アフター・アース
アフター・アース / AFTER EARTH
2013年 アメリカ映画 コロンビア製作
監督:M・ナイト・シャマラン
製作:ケイレブ・ピンケット _ ジェイダ・ピンケット・スミス _ ウィル・スミス _ M・ナイト・シャマラン
製作総指揮:E・ベネット・ウォルシュ
原案:ウィル・スミス
脚本:ゲイリー・ウィッタ _ M・ナイト・シャマラン
撮影:ピーター・サシツキー
プロダクションデザイン:トム・サンダース
衣装:エイミー・ウェストコット
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ジェイデン・スミス _ ウィル・スミス _ ソフィー・オコネド
人類が宇宙に進出して千年後の未来。
伝説的な戦士であるサイファ・レイジを父に持つ少年キタイ・レイジは
優秀な成績を誇る士官候補生だが性格の未熟さから試験を突破できずにいた。
そんなキタイを前にサイファはどう接すればいいのかわからなかった。
サイファは最後の任務にキタイも連れて行くのだが、事故により宇宙船が不時着。
その惑星はかつての地球だった。唯一の生存者はレイジ親子のみ。
絶望的な状況を前に父と子の絆が試される。
2013年 アメリカ映画 コロンビア製作
監督:M・ナイト・シャマラン
製作:ケイレブ・ピンケット _ ジェイダ・ピンケット・スミス _ ウィル・スミス _ M・ナイト・シャマラン
製作総指揮:E・ベネット・ウォルシュ
原案:ウィル・スミス
脚本:ゲイリー・ウィッタ _ M・ナイト・シャマラン
撮影:ピーター・サシツキー
プロダクションデザイン:トム・サンダース
衣装:エイミー・ウェストコット
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ジェイデン・スミス _ ウィル・スミス _ ソフィー・オコネド
人類が宇宙に進出して千年後の未来。
伝説的な戦士であるサイファ・レイジを父に持つ少年キタイ・レイジは
優秀な成績を誇る士官候補生だが性格の未熟さから試験を突破できずにいた。
そんなキタイを前にサイファはどう接すればいいのかわからなかった。
サイファは最後の任務にキタイも連れて行くのだが、事故により宇宙船が不時着。
その惑星はかつての地球だった。唯一の生存者はレイジ親子のみ。
絶望的な状況を前に父と子の絆が試される。
去年で特に興行、評判ともに悪かった作品のひとつ。
ウィル・スミスが自分で考え出したSFストーリーをもとに
息子を主演に据え、自らは脇役に徹するという点で
様々な大作で主演してきたウィルとしては異色である。
アクションシーンでの活躍はなく(最初にちょっとあるけどほんとに一瞬)、早々に負傷し、座ったままなのだから
今回のウィルは公私混同、度を越した親ばかと非難されたようですが、僕としては
父親の愛情、息子により羽ばたいてほしいというウィルの願いだと考えたい
ジェイデン君もそんな父の期待に応えて、生き生きと活躍している。
走るシーンも颯爽としていたし、ラストで真の戦士となって怪物を屠るシーンは惚れ惚れするかっこよさ。
本国では未熟な演技と酷評されたようですが、この若さでこれだけ出来れば十分じゃないかな
と僕は思いますね。
性格はやっぱりクソ生意気に成長しちゃったらしいけど
あの恵まれすぎの環境で生まれ育ったら、致し方なしか?
ともかく今は完全に嫌われているらしいスミス親子
最近、ウィルの主演映画が妙に少ないのは
大スターのうえプロデューサーとしても成功しているし本当にやりたい作品だけ出ればいいという
姿勢だから、おのずと主演作も少なくなってくる、ということだと思っていたのだけど
業界からは本当に嫌われているのかもしれない。
あまりそういう印象はないけどね。
来日するたびTVのバラエティも出てくれて、きさくに盛り上げてくれるし
役者としてもウィルは好きなので、今後の作品で挽回してほしい。
嫌われているといえば監督のM.ナイト・シャマランも、そうである
今回の監督は完全に雇われ職人として抜擢されたのでしょうが
それが吉だったかどうかはちょっと微妙ですね。
前の「エアベンダー」は普通に少年活劇もちゃんと演出できるんだなという印象でしたが
やっぱり雇われに徹するには個性の強い監督だと思います。
このシャマランという人は何かと、どんでん返しが期待されてたのですが
今回はどんでん返しはありませんでした。
無人の地球に墜落して、冒険して、少年が成長して親子が絆を取り戻して、ハッピーエンド
というあらすじをストレートにやっています。
ただ「家族の再生」という部分は他の作品でも頻繁にやっているので
そこは監督が一貫してこだわりたいテーマなのかもしれません。
個人的に良かったのは、巨鳥です。
ずっとつけてくる、狙ってるのか?と思いきや
幼鳥を守ってくれたキタイを気にかけていたという
ドジをやらかして動けなくなったキタイを運んでくれたが
キタイが目を覚ました時にはもう動かくなくなっていて.....
俺、動物の恩返し的エピソードに弱いじゃんよ....
まぁ最初は幼鳥の餌にしようとしてたようですがw
あとは、この作品のキーワードで"ゴースト"というのがあって
人間の恐怖心を察知して襲ってくるモンスターに対抗して
恐怖を抱かないこと、またそれのできる戦士のことをゴーストというのです
劇中では、父親のウィルが
危険は確実に存在するが、恐れは自分自身が作り出すもの。
未来はまだ決まっていないのだから、今を信じろ
みたいなことを言って、息子を励まします。
これって現実にも言えることかなって感じました。
恐れを感じるからこその人間だとも思いますし、今の世の中、危険がいっぱい
でも、不信感から争いごとが起きることも多いです。
むやみに不安がらず、落ち着いて物を見れば、案外良くなるかもと、そんなことを考えました。
別に何かの思想に目覚めたとかじゃないですよ(笑)
そんなわけで、僕はなかなか楽しめた作品だし決して駄作とも思わない。
ただ、評価が本当に悪いので(批評家と観客双方から)
果たしてシャマラン監督の次回作は出来るのかどうかというレヴェル
ここは原点回帰して「シックス・センス」「アンブレイカブル」のような地味で静かな作品を撮ったほうがいい。
少し前にその2作品に主演したブルース・ウィリスと
新作を作るらしいというニュースがあったのだけど、どうなったのだろうか。
ブルースも最近は作品に恵まれているとはとても思えないので、ぜひ実現させてほしい。
「レッド」は続編がこけてシリーズ打ち止めっぽいし、「ルーパー」は好きな作品ですが
あれはJGLの映画って印象だし....
ウィル・スミスが自分で考え出したSFストーリーをもとに
息子を主演に据え、自らは脇役に徹するという点で
様々な大作で主演してきたウィルとしては異色である。
アクションシーンでの活躍はなく(最初にちょっとあるけどほんとに一瞬)、早々に負傷し、座ったままなのだから
今回のウィルは公私混同、度を越した親ばかと非難されたようですが、僕としては
父親の愛情、息子により羽ばたいてほしいというウィルの願いだと考えたい
ジェイデン君もそんな父の期待に応えて、生き生きと活躍している。
走るシーンも颯爽としていたし、ラストで真の戦士となって怪物を屠るシーンは惚れ惚れするかっこよさ。
本国では未熟な演技と酷評されたようですが、この若さでこれだけ出来れば十分じゃないかな
と僕は思いますね。
性格はやっぱりクソ生意気に成長しちゃったらしいけど
あの恵まれすぎの環境で生まれ育ったら、致し方なしか?
ともかく今は完全に嫌われているらしいスミス親子
最近、ウィルの主演映画が妙に少ないのは
大スターのうえプロデューサーとしても成功しているし本当にやりたい作品だけ出ればいいという
姿勢だから、おのずと主演作も少なくなってくる、ということだと思っていたのだけど
業界からは本当に嫌われているのかもしれない。
あまりそういう印象はないけどね。
来日するたびTVのバラエティも出てくれて、きさくに盛り上げてくれるし
役者としてもウィルは好きなので、今後の作品で挽回してほしい。
嫌われているといえば監督のM.ナイト・シャマランも、そうである
今回の監督は完全に雇われ職人として抜擢されたのでしょうが
それが吉だったかどうかはちょっと微妙ですね。
前の「エアベンダー」は普通に少年活劇もちゃんと演出できるんだなという印象でしたが
やっぱり雇われに徹するには個性の強い監督だと思います。
このシャマランという人は何かと、どんでん返しが期待されてたのですが
今回はどんでん返しはありませんでした。
無人の地球に墜落して、冒険して、少年が成長して親子が絆を取り戻して、ハッピーエンド
というあらすじをストレートにやっています。
ただ「家族の再生」という部分は他の作品でも頻繁にやっているので
そこは監督が一貫してこだわりたいテーマなのかもしれません。
個人的に良かったのは、巨鳥です。
ずっとつけてくる、狙ってるのか?と思いきや
幼鳥を守ってくれたキタイを気にかけていたという
ドジをやらかして動けなくなったキタイを運んでくれたが
キタイが目を覚ました時にはもう動かくなくなっていて.....
俺、動物の恩返し的エピソードに弱いじゃんよ....
まぁ最初は幼鳥の餌にしようとしてたようですがw
あとは、この作品のキーワードで"ゴースト"というのがあって
人間の恐怖心を察知して襲ってくるモンスターに対抗して
恐怖を抱かないこと、またそれのできる戦士のことをゴーストというのです
劇中では、父親のウィルが
危険は確実に存在するが、恐れは自分自身が作り出すもの。
未来はまだ決まっていないのだから、今を信じろ
みたいなことを言って、息子を励まします。
これって現実にも言えることかなって感じました。
恐れを感じるからこその人間だとも思いますし、今の世の中、危険がいっぱい
でも、不信感から争いごとが起きることも多いです。
むやみに不安がらず、落ち着いて物を見れば、案外良くなるかもと、そんなことを考えました。
別に何かの思想に目覚めたとかじゃないですよ(笑)
そんなわけで、僕はなかなか楽しめた作品だし決して駄作とも思わない。
ただ、評価が本当に悪いので(批評家と観客双方から)
果たしてシャマラン監督の次回作は出来るのかどうかというレヴェル
ここは原点回帰して「シックス・センス」「アンブレイカブル」のような地味で静かな作品を撮ったほうがいい。
少し前にその2作品に主演したブルース・ウィリスと
新作を作るらしいというニュースがあったのだけど、どうなったのだろうか。
ブルースも最近は作品に恵まれているとはとても思えないので、ぜひ実現させてほしい。
「レッド」は続編がこけてシリーズ打ち止めっぽいし、「ルーパー」は好きな作品ですが
あれはJGLの映画って印象だし....
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