死したフランス兵はそれっきり
この扱いの違いが何かもやっとする
あの青年への計らいは親子との交流の深さからくるものだったし、実際いい青年だったのだろう
いっぽうフランス兵は結局本名もわからないままだったから、描きようがないかもしれないけど
何か、もう少しでも、やりようがあったのではというか、監督にはそういう姿勢を見せてほしかったね
逃げきれませんでした、終わり、じゃなくてさ
調べると、ダンケルクにおいてイギリス軍の撤退を殿として援護したのはフランス軍だそうですし
(そのフランス軍も捕えられたり、降伏したとか)
フランスの土地なんだから、フランス人が守るのは当然としても
逃げたい気持ちも山々だったはず、撤退は恥じゃないっていうのもこの作品のテーマなんだし
ドイツ軍に関しても
この作品ではドイツ兵の姿は見せず台詞も極力言及せず(字幕では一言”敵”とだけ)
現在のドイツ人に配慮したとも言えるが、連合国がどこと戦ったのかは明らかなのだし意味はあったのか?
かといって、”ドイツ人もまた同じ苦しみを味わったのだ....”と訴えるわけでもない
まるでイギリス兵は何かの自然災害に見舞われたのか、というぼんやりした感覚が残る
最後に海軍の偉い人が「フランス軍がまだ残っている、私も残る」と言って
ちょっと感動したけど、これ、よくよく考えたら
同盟国を見捨てないイギリス人カッケーであってフランスへのフォローになってないよな
あくまで、フランス人がどうしていたかを知りたかったし、見せてほしかった
フランス側から見たらダンケルクは
フランス人がフランス映画として作るべきものなのでしょうけどね
ちなみにこの作品は僕は見ていない
監督はベタだけどリュック・ベッソン?でもベッソンはないか
最近スペースオペラの新作が絶望的にコケたらしいし
でも他にフランス人の監督知らないしなあ
フランス系カナダ人でノーランと作風がちょっと似てるドゥニ・ヴィルヌーヴ辺りで、どう?
何にせよ、いまからそれ作ったら二番煎じって言われるのは目に見えてる
結局、この映画は
まずはクリストファー・ノーランのファンに向けたもの
ノーランのこだわりがぎっしり詰まっているので、堪能するがよろし
あとは軍事に関することが好きな人にはたまらないだろう
実物の戦闘機を飛ばしたとか、当時の様子の再現とかはやっぱりすごいんだろう
僕はよくわからないけどね
そしてイギリス人クリストファー・ノーランによるイギリスのための
イギリス映画(アメリカやその他の国との合作だけど、れっきとしたイギリス映画)
イギリス人をイギリス人たらしめているものとは何なのかを描いた
そんな作品のように思いました
ただ、これでアカデミー賞はないだろ、ありえない
いや、獲るかもしれないよ、作品賞、監督賞、タイタニックみたいに総なめするかも
でも、そうなったらここ数年で一番炎上すると思うなあ....
僕はないと予想します、あっても技術関連にとどまると思います
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