オブリビオン
オブリビオン / OBLIVION
2013年 アメリカ映画 ユニヴァーサル製作
監督・製作・原案:ジョセフ・コシンスキー
脚本:カール・ガイダシェク _ マイケル・デブライン
撮影:クラウディオ・ミランダ
プロダクションデザイン:ダーレン・ギルフォード
衣装:マーリーン・スチュワート
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:アンソニー・ゴンザレス _ ジョセフ・トラパネーゼ
出演:トム・クルーズ _ オルガ・キュリレンコ _ アンドレア・ライズボロー _ モーガン・フリーマン
2077年、60年前にエイリアン「スカヴ」との戦争で地球は荒廃し、人類の多くは土星の衛星タイタンで
生活していた。地球に残りパトロールを命じられているジャックはパートナーのヴィカとともに
任務をこなしていたが、任期も終わろうとするときに宇宙船の残骸を発見、一人の女性を救出する。
その女性ジュリアとの出会いがジャックの消された記憶と過去を呼び起こす。
スカヴと地球、そして宇宙ステーション「テット」に隠された真実とは...
2013年 アメリカ映画 ユニヴァーサル製作
監督・製作・原案:ジョセフ・コシンスキー
脚本:カール・ガイダシェク _ マイケル・デブライン
撮影:クラウディオ・ミランダ
プロダクションデザイン:ダーレン・ギルフォード
衣装:マーリーン・スチュワート
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:アンソニー・ゴンザレス _ ジョセフ・トラパネーゼ
出演:トム・クルーズ _ オルガ・キュリレンコ _ アンドレア・ライズボロー _ モーガン・フリーマン
2077年、60年前にエイリアン「スカヴ」との戦争で地球は荒廃し、人類の多くは土星の衛星タイタンで
生活していた。地球に残りパトロールを命じられているジャックはパートナーのヴィカとともに
任務をこなしていたが、任期も終わろうとするときに宇宙船の残骸を発見、一人の女性を救出する。
その女性ジュリアとの出会いがジャックの消された記憶と過去を呼び起こす。
スカヴと地球、そして宇宙ステーション「テット」に隠された真実とは...
未来の世界では人類は宇宙に進出していて、地球は取り残された
そんな地球で展開するSFアクション映画
「アフター・アース」と、この「オブリビオン」 ちょっと間をおいて「エリジウム」
同じようなネタが同じ年に三本続きました
その中では「オブリビオン」が特によかったですね。
「エリジウム」は見てないですがね。同じ監督の「第9地区」がそんなに好きではなくて
そりゃ初の長編監督作であそこまで仕上げたのは確かにすごいけどちょっと過大評価とすら思っている。
逆に過小評価されてる気がするのが
「オブリビオン」の監督の前作「トロン:レガシー」
この監督の映画は映像美がとにかく素晴らしい。
白を基調にした美術は清潔感があり
荒廃した地上の様子も物悲しいけど美しいというか、絵としてすごく完成されていると思います
登場するマシーンも他の映画だともっとメカニカルというか鋭角的なのが多かったような印象ですが
この映画ではどれも丸みがあり柔らかな感じなのが新鮮。
特に無人探索機ドローンがかわいいとすら言える見た目なんですが
ビーム一撃で人間を灰にするなど、かなりの大量虐殺をしています。
ただ血は出ないので残酷さはなかったですね
ヴィジュアルだけでなく内容も良かった。
敵対するエイリアンだと思ってた連中が実は地球側のレジスタンスっていうのは
誰でも予想できそうだけど
みんな地球を守りたくて戦ってるんだっていうのがよく伝わってきましたね。
最初はやばいアナーキーテロ組織って雰囲気だったのに
主人公のジャックも最初は任務でパトロールしてるだけ(って自分では思ってる)
だったはずなのに、「離れたくない、ここが好きなんだ」とつぶやく。地球への愛にあふれている
地球や人類の滅亡は人間自身が招いたとか、人間の醜さを前面に出したような
SF映画も多いですけど、これはとにかく人類万歳映画なのです。
ラストでジャックは古代ローマの伝説について触れます
およそ2500年前、橋にとどまって軍の進攻からローマを守り抜いた男ホラティウスの物語。
(「橋の上のホラティウス」という話だそうで初めて知りました)
自らを犠牲にしても他者を守る。人間が持つ勇気は2500年の時を経ても変わらない。
そしてジャックとモーガン爺さんは地球に残した仲間のために
自爆スイッチを押しテット(テッドではない)を吹き飛ばすのでした
もうコテコテですね。でもべたべたではない、切ないけど爽やかな余韻が残ります。
主題歌がまた良い。
歌詞の内容は、ヴィカの報われない想いや哀しみをテーマにしてるようだ
そんな地球で展開するSFアクション映画
「アフター・アース」と、この「オブリビオン」 ちょっと間をおいて「エリジウム」
同じようなネタが同じ年に三本続きました
その中では「オブリビオン」が特によかったですね。
「エリジウム」は見てないですがね。同じ監督の「第9地区」がそんなに好きではなくて
そりゃ初の長編監督作であそこまで仕上げたのは確かにすごいけどちょっと過大評価とすら思っている。
逆に過小評価されてる気がするのが
「オブリビオン」の監督の前作「トロン:レガシー」
この監督の映画は映像美がとにかく素晴らしい。
白を基調にした美術は清潔感があり
荒廃した地上の様子も物悲しいけど美しいというか、絵としてすごく完成されていると思います
登場するマシーンも他の映画だともっとメカニカルというか鋭角的なのが多かったような印象ですが
この映画ではどれも丸みがあり柔らかな感じなのが新鮮。
特に無人探索機ドローンがかわいいとすら言える見た目なんですが
ビーム一撃で人間を灰にするなど、かなりの大量虐殺をしています。
ただ血は出ないので残酷さはなかったですね
ヴィジュアルだけでなく内容も良かった。
敵対するエイリアンだと思ってた連中が実は地球側のレジスタンスっていうのは
誰でも予想できそうだけど
みんな地球を守りたくて戦ってるんだっていうのがよく伝わってきましたね。
最初はやばいアナーキーテロ組織って雰囲気だったのに
主人公のジャックも最初は任務でパトロールしてるだけ(って自分では思ってる)
だったはずなのに、「離れたくない、ここが好きなんだ」とつぶやく。地球への愛にあふれている
地球や人類の滅亡は人間自身が招いたとか、人間の醜さを前面に出したような
SF映画も多いですけど、これはとにかく人類万歳映画なのです。
ラストでジャックは古代ローマの伝説について触れます
およそ2500年前、橋にとどまって軍の進攻からローマを守り抜いた男ホラティウスの物語。
(「橋の上のホラティウス」という話だそうで初めて知りました)
自らを犠牲にしても他者を守る。人間が持つ勇気は2500年の時を経ても変わらない。
そしてジャックとモーガン爺さんは地球に残した仲間のために
自爆スイッチを押しテット(テッドではない)を吹き飛ばすのでした
もうコテコテですね。でもべたべたではない、切ないけど爽やかな余韻が残ります。
主題歌がまた良い。
歌詞の内容は、ヴィカの報われない想いや哀しみをテーマにしてるようだ
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