パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
PIRATES OF THE CARIBBEAN : DEAD MEN TELL NO TALES
2017年 アメリカ映画 ディズニー製作
監督:ヨアヒム・ローニング エスペン・サンドベリ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ジェフ・ナサンソン
撮影:ポール・キャメロン
プロダクションデザイン:ナイジェル・フェルプス
衣装:ペニー・ローズ
編集:ロジャー・バートン リー・フォルソム=ボイド
音楽:ジェフ・ザネリ
出演:ジョニー・デップ ジェフリー・ラッシュ ハビエル・バルデム
もう三か月近く更新なくて、すいません。
そろそろ、復活します!
というわけで見てきたシリーズ最新作
熱狂的なファンではないけど、その割には4作目以外は全部劇場で見てます
実は今回はスルーしようかと思ってた
というのも、1時間半か二時間以内で終わる小規模な作品
出来ればコメディであったり、そういう映画を見たかった
僕はアクション大作が好きだけど、そういったものを大画面で見ることに
段々疲れを覚え始めた、ということだろうか?
大作離れ、大作疲れ、そんなものを自分が感じるようになるとは・・・・・
何だか歳とった気がします
それにパイレーツ、言っちゃあ悪いけど
正直オワコン臭が漂ってるよね(あ、言っちゃった)
このシリーズは洋画ブームを牽引したし、
これでハリウッド映画が好きになったという人も多いと思う
ジョニー・デップもオーランド・ブルームも時の人になった
でも一作目が始まったのは14年前
三部作が完結したのは10年前なんです
「デッドマンズチェスト」「ワールドエンド」の辺りから
段々と粗筋が複雑になりとっちらかった印象はあるんですが
それでも力業でまとめて大団円、綺麗に終わった
それから4年たっての「生命の泉」、新章の幕開けとなるはずだった。
これがパッとしなかったよね、微妙だった
さらに6年後、今年の「最後の海賊」、
ちなみに原題は”DEAD MEN TELL NO TALES”であり、最後でも何でもない
しかし、その「最後の海賊」がちゃんと面白かったのだった
腐ってもパイレーツ 腐ってもジャック・スパロウである
元々「パイレーツ」シリーズってテンポはあまりよくないし、どれも長い
ストーリー云々よりも
ジャックおもしろいウィルカッコいいエリザベス綺麗バルボッサかわいい(?)
といったキャラ萌えが人気の要因だったように思う
そのくせ宝探しの単純明快な展開かといえばそうでもなく
それぞれのキャラが目的のために裏切ったり協力したり
今回も父と子のドラマと悪役サラザールのジャックへの復讐劇が絡んで
無駄に凝ってるというかめんどくさいというか
冒険活劇としては「インディジョーンズ」や「ハムナプトラ」のほうが好きですね
でも、そういう先の読めなさが他のアドヴェンチャー映画との違いを出してもいるんですね
“仲間のために!“っていう絆アピールの強い他のアクション映画のシリーズと比べると
しょっちゅう喧嘩して離反したり敵に寝返ったりするけど
それでも最後はやっぱり仲間たちとしてまとまるんだよね、こいつらは
これがパイレーツ・オブ・カリビアンだよねって一作目の懐かしさが蘇ったな、見てて
今回のジャックは良く捕まるというかドジを踏んで窮地に陥る場面が多い
登場シーンからそうだし、処刑されそうになったりもする、懸賞金もダダ下がり
これは悪い意味でお騒がせ気味のジョニー本人の投影なのか
かつての切れも冴えも失いつつあるけど、前に進むっていう意志表明ってところか
ギロチンの使い方は笑いましたねえ、生首がやけにリアルなのはぎょっとしたけど
ファミリー作品なのに、ちょっとしたグロを少なからず見せてきたシリーズだけど
これは子供に見せて大丈夫だったんでしょうか?ギリギリに思えます
夜の戦闘シーンが見づらいのも残念でした。砲弾の間で戦うとこね
船首の女神像が襲ってくるのはいかにも冒険映画って感じで好き
ヘンリーは好青年だけどちょっとキャラが薄いような気がします
周りがみんな濃いからちょうどいいとも言えるけど(笑)
とりあえずアクションはお任せって感じで、一番動いてた
新ヒロインも綺麗でしたね、キーラより日本人受けするかもしれません
悪役のサラザールは少しかわいそうなやつでした
海賊打倒って一般人から見たら正義の味方ですからね
今までは東インド会社が相手という
私欲・権力VS自由という図式だから感情移入できましたが
今回はちょっとすっきりしない
海賊絶対殺すマンのサラザールだけど、家族を海賊に殺されたという過去があるので
そこを映像化したらどっちを応援したらわからなくなりそうだ(笑)
呪いが解けて生身の人間になれたのに数分後に海の藻屑なんてのもやりきれない
でも、このシリーズは死んでも当たり前みたいに蘇ってくるので
(わが国でもドラゴンボールや男塾の伝統があるのでとやかく言えませんが)
サラザールもバルボッサも復活の目はある…よね?
タコおじさんも戻ってくるっぽいしさあ
まあ、今回でほんとに終了かもしれないし、それはそれでいい幕引きだけど
次回作あったらやっぱ見ちゃうんだろな、ここまで盛り返すとは思わなかった
あとジョニー・デップは透明人間を演じる新作も企画中ですが
ジョニーが透明になるってファンの方々としてはどうなんでしょうか(笑)
インビジブルではマスクかぶったり人体標本になったりケヴィンっぽさを出してましたけど
PIRATES OF THE CARIBBEAN : DEAD MEN TELL NO TALES
2017年 アメリカ映画 ディズニー製作
監督:ヨアヒム・ローニング エスペン・サンドベリ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ジェフ・ナサンソン
撮影:ポール・キャメロン
プロダクションデザイン:ナイジェル・フェルプス
衣装:ペニー・ローズ
編集:ロジャー・バートン リー・フォルソム=ボイド
音楽:ジェフ・ザネリ
出演:ジョニー・デップ ジェフリー・ラッシュ ハビエル・バルデム
もう三か月近く更新なくて、すいません。
そろそろ、復活します!
というわけで見てきたシリーズ最新作
熱狂的なファンではないけど、その割には4作目以外は全部劇場で見てます
実は今回はスルーしようかと思ってた
というのも、1時間半か二時間以内で終わる小規模な作品
出来ればコメディであったり、そういう映画を見たかった
僕はアクション大作が好きだけど、そういったものを大画面で見ることに
段々疲れを覚え始めた、ということだろうか?
大作離れ、大作疲れ、そんなものを自分が感じるようになるとは・・・・・
何だか歳とった気がします
それにパイレーツ、言っちゃあ悪いけど
正直オワコン臭が漂ってるよね(あ、言っちゃった)
このシリーズは洋画ブームを牽引したし、
これでハリウッド映画が好きになったという人も多いと思う
ジョニー・デップもオーランド・ブルームも時の人になった
でも一作目が始まったのは14年前
三部作が完結したのは10年前なんです
「デッドマンズチェスト」「ワールドエンド」の辺りから
段々と粗筋が複雑になりとっちらかった印象はあるんですが
それでも力業でまとめて大団円、綺麗に終わった
それから4年たっての「生命の泉」、新章の幕開けとなるはずだった。
これがパッとしなかったよね、微妙だった
さらに6年後、今年の「最後の海賊」、
ちなみに原題は”DEAD MEN TELL NO TALES”であり、最後でも何でもない
しかし、その「最後の海賊」がちゃんと面白かったのだった
腐ってもパイレーツ 腐ってもジャック・スパロウである
元々「パイレーツ」シリーズってテンポはあまりよくないし、どれも長い
ストーリー云々よりも
ジャックおもしろいウィルカッコいいエリザベス綺麗バルボッサかわいい(?)
といったキャラ萌えが人気の要因だったように思う
そのくせ宝探しの単純明快な展開かといえばそうでもなく
それぞれのキャラが目的のために裏切ったり協力したり
今回も父と子のドラマと悪役サラザールのジャックへの復讐劇が絡んで
無駄に凝ってるというかめんどくさいというか
冒険活劇としては「インディジョーンズ」や「ハムナプトラ」のほうが好きですね
でも、そういう先の読めなさが他のアドヴェンチャー映画との違いを出してもいるんですね
“仲間のために!“っていう絆アピールの強い他のアクション映画のシリーズと比べると
しょっちゅう喧嘩して離反したり敵に寝返ったりするけど
それでも最後はやっぱり仲間たちとしてまとまるんだよね、こいつらは
これがパイレーツ・オブ・カリビアンだよねって一作目の懐かしさが蘇ったな、見てて
今回のジャックは良く捕まるというかドジを踏んで窮地に陥る場面が多い
登場シーンからそうだし、処刑されそうになったりもする、懸賞金もダダ下がり
これは悪い意味でお騒がせ気味のジョニー本人の投影なのか
かつての切れも冴えも失いつつあるけど、前に進むっていう意志表明ってところか
ギロチンの使い方は笑いましたねえ、生首がやけにリアルなのはぎょっとしたけど
ファミリー作品なのに、ちょっとしたグロを少なからず見せてきたシリーズだけど
これは子供に見せて大丈夫だったんでしょうか?ギリギリに思えます
夜の戦闘シーンが見づらいのも残念でした。砲弾の間で戦うとこね
船首の女神像が襲ってくるのはいかにも冒険映画って感じで好き
ヘンリーは好青年だけどちょっとキャラが薄いような気がします
周りがみんな濃いからちょうどいいとも言えるけど(笑)
とりあえずアクションはお任せって感じで、一番動いてた
新ヒロインも綺麗でしたね、キーラより日本人受けするかもしれません
悪役のサラザールは少しかわいそうなやつでした
海賊打倒って一般人から見たら正義の味方ですからね
今までは東インド会社が相手という
私欲・権力VS自由という図式だから感情移入できましたが
今回はちょっとすっきりしない
海賊絶対殺すマンのサラザールだけど、家族を海賊に殺されたという過去があるので
そこを映像化したらどっちを応援したらわからなくなりそうだ(笑)
呪いが解けて生身の人間になれたのに数分後に海の藻屑なんてのもやりきれない
でも、このシリーズは死んでも当たり前みたいに蘇ってくるので
(わが国でもドラゴンボールや男塾の伝統があるのでとやかく言えませんが)
サラザールもバルボッサも復活の目はある…よね?
タコおじさんも戻ってくるっぽいしさあ
まあ、今回でほんとに終了かもしれないし、それはそれでいい幕引きだけど
次回作あったらやっぱ見ちゃうんだろな、ここまで盛り返すとは思わなかった
あとジョニー・デップは透明人間を演じる新作も企画中ですが
ジョニーが透明になるってファンの方々としてはどうなんでしょうか(笑)
インビジブルではマスクかぶったり人体標本になったりケヴィンっぽさを出してましたけど
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