ジャックと天空の巨人
ジャックと天空の巨人 / JACK THE GIANT SLAYER
2013年 アメリカ映画 ニューライン・シネマ ワーナー製作
監督・製作:ブライアン・シンガー
製作:ニール・H・モリッツ デヴィッド・ドブキン パトリック・マコーミック オリ・マーマー
脚本:ダーレン・レムケ クリストファー・マッカリー ダン・スタッドニー
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
プロダクションデザイン:ギャヴィン・ボケット
衣装:ジョアンナ・ジョンストン
編集:ボブ・ダクセイ
編集・音楽:ジョン・オットマン
出演:ニコラス・ホルト エレノア・トムリンソン ユアン・マクレガー
当然だけどネタバレです!!
2013年 アメリカ映画 ニューライン・シネマ ワーナー製作
監督・製作:ブライアン・シンガー
製作:ニール・H・モリッツ デヴィッド・ドブキン パトリック・マコーミック オリ・マーマー
脚本:ダーレン・レムケ クリストファー・マッカリー ダン・スタッドニー
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
プロダクションデザイン:ギャヴィン・ボケット
衣装:ジョアンナ・ジョンストン
編集:ボブ・ダクセイ
編集・音楽:ジョン・オットマン
出演:ニコラス・ホルト エレノア・トムリンソン ユアン・マクレガー
当然だけどネタバレです!!
今回のファンタジー企画で選んだのはこちら
「ユージュアル・サスペクツ」「X-MEN」のブライアン・シンガー監督による
冒険アクションファンタジーです。
「ジャックと豆の木」をベースにしてるのは聞きましたが
イギリスにはもうひとつ「巨人殺しのジャック」という民話があるそうで
この二つの伝説をミックスさせてストーリーを組み立てたそう。
ネット評を見てみたら案の定、進撃進撃言われまくってるようですが
共通点は巨人が人を襲って食らうシーンがあるというだけで、全く別の作品のように思えます
まあ、そこが一緒なら十分○クリだという言う人も居そうですが...
正直あまり期待してませんでした。
ブライアン・シンガーって割と好きな監督だけど
この「ジャック」、世界で稼いだ興行収入を合わせても製作費に届かなかったという
つまり大コケしてしまったわけです。
出演者や関わった人には本当に気の毒
でもほどほどの作品なんだろうなという先入観は抱いてしまいます、その手の情報を聞くと
まぁレンタルだし軽い気持ちで鑑賞しよう。
オーソドックスなまさに冒険ファンタジーって感じで結構面白かったです。
むしろ期待してなかったぶん、かなり印象いいですね
主人公ジャックの兄ちゃんは見ようによってはかっこよかったり、そうでもなかったりするんですが
そういう普通さが、平民が知恵を使って立ち向かうという雰囲気がよく出ていたし
ヒロインのイザベル姫はお転婆な部分とお淑やかな部分のバランスが取れてて
最近のファンタジー映画のヒロインは男勝りというか最強プリンセスが多いですからね
それがいやだって言うわけじゃないんですよ。
ただ今回のイザベルはこれまた昔ながらの姫!って感じで今時見ると新鮮でしたね。
ジャックとイザベルのどっちが足を引っ張るでもない、お互い助け合うっていう雰囲気がいい
というかヒロインの女優さんイイですよ、注目株です
姫を守るナイトでジャックの兄貴分、というハンソロ的な役回りを
ユアン”オビワン”マクレガーが演じてるのはやっぱり「SW」ネタを意識してるのでしょうか
このユアンがまたいいんですね。最初の登場シーンはちょっと尊大だったけど
忠誠心や正義感に溢れてて、ちょっとヘタレな部分もあり(笑)
ただ悪役はビシっと一発でやっつけて欲しかった....
それともあのオッサンが意外なまでに強いのか
というように出演陣は結構コミカルな演技をして童話の牧歌的なイメージを出していますが
巨人の暴走シーンも見所です。結構怖くて、ちょいグロあります。
この辺はダークなサスペンスが得意なシンガー監督の個性が出ていると思いました。
人間を鷲づかみにして豪快に....それをそのまま映すのは避けてますが
ボス巨人の秘孔を突かれたようなヤラレ方はしっかり描写してますし(手前に飛んでくる目玉まで)
そこらへんの線引きがちょっとわかりませんね(笑)
まとめに入りますが、面白かったんですが、映画史に残るほどではない
ほどほどの面白さ、これがあまり売れなかった原因ですかね。
かといって見終わってもコレといった不満点も無いんだよなあ。
しいて挙げるとすれば、城の門を突破されて、巨人たちと大バトルってなるとこを
魔法の王冠パワーであっさり解決したとこでしょうか。
でも、巨人相手に中世の人間が真っ向勝負して勝てるかというと無理でしょうし
(連射ボーガンは効いてましたが)
無駄な死人を出さずにすんで、話としては破綻が無いんですよね。
これ以上見せ場入れると製作費もますますかかっちゃうという大人の事情もありそう
大傑作ではないけど、「きっとつまんねえんだろうな」っていう印象だけで埋もれさすには
もったいない秀作です。
「アリス・イン・ワンダーランド」の大ヒットを再び、と
次々製作されるファンタジーの中では結構上位の出来だと思う。
ぶっちゃけ「アリス」より楽しかったぞ
最後の「時は流れて現代に.....」っていうくだりも
細かい部分や曖昧なところは各々勝手にアレンジを加えたりして
民間伝承は語り継がれてきたんだろうな、とか
元の話なんて誰にもわからない、実は本当にあったかもしれないんだよ~という夢を感じさせてくれる。
ところで、ちょっと小うるさいジャックの伯父さんどこ行った?!
「ユージュアル・サスペクツ」「X-MEN」のブライアン・シンガー監督による
冒険アクションファンタジーです。
「ジャックと豆の木」をベースにしてるのは聞きましたが
イギリスにはもうひとつ「巨人殺しのジャック」という民話があるそうで
この二つの伝説をミックスさせてストーリーを組み立てたそう。
ネット評を見てみたら案の定、進撃進撃言われまくってるようですが
共通点は巨人が人を襲って食らうシーンがあるというだけで、全く別の作品のように思えます
まあ、そこが一緒なら十分○クリだという言う人も居そうですが...
正直あまり期待してませんでした。
ブライアン・シンガーって割と好きな監督だけど
この「ジャック」、世界で稼いだ興行収入を合わせても製作費に届かなかったという
つまり大コケしてしまったわけです。
出演者や関わった人には本当に気の毒
でもほどほどの作品なんだろうなという先入観は抱いてしまいます、その手の情報を聞くと
まぁレンタルだし軽い気持ちで鑑賞しよう。
オーソドックスなまさに冒険ファンタジーって感じで結構面白かったです。
むしろ期待してなかったぶん、かなり印象いいですね
主人公ジャックの兄ちゃんは見ようによってはかっこよかったり、そうでもなかったりするんですが
そういう普通さが、平民が知恵を使って立ち向かうという雰囲気がよく出ていたし
ヒロインのイザベル姫はお転婆な部分とお淑やかな部分のバランスが取れてて
最近のファンタジー映画のヒロインは男勝りというか最強プリンセスが多いですからね
それがいやだって言うわけじゃないんですよ。
ただ今回のイザベルはこれまた昔ながらの姫!って感じで今時見ると新鮮でしたね。
ジャックとイザベルのどっちが足を引っ張るでもない、お互い助け合うっていう雰囲気がいい
というかヒロインの女優さんイイですよ、注目株です
姫を守るナイトでジャックの兄貴分、というハンソロ的な役回りを
ユアン”オビワン”マクレガーが演じてるのはやっぱり「SW」ネタを意識してるのでしょうか
このユアンがまたいいんですね。最初の登場シーンはちょっと尊大だったけど
忠誠心や正義感に溢れてて、ちょっとヘタレな部分もあり(笑)
ただ悪役はビシっと一発でやっつけて欲しかった....
それともあのオッサンが意外なまでに強いのか
というように出演陣は結構コミカルな演技をして童話の牧歌的なイメージを出していますが
巨人の暴走シーンも見所です。結構怖くて、ちょいグロあります。
この辺はダークなサスペンスが得意なシンガー監督の個性が出ていると思いました。
人間を鷲づかみにして豪快に....それをそのまま映すのは避けてますが
ボス巨人の秘孔を突かれたようなヤラレ方はしっかり描写してますし(手前に飛んでくる目玉まで)
そこらへんの線引きがちょっとわかりませんね(笑)
まとめに入りますが、面白かったんですが、映画史に残るほどではない
ほどほどの面白さ、これがあまり売れなかった原因ですかね。
かといって見終わってもコレといった不満点も無いんだよなあ。
しいて挙げるとすれば、城の門を突破されて、巨人たちと大バトルってなるとこを
魔法の王冠パワーであっさり解決したとこでしょうか。
でも、巨人相手に中世の人間が真っ向勝負して勝てるかというと無理でしょうし
(連射ボーガンは効いてましたが)
無駄な死人を出さずにすんで、話としては破綻が無いんですよね。
これ以上見せ場入れると製作費もますますかかっちゃうという大人の事情もありそう
大傑作ではないけど、「きっとつまんねえんだろうな」っていう印象だけで埋もれさすには
もったいない秀作です。
「アリス・イン・ワンダーランド」の大ヒットを再び、と
次々製作されるファンタジーの中では結構上位の出来だと思う。
ぶっちゃけ「アリス」より楽しかったぞ
最後の「時は流れて現代に.....」っていうくだりも
細かい部分や曖昧なところは各々勝手にアレンジを加えたりして
民間伝承は語り継がれてきたんだろうな、とか
元の話なんて誰にもわからない、実は本当にあったかもしれないんだよ~という夢を感じさせてくれる。
ところで、ちょっと小うるさいジャックの伯父さんどこ行った?!
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