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トランセンデンス

トランセンデンス / TRANSCENDENCE

2014年 アメリカ映画

監督: ウォーリー・フィスター
製作総指揮:クリストファー・ノーラン _ エマ・トーマス _ ダン・ミンツ
脚本:ジャック・パグレン
撮影:ジェス・ホール
プロダクションデザイン:クリス・シーガーズ
衣装:ジョージ・L・リトル
編集:デヴィッド・ローゼンブルーム
音楽:マイケル・ダナ

出演:ジョニー・デップ _ レベッカ・ホール _ ポール・ベタニー _ モーガン・フリーマン




クリストファー・ノーランのお抱えカメラマンの初監督作品ということで
新感覚の映像を見せてくれるのかと思ったら、全く普通のそして地味な作品だった。

人々を意のままに操り、世界を思うがままにできるウィル
彼の暴走を食い止められるのかみたいな話を予想してましたが
実際は、ウィルは彼なりのやり方で世界を良くしようと精一杯頑張っているという印象だった。

マックスがテロリスト側についたのも急すぎる。
テロリスト側の理念も曖昧だったし。

それにしても、この作品の「ネットワークを支配すれば世界を支配できる」というコンセプトは
寺沢武一先生の劇画「ゴクウ」を連想させる

アニメ版予告




あらすじを大雑把に書くと

舞台は2014年の東京(もう去年ですが80年代の漫画なんで)
主人公は私立探偵の風林寺悟空(ドラゴンボールの孫悟空とは無関係)。
元は凄腕の刑事だったけど、体面を重視する上層部と折り合いが悪くなり警察を辞職した。
そんな彼だけど、ある時、敵の罠にはまり、いろいろあって左目を失う。
で、これまたいろいろあって謎の存在(神様?)から新しい目をもらう。

この目というのが世界中のコンピューターを自由に操れるという優れもの。
それを使って悪と戦う、というような感じです。
そんなに凄い能力を持ってるなら何でもすぐに解決しちゃうんじゃないかと思うかもしれませんが
対する敵も絶大な権力を持つ武器商人や超能力者といった厄介な連中なので
ちょうどいい具合に拮抗した戦いを展開するのが上手いです。

「トランセンデンス」の感想なのか、この漫画のことを描きたいのかよくわからなってきましたが
本音を言うと「トランセンデンス」を見るより「ゴクウ」を読むことを勧めたい(笑)

この漫画は知名度はそんなにないとは思いますが
SF漫画およびアクション漫画の歴史に残るほどの名作だと思います
「カウボーイビバップ」にも少なからず影響を与えてる、はず。


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トランセンデンス

トランセンデンス (竹書房文庫)(2014/06/19)ジャック・パグレン商品詳細を見る 【Transcendence】 制作国:アメリカ  制作年:2014年 世界初の人工知能PINN(ピン)を研究開発するコンピューター科学者 のウィル・キャスター(ジョニー・デップ)とその妻エヴリン(レベッカ・ホ ール)は、コンピューターが人間の能力を超えることができる世界を構 築する為の...

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非公開コメント

こんにちわ

ほんと地味な作品でしたよね。
闘いのシーンも、人数少なっ!
規模小さ過ぎだし・・・(´・ω・`)
名優たちを勿体ない使い方してましたねぇ。

Re: こんにちわ

こんばんは

「この人あれにもこれにも出てるな~」っていう役者さん
少し前はサミュエルLジャクソンとかデ・ニーロがそんな感じでしたけど
今はモーガン・フリーマンですね

デップとベタニーは「モルデカイ」も酷評されましたが、自分は嫌いじゃなかった
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バーンズ

Author:バーンズ
2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

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