クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
1996年 日本映画
監督:本郷みつる
原作:臼井儀人
脚本:本郷みつる 原恵一
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
編集:岡安肇
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治
1996年 日本映画
監督:本郷みつる
原作:臼井儀人
脚本:本郷みつる 原恵一
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
編集:岡安肇
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治
今回の題材は、正直予想していなかったです(笑)
クレヨンしんちゃんの映画といえば
毎年4月に新作公開に合わせて一年前の前作、放映しますよね(コナンやドラえもんもそうかな?)
あれ凄く助かります
なんですけど今年は「引っ越し物語」(メキシコで人食いサボテンと戦う話らしい)を録画し忘れて
見損ねちゃいましてね、最初はそれを見るつもりでしたが
いろいろありまして、特に気に入ってるこれにしました。
クレしんは「オトナ帝国」辺りから笑って泣けるという評価が定着した感がありますが
「ヘンダーランド」も負けてません
トッペマとしんちゃんの交流と絆、しんちゃんが静かに涙を流す辺りとこなんて相当なものです
この頃はまだまだギャグ押しだったと記憶してたのに
トッペマが本当の姿になって戻ってくるラストは本当に良かった
もし、彼女が死んだままだったら、悲劇性でもっと名作と呼ばれていたかもしれませんが
子供にはキツすぎる。ちょうどいいバランスなんですよね
それ考えると「戦国」は賭けだったとつくづく思いますねえ….
それとホラーテイスト、ス・ノーマン・パーがみんなに取り入っていく様、
しんちゃんしか真意に気付けてないのが怖いですね
ス・ノーマン、見た目はあまり怖くないからトラウマにはならなかったけど
(マサオ君も怪しんでるけど、ここでは重要キャラじゃないからなあ)
ひろしとみさえの偽物がカタカタ動くとこも
今回、思ったのはこの作品って結構「不思議の国のアリス」意識してる?ってことです
内容は似てないかもしれまんせが、絵のイメージは近いと感じました
ヘンダーランドは不思議の国(ワンダーランド)だし、トランプとか
日本人が西洋寄りで子供も見れるファンタジーを考えると
おのずと「不思議の国のアリス」に似てくるというのもあるかもしれませんが
しかし、一番語りたいのはそこではなくてですね、はい
長寿のアニメ映画シリーズは名悪役がたくさんいて
「クレしん」もそうですが、その中でも僕はこの二人が、一番好きですね
マカオとジョマ!
まず見た目が強烈ですし、性格も傲慢なのに愛嬌とユーモアがあって憎めません
悲しい過去が原因で…というわけでもなく純粋な悪役です
そもそも、なぜ、世界を滅ぼして回っているのか
いきさつや動機が全く見えないのが不気味ですが
こいつら人生楽しんでるなって感じしますね
またマカオ(大塚芳忠)の硬くて鋭い声と
ジョマ(田中秀幸)のまろやかでソフトな声の
組み合わせが非常に耳に心地よい
追いかけっこの終わりに近づくと
「ああ、この二人消えちゃうんだよなあ」と切なさすら感じてしまって(悪役なのに)
でも、死ぬときでもオーヴァーな演出で笑いを取って散っていくのは
潔さすらあって、やっぱり大好きな悪役でした
死というか消滅なので、生々しさとか残酷さはありませんが
「死ぬ」という点に変わりはないわけで
ファミリーアニメでも悪役の死を堂々と見せれたのも時代だったのかなって思いますね。
それにしてもいざ見直してみると
マカオとジョマ、実際の出番は決して多くないのが驚きでした
それと映画の感想からは外れますが
マカオ役の大塚芳忠氏は
名前を覚えたのは他の声優さんよりも後のほうでしたね
あんなに特徴的な声なのに
ですが、今では僕の一番好きな声優なんです
マカオにしろ悪役が得意な人なので
汚かったりアブない台詞も多いのですが
その言い回しがこれまたかっこよくてね
この人が吹き替えで出ていたら
あまり興味のない作品でも見たくなるし
それで、その作品自体が面白かったら儲けものですね
映画の見方としたら正しいとは言えないのかもしれません
それでも見るきっかけとしては全然ありだと思ってます
楽器の音色を聞いて“ああ、いいな”と感じることあるでしょう
声優のいい声もそれと同じ
時々「ああ、俺も、もう少しいい声なら声優目指してたんだけどなあ」
と妄想します、われながらバカですね
そして当の声優の方々は
「人生を棒に振るからやめなさい」と言う(笑)
確か浪川さんの発言だったと思いますが
声優学校を卒業して職業声優という肩書の人が50000人いて
声の仕事で生活できる人が500人とか
声優ブームの裏に潜む闇を感じます
クレヨンしんちゃんの映画といえば
毎年4月に新作公開に合わせて一年前の前作、放映しますよね(コナンやドラえもんもそうかな?)
あれ凄く助かります
なんですけど今年は「引っ越し物語」(メキシコで人食いサボテンと戦う話らしい)を録画し忘れて
見損ねちゃいましてね、最初はそれを見るつもりでしたが
いろいろありまして、特に気に入ってるこれにしました。
クレしんは「オトナ帝国」辺りから笑って泣けるという評価が定着した感がありますが
「ヘンダーランド」も負けてません
トッペマとしんちゃんの交流と絆、しんちゃんが静かに涙を流す辺りとこなんて相当なものです
この頃はまだまだギャグ押しだったと記憶してたのに
トッペマが本当の姿になって戻ってくるラストは本当に良かった
もし、彼女が死んだままだったら、悲劇性でもっと名作と呼ばれていたかもしれませんが
子供にはキツすぎる。ちょうどいいバランスなんですよね
それ考えると「戦国」は賭けだったとつくづく思いますねえ….
それとホラーテイスト、ス・ノーマン・パーがみんなに取り入っていく様、
しんちゃんしか真意に気付けてないのが怖いですね
ス・ノーマン、見た目はあまり怖くないからトラウマにはならなかったけど
(マサオ君も怪しんでるけど、ここでは重要キャラじゃないからなあ)
ひろしとみさえの偽物がカタカタ動くとこも
今回、思ったのはこの作品って結構「不思議の国のアリス」意識してる?ってことです
内容は似てないかもしれまんせが、絵のイメージは近いと感じました
ヘンダーランドは不思議の国(ワンダーランド)だし、トランプとか
日本人が西洋寄りで子供も見れるファンタジーを考えると
おのずと「不思議の国のアリス」に似てくるというのもあるかもしれませんが
しかし、一番語りたいのはそこではなくてですね、はい
長寿のアニメ映画シリーズは名悪役がたくさんいて
「クレしん」もそうですが、その中でも僕はこの二人が、一番好きですね
マカオとジョマ!
まず見た目が強烈ですし、性格も傲慢なのに愛嬌とユーモアがあって憎めません
悲しい過去が原因で…というわけでもなく純粋な悪役です
そもそも、なぜ、世界を滅ぼして回っているのか
いきさつや動機が全く見えないのが不気味ですが
こいつら人生楽しんでるなって感じしますね
またマカオ(大塚芳忠)の硬くて鋭い声と
ジョマ(田中秀幸)のまろやかでソフトな声の
組み合わせが非常に耳に心地よい
追いかけっこの終わりに近づくと
「ああ、この二人消えちゃうんだよなあ」と切なさすら感じてしまって(悪役なのに)
でも、死ぬときでもオーヴァーな演出で笑いを取って散っていくのは
潔さすらあって、やっぱり大好きな悪役でした
死というか消滅なので、生々しさとか残酷さはありませんが
「死ぬ」という点に変わりはないわけで
ファミリーアニメでも悪役の死を堂々と見せれたのも時代だったのかなって思いますね。
それにしてもいざ見直してみると
マカオとジョマ、実際の出番は決して多くないのが驚きでした
それと映画の感想からは外れますが
マカオ役の大塚芳忠氏は
名前を覚えたのは他の声優さんよりも後のほうでしたね
あんなに特徴的な声なのに
ですが、今では僕の一番好きな声優なんです
マカオにしろ悪役が得意な人なので
汚かったりアブない台詞も多いのですが
その言い回しがこれまたかっこよくてね
この人が吹き替えで出ていたら
あまり興味のない作品でも見たくなるし
それで、その作品自体が面白かったら儲けものですね
映画の見方としたら正しいとは言えないのかもしれません
それでも見るきっかけとしては全然ありだと思ってます
楽器の音色を聞いて“ああ、いいな”と感じることあるでしょう
声優のいい声もそれと同じ
時々「ああ、俺も、もう少しいい声なら声優目指してたんだけどなあ」
と妄想します、われながらバカですね
そして当の声優の方々は
「人生を棒に振るからやめなさい」と言う(笑)
確か浪川さんの発言だったと思いますが
声優学校を卒業して職業声優という肩書の人が50000人いて
声の仕事で生活できる人が500人とか
声優ブームの裏に潜む闇を感じます
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