RISING STEEL

「るろうに剣心」がいい具合に映像になっているのを見ると
「花の慶次」だってやれないことはないだろうという気になってしまう

決して「るろ剣」ファンの方々に喧嘩を売る気はありませんが、人気の面から言っても
「花の慶次」には「るろうに剣心」と同等かそれ以上のポテンシャルがあると思う

僕は何度も書いてるように邦画はあまり見ないのですが

こればっかりはねえ

元の漫画の登場人物の大半が日本人ですので演じるのも日本の役者で、となります。

正直、「トロピック・サンダー」のロバート・ダウニー・Ｊｒみたいに
外国人の役者にメイクして演じてもらって、それでハマってるなら
それもいいじゃないか、とも思いますが（笑）

「花の慶次」にも原作の小説がありますが
あくまで漫画「花の慶次」の実写版となると

必須要素としては体格がよくて背が高い、割と顔が濃い目でしっかりした眉
堂々とした感じと飄々とした感じを両方出せる、こんな感じでしょうか

身長に関しては実際の前田慶次は当時の日本人男性の平均的な身長の１５０～１６０ｃｍだったとか
当時の中では大きかった（170cm台）とかいろいろ言われてて正確にはわかってないそうです。

漫画の中では１９７ｃｍとなってて、まあ実際にはありえませんけどね（笑）

人気漫画だと大体、実写になったら誰がいい？という話題が一度は出てきます

花の慶次の場合、↓の方々が多く挙げられてますね

伊藤英明　坂口憲二　長瀬智也

三者三様だけど、それぞれの前田慶次を見せてくれそう
一人押すなら、個人的には伊藤英明かな。

もう少し歳いった人では高橋克典とか
ＮＨＫ大河「天地人」で出るのでは言われて結局出なかった慶次
噂によると高橋さんで実現直前まで言ったらしい

毎週ではないけどちょくちょく見てましたよ～「只野仁」
「蒼天の拳」の霞拳志郎も実写なら高橋さんがいいと思う。

ただ、思ったより小柄だそうですね、高橋さん。

原先生の漫画の主人公は毎回、大男なんだよなぁ･･･

ただ、一番重要なのは慶次の生き様や人物像をどう見せるかでしょうね

「るろうに剣心」の場合、主人公が戦う理由は
弱者を守るためだったり誰も傷つかない世にするためといったもので
非常に共感を得やすい、感情移入できるものですが

戦国の世を自分の流儀で自由に生きる

そんな慶次の姿にファンは憧れるわけですけども

映画にする際はファン以外の人や初めて見る人にも
慶次はカッコイイと思ってもらえるように作らなければなりません

これって存外に難しいことかもしれませんね

まあ、どちらかといえば華奢で中性的な美男子の剣心と
男前だけどモリモリの大男の慶次とでは
やはり女性ウケも違ってきますでしょうか･････

一向に映像化されないとなれば
「ＧＯＥＭＯＮ」、あれを実写版だと考えて脳内変換するという手もあります（笑）
ＴＶでやってるとき、たまたま見たのですがかなり雰囲気は近かったですね。
登場人物も大体カブってる。

ま、気長に待ってれば、奇跡が起こるかも？
その前に漫画の実写化ブームが終わるかもしれませんが。

ここだけの話、実写の「北斗の拳」は言うほど悪くなかったとは声を大にして言えない自分。
ちなみにシンを演じてたのは「ＳＡＷ」のホフマン刑事だよ！