クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットが組んだ話題の戦争映画
「イングロリアス・バスターズ」を見ました!出来るだけ旧作料金(ここでは80円)
になってから借りるようにしてるけち臭い僕ですが、今回は早々とレンタル、いざ視聴!
2009年製作 アメリカ映画
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ 出演:ブラッド・ピット
製作:ローレンス・ベンダー メラニー・ローラン
撮影:ロバート・リチャードソン クリストフ・ヴァルツ
衣装:アンナ・B・シェパード ダイアン・クルーガー
美術:デヴィッド・ワスコ イーライ・ロス
編集:サリー・メンケ
まず僕はクエンティン・タランティーノ監督が苦手です。でも今回は評判が凄くいいし
見てみようという気になったんです。
実際、割と面白く見れました。見出しに良さがわからないって書いてはいますけど。
監督の以前の作品と思い出すのは、長~い会話。笑えるけど結局何が言いたいんだろうという。
それと比べると今回はストーリー上、必要なセリフを必要な分だけ喋るという印象を持った。
まあ、それでも十分長い方だとは思うが...
役者ではやっぱり大佐役のクリストフ・ヴァルツがダントツでしたね。
見る前はもっと極悪人を想像してたんだけど、どこかユーモラス(とはいえ相当な悪人だけどね)
でも、底知れず恐ろしい
このヴァルツって男優さんは初めて知ったけど、何となく寺島進に似てると思った。
で、“クリストフ・ヴァルツ 寺島進”で実際ググってみたら、そう思ってる人は結構いたみたいだ(笑)
ブラッド・ピットは今まで特別好きでもないし、興味もありませんでした。かっこいいとは思うけど、ねえ。
ですが、去年日曜の午後にTVで彼の映画が放映してたんですよ。多分「デビル」だったかな。
そんでもって、何となく見てたんですよ。したっけさ
かっけえぇぇぇ、ブラピかっけえぇぇぇえぇえええ参りました。本当にありがとうございました。
でも、ファンになったわけではないんですがね。
ただ好き嫌いを抜きにしても
今回の「~バスターズ」、他にも「オーシャンズ」シリーズとか「スナッチ」
「バーン・アフター・リーディング」とオフビートな作風の作品に違和感なくハマるのは
ブラッドのひとつの強みだなと思いましたね。
(「ベンジャミン・バトン」「ファイト・クラブ」はまだ見てないんだ)
タランティーノ作品の中のラッセル・クロウなんてイマイチ想像できないし
タランティーノにトム・クルーズもこれまたしっくりこなさそう。
しかし、面白いと思ったし、出来がいいとも感じたのに何で良さがわからなかったのか
結局はタランティーノの演出に賛同できなかったということです。
クエンティン・タランティーノといえば劇画のよう暴力描写とブラックジョーク。
でもさあ。
やっぱり戦争映画を作るとしたら、平和とか命とか・・・・・月並みであってもメッセージ必要でしょ。
しかしこの作品は、第二次大戦を舞台に、自分の好きなことを好き放題やったという感じ
(まあその手腕は一流ではあるが・・・)
女性も容赦なく死ぬ銃撃戦とか丸腰のドイツ兵をバットで打ちのめすバスターズの姿に
戦争の狂気を投影していたのかもしませんが、そういう風にも見えなかったし。
最後、プレミア会場に居たドイツ人はヒトラー含め全員死に、ランダ大佐も思わぬ屈辱を受けた。
見た後は、イタリアってやっぱり敵討ちの国なのかなと思った。
(タランティーノはイタリア系アメリカ人)
復讐物語大好きの日本人がどうこう言えることじゃないけどさ。
映画は「痛快だろ?」って空気の中、エンド・クレジットに突入したが
胸には陰湿なネチッこさが残ったのだった。
僕は「ワルキューレ」の方が好きだな。
しかしこれってユニヴァーサル映画なのね。最初のロゴ見るまで知らなかった。
タランティーノがここまでメジャーな会社で撮るのって初めてでは。
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ブラピが主演のヒトラー退治ものだけど・・・
映画製作系のストーリーなところが、タラちゃんらしいのか???
イングロリアス・バスターズ
INGLOURIOUS BASTERDS
(2009)
Review
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2009年:アメリカ映画、クエンティン・タランティーノ監督&脚本、ブラッド・ピット主演。
5.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)
いや~、気が付けばまたしても消化しきれてない記事がわんさかと・・・
てか、一体いつ見たんでしたっけねぇ、この作品。
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映画 「イングロリアス・バスターズ」 INGLOURIOUS BASTERDS
クエンティン・タランティーノ監督 2009年 アメリカ
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相変わらず音楽よいわ~♪
わっ!暴力的描写!・・・って?...
-----今日の映画は
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主演は、あのブラッド・ピット。
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イングロリアス・バスターズ - goo 映画
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1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、“ユダヤ・ハンター”の異名をとる冷血な男ハンス・ランダ大佐によって家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。
同...
本作を観てつまらないと感じ、上映開始後1時間以内に退席した観客には鑑賞料金を返却
バーンズさん、こんにちは!
男性はけっこう、この手の感じが好きかと思ったら、
バーンズさんは私と同じような理由でイマイチ
ハマれなかったようですね。
パロディやブラックジョークを楽しめばいいんでしょうけど、
全く架空の設定じゃなかったから、
遊びの部分が遊びに感じられないんですよね。
悪くはないんだけど、好きにはなれませんでした。
YANさん、こんばんは♪
そうそう、タランティーノは男性にはかなり支持が高いですね。
僕はバイオレンスものが得意な監督ではマイケル・マンが好きかな。
この監督の作品も毎回いいとはちょっと言えないけど。
これが戦争じゃなくマフィアの抗争とかだったら、もっと抵抗無く見れたと思うんですが
でも、それじゃ今までと同じになっちゃうかな。
しかしラストの展開って歴史学者の皆さん怒らなかったんでしょうか?
まあ、あそこまでいくと専門家も割り切れるのかもしれませんね。
こんばんは。
あえてこちらにコメントします。
ブログに記事は書きませんでしたが、実は劇場で見てるんです。
勿論、メラニー・ロランを目当てに(笑)。
バーンズさんがタランティーノ監督を苦手とは、ボクも意外でした。
この人の斜に構えた感じは、違和感をおぼえます。
>やっぱり戦争映画を作るとしたら、平和とか命とか・・・・・月並みであってもメッセージ必要でしょ。
う~ん、なかなか目にできない硬派な発言です。
共感しましたよ!
ど~もでした、バーンズさん!
バーンズさんみたいに掘り下げた感想を書けないあたくしですが
あまり面白くなかったのは確か。
戦争映画にメッセージは重要なので
バーンズさんも言われてますが『ワルキューレ』は傑作です!
あえて自分の色を貫きたかったのでしょうか、タランティーノ監督。
『セブン』のブラピも良いですが『トロイ』も好きで~す♪
ケンさん、こんばんわ。
そう、タランティーノ苦手なんですわー。オフビート?サブカル?っていうんですかねぇ、ああいうタッチ。
ロン・ハワードとは対極に位置する(笑)
でもタランティーノが崇拝するジョン・ウーは一番最初に好きになった監督です。
そんなウー監督もウインドトーカーズ、ペイチェック、そして「レッドクリフ」と全く楽しめなくなりました。
ありがとう、そしてさようなら、ウー監督。
ただ今回といいタランティーノ監督作品は綺麗な女優さん一杯出ますねー。
女優さん達も進んで参加するんでしょうね。ということは業界内でも評価高いんだろうなあ。
僕自身はただの軟弱者ですよ(笑)
猫人さん、こんにちは。
いえいえ、僕の文は言いたいこと、思いついたことを目一杯書ていくだけですよ~
脱線も多いし(笑)
「ワルキューレ」の主人公クラウス大佐が持っていた信念は残念ながら「イングロリアス・バスターズ」
の登場人物には感じられませんでした・・・・・でもショシャナには背負うものがありましたね。
タランティーノ監督は男性よりは女性キャラの方に愛情を注いでる気がします。
自分のスタイルを通す監督なんでしょうね~、だからファンはとことんついていく。
ただ「良さがわからないのは時代遅れの頑固者」みたいな雰囲気が出来てませんか?
ちょっと穿ちすぎですかね(笑)
やばいです。皆さんと意見が違いますよ~
僕が、もう一つかなと思ったのは、真面目過ぎておふざけが
足りない感じが物足りなかったりして(´∀`)
題材が題材だけに腰が引けたのかも?
ワルキューレは、史実にある程度忠実だと思うし
良かったと思いますが、爆弾の威力とか空白の3時間が
誤算といいますか致命的だったのかな~
hiroさん、こんにちは。
いえいえ、この映画、凄い出来はいいと思うんですよ。ただベースにある監督の嗜好が合うかどうかで
こればかりはどうしようもないと思いますね
「ワルキューレ」は作品自体も良くできてると思いますが、成功しかけたのに段々劣勢になって最終的に失敗。
それでも誇りを胸に、ていう展開が日本人に好かれたように感じます。滅びの美学というか。
しかしトムも今、大変なんだなあ。特別ファンではないけど応援してしまいそう