真救世主伝説 北斗の拳ZERO ケンシロウ伝
真救世主伝説 北斗の拳ZERO ケンシロウ伝
2008年 日本映画 トムス・エンタテインメント and ノース・スターズ・ピクチャーズ製作
監督:平野俊貴
製作総指揮:堀江信彦
原作: 武論尊 _ 原哲夫
脚本:堀江信彦
キャラクター原案:原哲夫
キャラクターデザイン:佐藤正樹
編集:田熊純
音楽:梶浦由記
声の出演:阿部寛 _ 石田ゆり子 _ 朴路美 _ 玄田哲章 _ 桐本琢也 _ 小山力也 _ 青野武
2008年 日本映画 トムス・エンタテインメント and ノース・スターズ・ピクチャーズ製作
監督:平野俊貴
製作総指揮:堀江信彦
原作: 武論尊 _ 原哲夫
脚本:堀江信彦
キャラクター原案:原哲夫
キャラクターデザイン:佐藤正樹
編集:田熊純
音楽:梶浦由記
声の出演:阿部寛 _ 石田ゆり子 _ 朴路美 _ 玄田哲章 _ 桐本琢也 _ 小山力也 _ 青野武
この前がどうにも消化不良な感想になってしまったので、もう一本見たくなりました。
こういう時、私的に信頼できるのはハリウッドのメジャースタジオのアニメ作品なのですが
今回は「ハンターハンター」と同じく日本のアニメを見てすっきりしたかった。
「ワンピース」も「ナルト」も「銀魂」も「ブリーチ」も「青のエクソシスト」も知らないので
それらの映画をいきなり見てもわからないだろうし、お気に入りのアニメ監督も特にいないので
多少、知識はあるこれにしました。
ケンシロウがシンに敗れた後、再戦して倒すまでの一年間に何があったのかという話。
大まかなストーリー
荒野で行き倒れになったケンさん、ある一家に介抱されるのですが
その家族もろとも、奴隷商人(声:シュワちゃんの人)に捕まってしまう
周りに散らばる野犬の死骸(ケンが爆死させた。この場面はあまり気分良くなかったね)と
彼の尋常じゃない体格の良さに気付いた商人は「狼殺しの男」として高く売り飛ばそうとする。
その後「グラディエーター」「サンダードーム」のように闘技場で戦って相手を圧倒。
町はケンの話題で持ち切りになる
同じころ、町を狙う謎の男ジュガイ(声:ジャックバウアー)が現れる。
実は南斗聖拳の使い手でシンと伝承者の座を争ったという。
頭も切れるこの人、井戸に毒をいれ、町の住人を追い詰める。
一方、ジャバザハットみたいな姿をした町の支配者は住人の家族を牢に閉じ込め
肌身離さないリモコンで町を爆破できる。だから住人はこの偽ジャバサハットに従うしかない。
じゃあこいつを始末して町を明け渡せば誰も戦わずに済むじゃん、と考えたケンさん。
寝込みを襲うのですが、あっさり捕まり、車で引きずり回された挙句、十字架に括り付けられるという
マカロニウェスタンばりのリンチを受ける。
弱い時期で、これからどう成長するのかという話だからしょうがないけど、受難続きです
ついに町に軍隊が押し寄せ、戦闘に。本当はいい人だった奴隷商人たちの自己犠牲を目にして
いよいよ覚醒したケン、立ちはだかる敵を片っ端から打ち倒し
総大将のジュガイも割と簡単に倒して、めでたしめでたし
ではなく、実は別の敵に襲われた偽ジャバが死ぬ間際にスイッチを押し、町は吹き飛んでしまう
一人生き残ったケンシロウは慟哭する。鬱エンドです。
で、主題歌が終わった後のエピローグで第一話、リンがいる村に立ち寄る場面につながります。
この過去を経て彼は弱者のために戦う救世主になった。
以下、気になったとこ
バウアー声の悪役が、いざ一騎打ちになって、あっさり決着がついたこと
結局、こいつは強いのか弱いのか….。家族や大切な人を失って悪に堕ちたっていうのも安直かなあ
登場する何名かのキャラの過去がパソコンソフト会社の社員だったっていうのが笑っちゃう。
極東も中東も西洋もすべてごった煮にしたような、ファンタジー風の世界で
そういう現実的な設定がアンバランスというか。無国籍な世界観は好き
こうしてケンは悪に対して非情になった!悲しみを背負った!のはわかるけど
こういう経験をしてるなら、種籾のおじいさんとか、バットを育てたおばあさんとかも
守れたんじゃねーか?という矛盾を感じてしまう。
ケンシロウ自体は好きなキャラクターだけど。
阿部寛の演技は全然悪くないけど、他の出演者は職業声優なので
主人公もそうしてほしかったのが本音です。
やっぱり「蒼天の拳」で主役だった山ちゃん(山寺宏一)がいいな
でなければ東地宏樹、この人の声と演技はほんとカッコいい。
まあ「ほわちゃ~あちょ~」は神谷さん以外じゃ誰がやっても微妙そう。
でも全体的に見れば、まあまあ楽しめました。
少なくとも「ファントムルージュ」を見た後の煮え切らない後味よりはずっといい。
こういう時、私的に信頼できるのはハリウッドのメジャースタジオのアニメ作品なのですが
今回は「ハンターハンター」と同じく日本のアニメを見てすっきりしたかった。
「ワンピース」も「ナルト」も「銀魂」も「ブリーチ」も「青のエクソシスト」も知らないので
それらの映画をいきなり見てもわからないだろうし、お気に入りのアニメ監督も特にいないので
多少、知識はあるこれにしました。
ケンシロウがシンに敗れた後、再戦して倒すまでの一年間に何があったのかという話。
大まかなストーリー
荒野で行き倒れになったケンさん、ある一家に介抱されるのですが
その家族もろとも、奴隷商人(声:シュワちゃんの人)に捕まってしまう
周りに散らばる野犬の死骸(ケンが爆死させた。この場面はあまり気分良くなかったね)と
彼の尋常じゃない体格の良さに気付いた商人は「狼殺しの男」として高く売り飛ばそうとする。
その後「グラディエーター」「サンダードーム」のように闘技場で戦って相手を圧倒。
町はケンの話題で持ち切りになる
同じころ、町を狙う謎の男ジュガイ(声:ジャックバウアー)が現れる。
実は南斗聖拳の使い手でシンと伝承者の座を争ったという。
頭も切れるこの人、井戸に毒をいれ、町の住人を追い詰める。
一方、ジャバザハットみたいな姿をした町の支配者は住人の家族を牢に閉じ込め
肌身離さないリモコンで町を爆破できる。だから住人はこの偽ジャバサハットに従うしかない。
じゃあこいつを始末して町を明け渡せば誰も戦わずに済むじゃん、と考えたケンさん。
寝込みを襲うのですが、あっさり捕まり、車で引きずり回された挙句、十字架に括り付けられるという
マカロニウェスタンばりのリンチを受ける。
弱い時期で、これからどう成長するのかという話だからしょうがないけど、受難続きです
ついに町に軍隊が押し寄せ、戦闘に。本当はいい人だった奴隷商人たちの自己犠牲を目にして
いよいよ覚醒したケン、立ちはだかる敵を片っ端から打ち倒し
総大将のジュガイも割と簡単に倒して、めでたしめでたし
ではなく、実は別の敵に襲われた偽ジャバが死ぬ間際にスイッチを押し、町は吹き飛んでしまう
一人生き残ったケンシロウは慟哭する。鬱エンドです。
で、主題歌が終わった後のエピローグで第一話、リンがいる村に立ち寄る場面につながります。
この過去を経て彼は弱者のために戦う救世主になった。
以下、気になったとこ
バウアー声の悪役が、いざ一騎打ちになって、あっさり決着がついたこと
結局、こいつは強いのか弱いのか….。家族や大切な人を失って悪に堕ちたっていうのも安直かなあ
登場する何名かのキャラの過去がパソコンソフト会社の社員だったっていうのが笑っちゃう。
極東も中東も西洋もすべてごった煮にしたような、ファンタジー風の世界で
そういう現実的な設定がアンバランスというか。無国籍な世界観は好き
こうしてケンは悪に対して非情になった!悲しみを背負った!のはわかるけど
こういう経験をしてるなら、種籾のおじいさんとか、バットを育てたおばあさんとかも
守れたんじゃねーか?という矛盾を感じてしまう。
ケンシロウ自体は好きなキャラクターだけど。
阿部寛の演技は全然悪くないけど、他の出演者は職業声優なので
主人公もそうしてほしかったのが本音です。
やっぱり「蒼天の拳」で主役だった山ちゃん(山寺宏一)がいいな
でなければ東地宏樹、この人の声と演技はほんとカッコいい。
まあ「ほわちゃ~あちょ~」は神谷さん以外じゃ誰がやっても微妙そう。
でも全体的に見れば、まあまあ楽しめました。
少なくとも「ファントムルージュ」を見た後の煮え切らない後味よりはずっといい。
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