悪の法則
悪の法則 / THE COUNSELOR
2013年 アメリカ映画 20世紀フォックス製作
監督:リドリー・スコット
脚本:コーマック・マッカーシー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
プロダクションデザイン:アーサー・マックス
衣装:ジャンティ・イェーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:マイケル・ファスベンダー _ キャメロン・ディアス _ ブラッド・ピット
␣␣␣ ハビエル・バルデム _ ペネロペ・クルス _ ブルーノ・ガンツ
2013年 アメリカ映画 20世紀フォックス製作
監督:リドリー・スコット
脚本:コーマック・マッカーシー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
プロダクションデザイン:アーサー・マックス
衣装:ジャンティ・イェーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:マイケル・ファスベンダー _ キャメロン・ディアス _ ブラッド・ピット
␣␣␣ ハビエル・バルデム _ ペネロペ・クルス _ ブルーノ・ガンツ
超大物監督リドリー・スコット、絶賛売り出し中のマイケル・ファスベンダーを筆頭に
五大スターの豪華共演、特にブラッド・ピットとキャメロン・ディアスが同じ作品に出てるのは
日本人的にはかなりゴージャスに感じるのでは(共演場面はなかった気がしますが)
しかし、だからといって、ヒットしたかというと、そうでもなかったですね
まぁ露骨にヒット狙うならブラピとキャメロンのラヴロマンスにするでしょうしw
つまらないというわけではないですが、抽象的でぼんやりとしたストーリー
ぼんやりといっても、ふわふわゆるゆるではなく血と暴力がいっぱいのシビアなサスペンスで爽快感ゼロ
ただ、結局何が言いたかったのって感じでその辺がぼんやりなのです。
何が伝わったかはそれぞれが見つけてくださいという作品ですかね。
謎解きを楽しむというよりは
追いつめられてやられっぱなしの恐怖感と絶望感を味わいたい人(ドM?)向けという気もします
周りの友人知人が片っ端から狩られていくなか、狼狽するファスベンさんのガクブル演技がとてもリアル。
ブラピから「自分で首突っ込んだんだから自分で何とかせい」と突き放され、八方ふさがり
どうするんだ~となって、彼がとった行動は捕らえられた恋人を助けてもらうために組織に直談判。
涙ながらに懇願する様を見ると、あぁ、こういう世界でやっていくには善人すぎたなと思わせる。
だからこそ、ボスに直接コンタクトを取るなんて命知らずなことしても見逃してくれたのでは。
保身に走ってたら真っ先に殺されてそう。生き残ってもそれはそれで辛そうですが。
多くの人間が殺されて自分は助かったという罪悪感といつ襲われるかという恐怖。
それが組織の本当の狙いなのだろうか。
またこのボスが足を踏み入れた時から結末は決まっていた、みたいなことをいって
主人公を諭すんですよね。
とにかくこの作品、文学的な隠喩っぽい台詞がたくさん出てきます
しかし、この弁護士さん、裏社会を少しは見てきてるだろうに気軽に危ない橋渡っちゃいますかね。
いや、なまじ知識があるから「俺ならこなせそう」って半端な自信が付いちゃったんだろうな。
予想外だったのは、メキシコの麻薬組織が理屈や常識では計り知れない未知の相手だったこと。
何せ"メキシコ ○○"とかでちょっと調べてみるだけでも、ガチでやばいのが伝わってきます。
まさに"検索してはいけない"って感じで。
そしてリドリー・スコットといえば美しい映像を作り出す一方、暴力描写の多い監督でもあり、
今回も健在。首ちょんぱされる人が三人もいます。
これをやりたくて、この作品を撮ったのか?と勘ぐってしまう。
その一人が何とブラッド・ピット。本編では曖昧な描写でしたが
カット場面を復元した完全版では最後までいってるようです。Youtubeで見ましたが
カットして良かったですね。さすがにブラピの首コロンはファンでなくともトラウマものだ。
どうでもいいことですが運び屋の殺害シーンで、「銀狼怪奇ファイル」を思い出してしまった。
あのドラマ、特に首なしライダーの話は今見直したら、ありえねーwって笑って見れるかもしれないけど
あの時小学生の頃の僕にとってはほんとに怖かったんですってば。
五大スターの豪華共演、特にブラッド・ピットとキャメロン・ディアスが同じ作品に出てるのは
日本人的にはかなりゴージャスに感じるのでは(共演場面はなかった気がしますが)
しかし、だからといって、ヒットしたかというと、そうでもなかったですね
まぁ露骨にヒット狙うならブラピとキャメロンのラヴロマンスにするでしょうしw
つまらないというわけではないですが、抽象的でぼんやりとしたストーリー
ぼんやりといっても、ふわふわゆるゆるではなく血と暴力がいっぱいのシビアなサスペンスで爽快感ゼロ
ただ、結局何が言いたかったのって感じでその辺がぼんやりなのです。
何が伝わったかはそれぞれが見つけてくださいという作品ですかね。
謎解きを楽しむというよりは
追いつめられてやられっぱなしの恐怖感と絶望感を味わいたい人(ドM?)向けという気もします
周りの友人知人が片っ端から狩られていくなか、狼狽するファスベンさんのガクブル演技がとてもリアル。
ブラピから「自分で首突っ込んだんだから自分で何とかせい」と突き放され、八方ふさがり
どうするんだ~となって、彼がとった行動は捕らえられた恋人を助けてもらうために組織に直談判。
涙ながらに懇願する様を見ると、あぁ、こういう世界でやっていくには善人すぎたなと思わせる。
だからこそ、ボスに直接コンタクトを取るなんて命知らずなことしても見逃してくれたのでは。
保身に走ってたら真っ先に殺されてそう。生き残ってもそれはそれで辛そうですが。
多くの人間が殺されて自分は助かったという罪悪感といつ襲われるかという恐怖。
それが組織の本当の狙いなのだろうか。
またこのボスが足を踏み入れた時から結末は決まっていた、みたいなことをいって
主人公を諭すんですよね。
とにかくこの作品、文学的な隠喩っぽい台詞がたくさん出てきます
しかし、この弁護士さん、裏社会を少しは見てきてるだろうに気軽に危ない橋渡っちゃいますかね。
いや、なまじ知識があるから「俺ならこなせそう」って半端な自信が付いちゃったんだろうな。
予想外だったのは、メキシコの麻薬組織が理屈や常識では計り知れない未知の相手だったこと。
何せ"メキシコ ○○"とかでちょっと調べてみるだけでも、ガチでやばいのが伝わってきます。
まさに"検索してはいけない"って感じで。
そしてリドリー・スコットといえば美しい映像を作り出す一方、暴力描写の多い監督でもあり、
今回も健在。首ちょんぱされる人が三人もいます。
これをやりたくて、この作品を撮ったのか?と勘ぐってしまう。
その一人が何とブラッド・ピット。本編では曖昧な描写でしたが
カット場面を復元した完全版では最後までいってるようです。Youtubeで見ましたが
カットして良かったですね。さすがにブラピの首コロンはファンでなくともトラウマものだ。
どうでもいいことですが運び屋の殺害シーンで、「銀狼怪奇ファイル」を思い出してしまった。
あのドラマ、特に首なしライダーの話は今見直したら、ありえねーwって笑って見れるかもしれないけど
あの時小学生の頃の僕にとってはほんとに怖かったんですってば。
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