ヴァン・ヘルシング
「ハムナプトラ」シリーズでヒットメーカーになったスティーブン・ソマーズ監督が
ドラキュラ伯爵の宿敵であるヴァン・ヘルシング教授にスポットを当てたSFXアクションアドヴェンチャー。
小説では60歳だった教授だがこの映画では不老不死の孤高のヒーローとなっており
世界征服を狙うドラキュラとの対決が繰り広げられていく。
ちょうど先日、日曜洋画劇場で放映していたしヒュー・ジャックマンのカテゴリーもつくりたかったので
こりゃちょうどイイや、ってわけで書きます。
ヴァン・ヘルシング / VAN HELSING
2004年 アメリカ映画 ユニヴァーサル製作
監督・脚本:スティーブン・ソマーズ
撮影:アレン・ダヴィユー
美術:アラン・キャメロン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ヒュー・ジャックマン ケイト・ベッキンセール デヴィッド・ウェンハム リチャード・ロクスバーグ
ドラキュラ伯爵の宿敵であるヴァン・ヘルシング教授にスポットを当てたSFXアクションアドヴェンチャー。
小説では60歳だった教授だがこの映画では不老不死の孤高のヒーローとなっており
世界征服を狙うドラキュラとの対決が繰り広げられていく。
ちょうど先日、日曜洋画劇場で放映していたしヒュー・ジャックマンのカテゴリーもつくりたかったので
こりゃちょうどイイや、ってわけで書きます。
ヴァン・ヘルシング / VAN HELSING
2004年 アメリカ映画 ユニヴァーサル製作
監督・脚本:スティーブン・ソマーズ
撮影:アレン・ダヴィユー
美術:アラン・キャメロン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ヒュー・ジャックマン ケイト・ベッキンセール デヴィッド・ウェンハム リチャード・ロクスバーグ
最初の放送時はヴィクトル・フランケンシュタイン博士の死や創造された怪物の失踪というオープニングが
がカットされてましたが、今回はさらにハイドとの対決もバッサリ。
いきなりヘルシングがバチカンに帰還する場面から始まります。
何だ、この編集。
とはいえ、録画したのを最後まで見ると初見の人でも話に違和感を感じることはまあ無いかなとは思った。
ヴァンパイア、狼男だけでなく、ジキルとハイド、フランケンシュタインまで盛り込み、
ストーリーに(ちょいと強引だけど)絡ませるあたり、監督のモンスターへの愛情を感じます。
ただ描き方はヨーロッパの伝承を感じさせる格調高いものではなく、ド派手でどこかコミカル
言ってみればアメコミの悪役みたいな印象なんで「こんなもん認めん!」っていうお方もいるかと思います。
ヴァチカンの教会の地下は秘密基地みたいになってて、チベット僧とかターバンを巻いた人が
一緒にいるとか美術も考証なんて無視。この部分で怒る人はいないと思いますが
ヘルシングはヒューの当たり役ウルヴァリンのイメージをそのまま引き継いでる印象だが
(脚本も書いてる監督がヒューを想定して書いたといっている)
かっこよく演じている。ただ最後は狼男に変身して戦うのはいただけない。
まあ、そういう展開だから役者は悪くないんですけどね。
ヘルシングは不老不死とはいえ超能力は持たない生身の男。
そんな彼がどうやってドラキュラを倒すのか?それを見せてほしかった。
ケイト・ベッキンセールはミラ・ジョヴォヴィッチと並んですっかりアクション女優のトップって感じです。
やっぱり「アンダーワールド」のヒットが大きいのかな。
個人的な好みはケイトですが、「ヴァンヘル」の中ではちょっとメイクが濃すぎませんか?
「アンダーワールド4」が出来るらしいけど、ケイトは帰ってくるのかな?
何とかドラキュラを倒したヘルシングだが、意外な悲劇が待っていた。
しかし散々叩きつけられて平気なアナ王女なのに、あれぐらいで何で・・・・・・・
悲劇を乗り越えるということが重要なんだよね!
恋人に先立たれる男を多く演じているのはメル・ギブソンですがヒューも相当なもんです。
「ヴァン・ヘルシング」以外にも
「X-MEN2」→惚れていたジーン・グレイが自ら犠牲に
「X-MEN3」→やむを得ずジーン・グレイの命を奪う
「プレステージ」→妻が事故死
「ファウンテン」→妻が脳腫瘍で亡くなる
「オーストラリア」→アボリジニの妻に先立たれた過去を語る
「ウルヴァリン」→恋人に裏切られる。再び共に生きようとした直後、彼女が死亡。
他にも何かあったかな。
ヘルシングは劇中でローマ帝国と戦った記憶が断片的にあり2~3000年
あるいはそれ以上生きているという壮大な背景がある。他にも500年にわたるドラキュラとの因縁とか
宿命といったキーワードが散りばめられており、一大サーガ作る気満々だったんだな、という
製作陣の意気込みを感じる。しかし、思ったよりヒットしなかったことから
続編の話は無くなり、ヘルシングの過去は結局うやむやになってしまった。
しかし、ここに来てこの企画が復活したとか。
『ホビット』を降板したギレルモ・デル・トロが吸血鬼ハンター映画を製作?
純粋な続編ではなく、主人公だけ同じで全く新しい映画にするということ?
ファンの多さも評価の高さもソマーズ<デル・トロだとは思うが、どうだろう。
ヘルシング役はもうヒューじゃないんでしょう?
いくら鬼才デル・トロが手掛けようが、それでいいってもんじゃねえんだ。
しかし今になって、何故ヴァン・ヘルシング?やっぱり「トワイライト」ブームの今だから?
ソマーズ監督は「ハムナプトラ」といい「ヴァン・ヘルシング」といい
よく言えば懐かしい、悪く言えばちょっとドン臭い感じの冒険活劇
がトレードマークですが、「G.I.ジョー」は近未来ものということもあって、
結構スタイリッシュな仕上がりになっていた。「G.I.ジョー」も結構楽しみましたが
個人的には秘法と伝説を題材にした映画をまた作ってほしいです。
最後に
ヒュー・ジャックマンを吹き替えているのは山寺宏一さんです。
山寺さんがヒューを吹き替えたのはコレだけだと思いますが、さすがに違和感ありません。
山寺さんの凄いところはどんな俳優を吹き替えてもピッタリ合うことです。
(トム・クルーズの吹き替えをする森川智之さんもそういう印象があります)
どんなに巧い声優と巧い役者の組み合わせでも全然あってねえよ、ってこともありますし。
ジョニー・デップやラッセル・クロウを演じる山寺さんってのもまだ聞いたこと無いんで
いつか聞いてみたいなあ。以上、吹き替え版も見るバーンズでした。
良ければご覧ください。
山寺宏一さんのインタビュー
他にもハリソン・フォード、メル・ギブソンの吹き替えでお馴染みの磯部勉さんのコメントもあります。
洋画への関心が薄くなってるらしい昨今、洋画を放送し続けてくれるこの番組はありがたい存在です。
最初の方でカットに文句言っちゃってすいません。
正直○ジの○レミアム・ステー○には見習ってほしい。
がカットされてましたが、今回はさらにハイドとの対決もバッサリ。
いきなりヘルシングがバチカンに帰還する場面から始まります。
何だ、この編集。
とはいえ、録画したのを最後まで見ると初見の人でも話に違和感を感じることはまあ無いかなとは思った。
ヴァンパイア、狼男だけでなく、ジキルとハイド、フランケンシュタインまで盛り込み、
ストーリーに(ちょいと強引だけど)絡ませるあたり、監督のモンスターへの愛情を感じます。
ただ描き方はヨーロッパの伝承を感じさせる格調高いものではなく、ド派手でどこかコミカル
言ってみればアメコミの悪役みたいな印象なんで「こんなもん認めん!」っていうお方もいるかと思います。
ヴァチカンの教会の地下は秘密基地みたいになってて、チベット僧とかターバンを巻いた人が
一緒にいるとか美術も考証なんて無視。この部分で怒る人はいないと思いますが
ヘルシングはヒューの当たり役ウルヴァリンのイメージをそのまま引き継いでる印象だが
(脚本も書いてる監督がヒューを想定して書いたといっている)
かっこよく演じている。ただ最後は狼男に変身して戦うのはいただけない。
まあ、そういう展開だから役者は悪くないんですけどね。
ヘルシングは不老不死とはいえ超能力は持たない生身の男。
そんな彼がどうやってドラキュラを倒すのか?それを見せてほしかった。
ケイト・ベッキンセールはミラ・ジョヴォヴィッチと並んですっかりアクション女優のトップって感じです。
やっぱり「アンダーワールド」のヒットが大きいのかな。
個人的な好みはケイトですが、「ヴァンヘル」の中ではちょっとメイクが濃すぎませんか?
「アンダーワールド4」が出来るらしいけど、ケイトは帰ってくるのかな?
何とかドラキュラを倒したヘルシングだが、意外な悲劇が待っていた。
しかし散々叩きつけられて平気なアナ王女なのに、あれぐらいで何で・・・・・・・
悲劇を乗り越えるということが重要なんだよね!
恋人に先立たれる男を多く演じているのはメル・ギブソンですがヒューも相当なもんです。
「ヴァン・ヘルシング」以外にも
「X-MEN2」→惚れていたジーン・グレイが自ら犠牲に
「X-MEN3」→やむを得ずジーン・グレイの命を奪う
「プレステージ」→妻が事故死
「ファウンテン」→妻が脳腫瘍で亡くなる
「オーストラリア」→アボリジニの妻に先立たれた過去を語る
「ウルヴァリン」→恋人に裏切られる。再び共に生きようとした直後、彼女が死亡。
他にも何かあったかな。
ヘルシングは劇中でローマ帝国と戦った記憶が断片的にあり2~3000年
あるいはそれ以上生きているという壮大な背景がある。他にも500年にわたるドラキュラとの因縁とか
宿命といったキーワードが散りばめられており、一大サーガ作る気満々だったんだな、という
製作陣の意気込みを感じる。しかし、思ったよりヒットしなかったことから
続編の話は無くなり、ヘルシングの過去は結局うやむやになってしまった。
しかし、ここに来てこの企画が復活したとか。
『ホビット』を降板したギレルモ・デル・トロが吸血鬼ハンター映画を製作?
純粋な続編ではなく、主人公だけ同じで全く新しい映画にするということ?
ファンの多さも評価の高さもソマーズ<デル・トロだとは思うが、どうだろう。
ヘルシング役はもうヒューじゃないんでしょう?
いくら鬼才デル・トロが手掛けようが、それでいいってもんじゃねえんだ。
しかし今になって、何故ヴァン・ヘルシング?やっぱり「トワイライト」ブームの今だから?
ソマーズ監督は「ハムナプトラ」といい「ヴァン・ヘルシング」といい
よく言えば懐かしい、悪く言えばちょっとドン臭い感じの冒険活劇
がトレードマークですが、「G.I.ジョー」は近未来ものということもあって、
結構スタイリッシュな仕上がりになっていた。「G.I.ジョー」も結構楽しみましたが
個人的には秘法と伝説を題材にした映画をまた作ってほしいです。
最後に
ヒュー・ジャックマンを吹き替えているのは山寺宏一さんです。
山寺さんがヒューを吹き替えたのはコレだけだと思いますが、さすがに違和感ありません。
山寺さんの凄いところはどんな俳優を吹き替えてもピッタリ合うことです。
(トム・クルーズの吹き替えをする森川智之さんもそういう印象があります)
どんなに巧い声優と巧い役者の組み合わせでも全然あってねえよ、ってこともありますし。
ジョニー・デップやラッセル・クロウを演じる山寺さんってのもまだ聞いたこと無いんで
いつか聞いてみたいなあ。以上、吹き替え版も見るバーンズでした。
良ければご覧ください。
山寺宏一さんのインタビュー
他にもハリソン・フォード、メル・ギブソンの吹き替えでお馴染みの磯部勉さんのコメントもあります。
洋画への関心が薄くなってるらしい昨今、洋画を放送し続けてくれるこの番組はありがたい存在です。
最初の方でカットに文句言っちゃってすいません。
正直○ジの○レミアム・ステー○には見習ってほしい。
スポンサーサイト