fc2ブログ

パシフィック・リム

パシフィック・リム / PACIFIC RIM



2013年 アメリカ映画 ワーナー製作

監督:ギレルモ・デル・トロ
製作:トーマス・タル ␣ ジョン・ジャシュニ ␣ ギレルモ・デル・トロ ␣ メアリー・ペアレント
製作総指揮: カラム・グリーン
原案:トラヴィス・ビーチャム
脚本:トラヴィス・ビーチャム ␣ ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
プロダクションデザイン:アンドリュー・ネスコロムニー ␣ キャロル・スピア
衣装:ケイト・ホーリー
編集:ピーター・アムンドソン ␣ ジョン・ギルロイ
音楽:ラミン・ジャワディ

出演:チャーリー・ハナム ␣ 菊地凛子 ␣ イドリス・エルバ ␣ ロン・パールマン


好意的な感想ではありません


日本の映画ファンの間で、ある意味、去年一番話題になった映画、かな?

僕としては、いまいちだった、というか、面白くなかった。もう全然ダメのクズ映画。

まずはストーリーについて

一致団結して人類救うぞー、オー!っていうのは本来、熱い展開なんだけど
この映画は何か、こそばゆい。それでいて妙にぼんやりしている。

最近のアクション映画で苦悩したり複雑な性格の主役を見てると
変にこねくりまわしやがって、もっとストレートでいいだろが、ってつい思ってしまいましたが

逆に王道ど真ん中(言い換えればテンプレだらけ)のはずなのに
「パシリム」の主人公含むキャラクターにもストーリーにも魅力感じませんでした。
ひねりが足りないというつもりはない。
ひねりのない一直線なアクション映画でもいいのはたくさんあるから。

とどのつまり「パシリム」の人物描写は、なってない、それだけのことだ。

しいて言うなら、主人公よりはオーストラリア人の若いパイロットのほうがよかったかなぁ
あいつ口悪いけど、不安定で未知数のパイロットであるマコの起用に反対するのは当然だと思います。
口は悪いけどね(笑)

初対面の印象最悪の若造二人が協力し合ううちに友情が芽生え...そんな内容にしてほしかった
途中、目配せで認め合ってるみたいな演出ありましたけど

監督は宮崎駿のシンパで有名なので強いヒロインを打ち出したかったのでしょう

さて、この作品の肝はなんといってもロボットと怪獣のバトルアクションだろう
それどころか"ロボットと怪獣が戦うだけの映画"と言い切ってしまってもいい。

が、しかし

肝心要のロボットの格闘シーンがもっさりしていてトロくさい、特にパンチが非常にノロい。

あんなにデカイんだから、早く動いたらリアリティがないのかもしれませんし
あのゆっくりした動きが、日本特撮へのオマージュになってるのでしょうが

もう今の演出に慣れちゃったからねえ

同じくロボット映画「トランスフォーマー」への批判で、
トランスフォーマーたちが戦ってる場面の映像や編集が早すぎて何がどうなっているのか
よくわからないというのが多く、それも一理ありますが
一作目で既存の乗り物から、ものすごいスピードで変形するのを見せられた時は
それはそれはかっこよく感じました
見づらいのも事実だけど、それ以上に、"なにこれスゲエ"って押し切られた

他にも「アイアンマン」「リアル・スティール」はカッコよさと見やすさとスピード感を両立させているし
最近、録画で見直した「アイロボット」では
ロボット映画史上屈指のイケメン、サニーの滑らかで無駄のないアクションに惚れ惚れしてしまった。
というかサニーはいい奴すぎるだろ.....

それらを見てしまうと「パシリム」の特色は

「巨大ロボットを日本アニメのような設定で動かすこと」
「かつての特撮のテイストを現代の技術で再現したこと」

それ以外には特にないように感じる。(今の演出がよくて、昔の演出がダメという意味ではないです)

他には機械で生物を殺すというのもちょっとノレない部分。
別に"俺、動物に優しいんだぜ"ってアピールしたいわけじゃないし、する意味もないし(笑)
ただマシンはマシン同士でバトって欲しいです。

さらに、僕は特撮ものやロボットアニメに特別思い入れがない、というのもある

戦隊ものとかウルトラマンとか小さい頃は見てたはずなんですが、すっかり忘れています

ロボアニメに関しても熱く語れるような知識は特にないです。
最近だと「マジェスティックプリンス」とかとても楽しめたんですけど

自分は等身大のタフガイヒーローが主役のアクション映画で映画ファンになりましたので
どちらかといえばアニメや漫画でもそういう路線のを好むんです。「北斗の拳」にしろ「コブラ」にしろ

アメコミものの映画をすんなり見れるのもそこかなあ
アイアンマンはロボット系じゃないの?って言われるかもしれない
確かにパワードスーツも見どころだけど
それ以上にトニー・スタークのキャラが全面に出ていて、そこが最大の魅力ですしね。

結局のところ、この作品は、見方や感覚、思い入れによってガラリと変わるということです。

上に"ロボットと怪獣が戦うだけの映画"と書きましたが
好きな人には"それで何が悪いんだ?上等だぜ!"となるだろうし
スロー気味のロボットアクションも"日本作品のテイストをそのままトレースしてくれた!"
と評価されている。


気に入った人には、まさに生涯最高の一本といえるのでしょう。

ただ、僕にとってはあらゆる要素がことごとくダメでしたが。

ちなみに、デル・トロ監督はジャパニメーション、ロボット、怪獣といった
日本の文化をこよなく愛してるという。
確かに特撮やアニメ、ロボットへの情熱は本当によく伝わった。
しかし怪獣に関しては、怪獣たちが何を考えて暴れているのか、というのが全くないのが腑に落ちない。
侵略者に造られた生物兵器とかいう設定はあったけど、それは怪獣の立場に立っているわけではない。

何も共存の道を探ろう、とかはいらないけどさ。

人類を襲い、文明を破壊し、そして英雄に退治される、それが怪獣の定義であり存在意義だ。
それが監督の認識だとしたら、それも一つの見方として十分ありだろう。
だが、それが愛情と言えるのだろうか。俺には甚だ疑問である。

辛口に書いてますが、デル・トロ監督が嫌いというのではなく(ファンでもないけど)
才能のある監督だと思ってますよ、俺は。「パンズ・ラビリンス」はいい映画でした
ただ、今回は好きなものを前に暴走したな、と感じてしまう。
巨匠や鬼才と言われる映画人のフィルモグラフィには
何の制約も受けずに思いのままに作った作品てのは大体あるものだけど。

しつこいけど、もうひとつ書きたいのは

この映画が公開された辺りから、ある風潮が映画ファンの間で根付ているように感じる

それは

これを楽しめないと日本人じゃない
これで燃えなきゃ男じゃない


ということだ。

やめてくれ

正直、そう思ってる。作品そのものに罪はないし、ファンの方々を悪く言うつもりは毛頭ないんですが

ぶっちゃけ、この流れは気持ち悪い、つーか怖いんだよね

ギレルモ・デル・トロが日本のアニメや諸々が好きなのはわかるけど

我々日本人が、この映画を絶対好きにならなきゃいけないって、そんな義務はない

そもそもこの映画が特別、親日的な作品だとも思わない

それに僕は映画に特に親日要素は求めてないし

そりゃー、日本に好意もってるなっていう感じれる描写を作品のなかで見れるのは
日本人として嬉しいけど、だからといって、それでよい映画になるとは限らないし

逆に、その文化の解釈どうなのっていう場面があったとしても全体としては面白い映画もある。

それだけのこと

ホント今回はクソミソに書いてますが、よかった点も。
それはサウンドトラック。テーマ音楽です。



作曲者はラミン・ジャワディという人で、僕も以前に書かせていただきました。

過去記事

この人は「プリズンブレイク」の頃からサントラマニアの間では注目されていたと思うけど
今回の「パシリム」でさらに株が上がったようです。ちなみにご本人もなかなかのイケメンです

僕としては「パシリム」以上に「アイアンマン」の曲をお勧めしたいけどね



「タイタンの戦い」の曲もいいよ



「タイタン」の曲は降板した別の音楽家のピンチヒッターとして、三か月で仕上げたというのが凄いです。


スポンサーサイト



トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

『パシフィック・リム』

たたかえ、共に。 『パシフィック・リム』を観た! 原題:『PACIFIC RIM』 巨大“カイジュウ”が世界を襲う。 人類は勝ち残るために、 人型巨大兵器イェーガーを創り上げる。 当初その効果は絶大で、次々とカイジュウを負かしてきた。 イェーガーに乗るパイロットは人類のヒーローだった。 誰でも乗れるわけではない。 シンクロ率の高いパートナーが必要である。...

パシフィック・リム

パシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット (3枚組)(初回数量限定生産) [Blu-ray](2013/12/11)チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ 他商品詳細を見る 【Pacific Rim】 制作国:アメリカ 制作年:2013年 深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU”。 それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源 を消耗してい...

パシフィック・リム

ツッコミ満載で興奮度は低い・・・。  

パシフィック・リム

PACIFIC RIM 2013年 アメリカ 131分 アクション/SF/ロボット 劇場公開(2013/08/09) 監督:ギレルモ・デル・トロ 製作:ギレルモ・デル・トロ 脚本:ギレルモ・デル・トロ 出演: チャーリー・ハナム:ローリー・ベケット イドリス・エルバ:スタッカー・...

『パシフィック・リム』

熱いぜ!この中二病的ヲタク魂! 「ウルトラマン」を始めとする怪獣モノで熱くなった魂が、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を始めとする人型巨大兵器で燃えた魂が、『マトリックス ...

パシフィック・リム

 『パシフィック・リム』を渋谷シネパレスで見ました。 (1)評判がよさそうなので、随分と遅ればせながらも見に行ってきました。  本作は、深海にできた時空を越える通路を通って他の天体(「異世界アンティヴァース」)から次々と送られてくる巨大な怪獣(“kaiju”)に...

劇場鑑賞「パシフィック・リム」

イェーガー vs 怪獣… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201308090003/ 【送料無料】パシフィック・リム ビジュアルガイドラ・ドゥース 限定3000部 [ デイヴィッド・S...価格:4,410円(税込、送料込) 【8/4 00:00〜8/6 23:59 エントリー...

パシフィック・リム

パシフィック・リム@よみうりホール

パシフィック・リム

凶暴な怪獣に対する、人類の巨大ロボット対戦… 劇場映えする大迫力日本では、ほとんど定番ジャンルの感じで見慣れた感ですが、ハリウッド流の解釈や味付け、演出の差が、ちょっと違ってて新鮮だったのでした。菊地凛子、なかなかの存在感。見事、ヒロインの日本人女性マコ役を好演してました。また、マコの少女時代として、芦田愛菜も、大作に負けない渾身の演技。怪獣や、巨大ロボットにより詳しい方は、大いに楽しめそう...

パシフィック・リム(2D 日本語吹替え版)

監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子 【あらすじ】 2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団...

パシフィック・リム 3D吹替版~舞台挨拶付 [Pacific Rim] (2013 USA)

今夏も人類滅亡を様々な視点から描いたハリウッド映画が、まるでゾンビの来襲のように、ウジャウジャ日本に押し寄せてきた。その中でも頭ひとつ抜きん出ている印象なのが、日本人キャストが活躍する「パシフィック・リム」じゃないだろうか?その活躍振りは、別所哲也が主…

パシフィック・リム・・・・・評価額1700円

鋼鉄のルチャドール。 こんなにも中二魂を刺激される映画があっただろうか。 未知の深海から出現する巨大怪獣!迎え撃つのは人型戦闘兵器! オタクを自認するメキシコの鬼才、ギレルモ・デル・トロが作り上げたのは、嘗ての日本製怪獣映画やロボットアニメのエッセンスを抽出し、全く新しい次元で結実させた、壮大な“特撮映画”だ。 少なくとも「ゴジラ」と「ウルトラマン」と「マジンガーZ」と「ガンダム...

『パシフィック・リム』 2013年7月28日 ユナイテッドシネマ豊洲

『パシフィック・リム』 をジャパンプレミアで鑑賞しました。 菊池凛子、芦田愛奈、ギレルモ・デル・トロ監督が登壇しました。 3Dで見るにはかなり辛いわ 【ストーリー】  2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型...

パシフィック・リム(2D字幕)

評価:★★★【3点】(10) 題材としては文句なく楽しいんだけど

『パシフィック・リム』

'13.08.09 『パシフィック・リム』@丸の内ピカデリー 見たいと思って試写会応募しまくったけどハズレ・・・ DVDでもいいかなぁと思っていたのだけど、TLでの絶賛のtweetや、ギレルモ・デル・トロ監督の日本愛に感動! 別件の前売り券買いに行ったら、今作もあったので購入! 急遽見て帰ることに♪ ネタバレありです! 「10数年、突如現れた怪獣。怪獣と戦う戦闘型ロボット イェーガーの...

タイトルデザイン_34.(Imaginary Forces) ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』

『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』シリーズなどのギレルモ・デル・トロ監督による怪獣巨大ロボット映画『パシフィック・リム』。出演はチャーリー・ハナム、菊地凛子、ロン・パールマン、芦田愛菜、他、怪獣や巨

『パシフィック・リム』(2013)

話題の巨大ロボットVS巨大怪獣の映画です。自分が見たり聞いたり読んだりした限りでは、凡そ好意的な意見以外は入って来ないので、逆に期待値を思いっきり下げて見てきました。一見して皆さん仰る通り日本製の特撮モノやらアニメやらからの影響、否、露骨な引用(オマージュともいう)が目に付きますね。その分日本人が、世界で一番この世界観に違和感なく入り込めるのではないかとも思います。逆にディティール含めてなか...

パシフィック・リム

監督はギレルモ・デル・トロ 地球征服を目論み 海底の裂け目から出現したKAIJU(怪獣)と 地球の危機を救うため開発された 人型巨大ロボット、イェーガーとの 壮絶な戦闘を描いています。 KAIJU(怪獣)との戦いによって、 兄を亡くしてしまった ローリー(チャーリー...

パシフィック・リム3D ★★★★

「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、謎の巨大生命体と人類が開発した人型兵器との壮絶な戦いを描いたVFX超大作。2013年8月11日、太平洋の深海の裂け目から超高層ビル並の巨体をもった怪物が突如出現し、サンフランシスコ湾を襲撃。「KAIJ...

映画評「パシフィック・リム」

☆☆★(5点/10点満点中) 2013年アメリカ映画 監督ギエルモ・デル・トロ ネタバレあり

パシフィック・リム

監督の日本愛 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim監督: ギレルモ・デル・トロある日突然、未知の巨大生命体が、太平洋の深海の裂け目を通って異次元か

パシフィック・リム (3D吹替版)

【PACIFIC RIM】 2013/08/09公開 アメリカ 131分監督:ギレルモ・デル・トロ出演:  チャーリー・ハナム/ローリー・ベケット(杉田智和)  イドリス・エルバ/スタッカー・ペントコスト(玄田哲章)  菊地凛子/森マコ(林原めぐみ)  チャーリー・デイ/ニュートン...

パシフィック・リム (2013) PACIFIC RIM 131分

 芦田愛菜ちゃん・・・泣きの演技が素晴らしかったです(笑)

『パシフィック・リム』

「俺、こういうのが大好きなんだよぉ!!」という監督の叫びがビンビンに伝わってくる怪獣映画。 監督の特撮趣味全開。 この映画を楽しむために大事なのは主人公に感情移入出来るか ...

「パシフィック・リム」人類が1つになった先にみた人類が生き残るための戦い怪獣との激しい攻防戦

「パシフィック・リム」は太平洋の底から突如怪獣が出現した事により人類は絶滅の危機に瀕する。怪獣に対抗するために人類は2人がシンクロして操縦する巨大兵器を開発して対抗する ...

パシフィック・リム  監督/ギレルモ・デル・トロ

【出演】  チャーリー・ハナム  イドリス・エルバ  菊地 凛子 【ストーリー】 2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事の...

「パシフィック・リム」 デル・トロのオタク魂、爆発

巨大ロボットVS怪獣、それは男の子ならば観てみたいと一度は思うもの・・・。 それ

パシフィック・リム

第318回「完全に駄作を観るつもりだったのですが・・・」 私が子供の頃(約30年ほど前)には多くの巨大ロボットアニメや特撮ものがテレビで放送されていた。合体・変形など少年だった私はワクワクしたものである。いつの頃からかそんな巨大ロボットものは影を潜め、...

ドリフ(ト)の大爆発 ギレルモ・デル・トロ 『パシフィック・リム』

この夏はいつも以上にハリウッドのSF・冒険大作が集中し、なんだか夏祭りの屋台で手

『パシフィック・リム』

JUGEMテーマ:映画 制作年:2013年  上映メディア:劇場公開  制作国:アメリカ  上映時間:131分  原題:PACIFIC RIM  配給:ワーナー・ホームビデオ  監督:ギレルモ・デル・トロ  主演:チャーリー・ハナム      イドリス・エルバ      菊地凛子      ロン・パールマン 深海か...

「パシフィックリム」

ラブレター、受け取りました。 のっけから「カイジュー」である。映画監督は大概おたくの人が多いが、G.デル・トロ監督も例外ではなかった。 カイジューに立ち向かうイェーガーの造形や操縦方法などは、どこかで見たような気もするが、脚本も兼ねたデル・トロ監督のオリ...

コメントの投稿

非公開コメント

No title

どもども。

僕は全然ダメな映画とは思いませんでしたけど(笑)、あまりに評判良かったので「え、こんなもんなの??」っていうがっかりはありました。
僕は平成ゴジラ(90s)とか平成ガメラとか好きなんで、特撮好きな部類だと思ってたんですけどロボット側に愛着が無いと楽しめない映画でしたね。

>そもそもこの映画が特別、親日的な作品だとも思わない

自分のブログには書かなかったんですけど、菊池凜子の髪の色がすごく気になりました。マニュアル通りにやらなきゃ気が済まない堅物の女性が、あんなカラー入れないだろと。もうそこでヒロインのキャラが掴めなくて感情移入できない。あと序盤のニュース映像の日本語が翻訳サイトで訳したのってレベルだったり、日本に理解があって作った感じじゃないですよね。
まぁ、そんなもんはアクションがカッコ良ければ全部吹っ飛ぶんですけどね。



>それは
>これを楽しめないと日本人じゃない
>これで燃えなきゃ男じゃない
>ということだ。
>やめてくれ

バーンズさんはこういうノリ嫌いますよね、エクスペンダブルズとか(笑
僕も以前はこういうのなんかなーって、インセンプションが絶賛されてた時に酷評記事書いてやろうかなとか(笑)、思ってましたけど、最近はレビューサイトとかも見ないから、もうどうでも良い感じですね。観て、面白くてもそうでなくても、(ブログにちょろっと感想書いて)それで終わりって感じです。人にお勧めの映画も訊いたりもしないし、薦めてられても観ないし(笑

デル・トロは今んとこあんまり良い印象ないですね。これとか『ヘルボーイ』とか『ブレイド2』とか、どれもそこまでって感じで。どれも及第点ぎりぎりって感じなので1本ハマれば一気に良い監督なイメージに転びそうな気もしてますが。プロデューサー務めた『スプライス』はカップルに薦めたい映画No.1ですけど。

まとまりない話を長々とすいません。

あ、あと、駄作扱いのトランスフォーマー2作目、僕は結構好きです。

あまりにしっくりきて・・・

こんばんは!
バーンズさんのレビュー、
個人的に物凄いしっくりきました。
「あぁそうそう、本当にそんな感じ!!」と。
私が自分の映画レポで書ききれなかった(うまく書けなかった)
モヤモヤしたものが全部
バーンズさんによる文章になってて、すっきりしました。

>初対面の印象最悪の若造二人が協力し合ううちに
>友情が芽生え...そんな内容にしてほしかった
それこそ王道ですよね!!!そうすべきだった!!!
私もそこは自分の映画レポで言いきっちゃいました。
とにかく人物描写が薄くて、なんとも言えません。

私も『トランスフォーマー』も内容的にはピンときてませんが、
あの映像観にはまさに、
>見づらいのも事実だけど、それ以上に、
>"なにこれスゲエ"って押し切られた
でした。それでこそ、観に行った甲斐があったというものです。

Re: No title

dingleberryさん、こんばんは

>ロボット側に愛着が無いと楽しめない映画でしたね。

むしろ一瞬だけとはいえ怪獣に感情移入しちゃったのもいけなかったすね。
いっそ人類を完全にぶっ潰して滅ぼしてみた、って展開も見てみたい
今度のゴジラはその辺どうなるか

決して変な思想があるわけではないですよ(笑)

菊池さんのヘアーは単にアニメを意識してる、それだけなんだろうなと思いました

エクスペンダブルズは出演陣の特別ファンでもないし思い入れもないですし(ドルフとジェットはちょこっと好き)
友情の描き方もキャスト同士の内輪受けというか仲良しこよしの馴れ合いっぽくて嫌でしたね。
また「2」の時の宣伝が露骨にアベンジャーズをDISってる感じだったのも印象悪い
ファンはともかく公式がそれやるのはどうなの?って
ま、アベンジャーズのプロモも例の「日本よ」とか、いろんなとこに敵作った気がしますがw

作品自体に罪はないのにね。

ただ、僕も「これは男なら見るべきだ!」とか「評価されないのはおかしい」って思っちゃう作品もあります
最近だと「ラッシュ」
でも、それも人それぞれだから、考えて文章書くように気をつけたいです。

ブレイド2は結構よかったけどヘルボーイはそうでもなかったな。

>まとまりない話を長々とすいません。

いえいえ、お返事していただいて本当に嬉しいです

Re: あまりにしっくりきて・・・

なるはさん、こんばんは

> バーンズさんのレビュー、
> 個人的に物凄いしっくりきました。
> 「あぁそうそう、本当にそんな感じ!!」と。
> 私が自分の映画レポで書ききれなかった(うまく書けなかった)
> モヤモヤしたものが全部
> バーンズさんによる文章になってて、すっきりしました。

お褒めいただいてありがとうございます!

> >初対面の印象最悪の若造二人が協力し合ううちに
> >友情が芽生え...そんな内容にしてほしかった
> それこそ王道ですよね!!!そうすべきだった!!!
> 私もそこは自分の映画レポで言いきっちゃいました。
> とにかく人物描写が薄くて、なんとも言えません。

主役の二人もカップルではなくあくまで同志という感じで、それもいいんでしょうけど
男のドラマ大好きですから、そっちを期待してしまいました
先日見た「ウィンター・ソルジャー」にはまさにそれがありました
これだよ、これっていう

> 私も『トランスフォーマー』も内容的にはピンときてませんが、
> あの映像観にはまさに、
> >見づらいのも事実だけど、それ以上に、
> >"なにこれスゲエ"って押し切られた
> でした。それでこそ、観に行った甲斐があったというものです。

今年やるトランスフォーマー4になると新鮮さはなくなってるんじゃないかと不安ですが(慣れてしまうので)
一作目はまさに驚きでした

No title

こんにちは。
この作品「パンズ・ラビリンス」の監督さんの作品だったんですね。
古いロボットモノに思い入れがないから、わたしもあまり楽しめない気がします。

音楽はカッコいいですね!
いかにも熱い漢の友情ドラマとか見せてくれそうなのに、それはなかったですか~。残念でした。


ところで、今月のブログDEロードショーはファミリー映画企画を行います。
家族で楽しめる作品ならジャンルは何でもOK!

観たい作品が決まらない場合は、私が観る予定の『イルカと少年(2011)』を見ませんか?
孤独な少年ソーヤーと傷ついたイルカとの絆を描いた、実話を基にしたファミリードラマです。

開催期間は2週間後の5月23日(水)~5月末まで。
よかったら今月もみんなと一緒に映画を楽しみましょう♪

Re: No title

宵乃さん、こんばんは

> 古いロボットモノに思い入れがないから、わたしもあまり楽しめない気がします。

「鉄人28号」とか「マジンガーZ」とかその頃のアニメに近いらしいですね

> 音楽はカッコいいですね!
> いかにも熱い漢の友情ドラマとか見せてくれそうなのに、それはなかったですか~。残念でした。

"男のための~"とか言われる映画ですが、正直、漢気感じませんでした。
ぶっちゃけ音楽の熱さで誤魔化せてるとこあるかも。
そこはパイレーツ・オブ・カリビアンにも似てるな(笑)

作曲してるラミンさん、パイレーツの音楽を部分的に書いたらしいし

> ところで、今月のブログDEロードショーはファミリー映画企画を行います。
> 家族で楽しめる作品ならジャンルは何でもOK!
>
> 観たい作品が決まらない場合は、私が観る予定の『イルカと少年(2011)』を見ませんか?
> 孤独な少年ソーヤーと傷ついたイルカとの絆を描いた、実話を基にしたファミリードラマです。
>
> 開催期間は2週間後の5月23日(水)~5月末まで。
> よかったら今月もみんなと一緒に映画を楽しみましょう♪

今回もお誘いありがとうございます

その作品は以前見ましたが、なかなかいい映画でした。
再見するか、別の作品にするか考えておきますね!

こんにちわ

この映画が好きではない、とはっきりおっしゃるバーンズさんの性格が好きですっ。
ワタシは怖くて書けない絶対(笑)
あ、因みにこの映画はきらいじゃないですよ。
それなりに楽しめてしまった方です。

辛口ですが、映画批評として素晴らしいレビューだと思いました。

音楽は、みなさん褒めてらっしゃいますがワタシは記憶に残ってないんですよね。
今改めて聴かせて貰ってますが、全く覚えてないなぁ~・・・
音楽の感性が人とずれてるのかも知れませんが( ゚Д゚)

デル・トロ監督が日本や怪獣やロボを愛してくれてるのはすっごく嬉しいですね(*'ω'*)

Re: こんにちわ

mia☆miaさん、こんばんは

この映画をここまで酷評してるのは僕くらいじゃないでしょうか(笑)

でも、ただの悪口ではなく、それなりの理由があるんだとは自分でも思ってますので
そこは忘れずに書いたつもりです。
だから伝わってよかったし、くみ取っていただいて本当にありがとうございました。

このブログの他の記事でも書いてますが、僕はこういう曲調には条件反射的に感動してしまいます(笑)
映画は好きじゃないのにサントラ買っちゃったりとかね(笑)
「パシフィックリム」のサントラはまだ買ってませんけど

勝手な推測で申し訳ないですがmia☆miaさんはダークな雰囲気の曲がお好きなのかも?
プロフィール

バーンズ

Author:バーンズ
2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

詳しくはこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
著作権について
当ブログ内における画像の使用については著作権及び肖像権を侵害するつもりはございません。 何か問題が生じた場合は即刻削除いたしますので、ご連絡ください。