推理作家ポー 最期の5日間
去年、本気で怖い思いをしたので、今年はコミカル・ホラーにしようと考えてましたが
結局、笑える要素はほとんどない作品を選んでしまいました(笑)
推理作家ポー 最期の5日間 / THE RAVEN
2012年 アメリカ映画
監督:ジェームズ・マクティーグ
製作:アーロン・ライダー マーク・D・エヴァンズ トレヴァー・メイシー
脚本:ハンナ・シェイクスピア ベン・リヴィングストン
撮影:ダニー・ルールマン
プロダクションデザイン:ロジャー・フォード
衣装:カルロ・ポッジョーリ
編集:ニーヴン・ハウィー
音楽:ルーカス・ヴィダル
出演:ジョン・キューザック ルーク・エヴァンス アリス・イヴ
結局、笑える要素はほとんどない作品を選んでしまいました(笑)
推理作家ポー 最期の5日間 / THE RAVEN
2012年 アメリカ映画
監督:ジェームズ・マクティーグ
製作:アーロン・ライダー マーク・D・エヴァンズ トレヴァー・メイシー
脚本:ハンナ・シェイクスピア ベン・リヴィングストン
撮影:ダニー・ルールマン
プロダクションデザイン:ロジャー・フォード
衣装:カルロ・ポッジョーリ
編集:ニーヴン・ハウィー
音楽:ルーカス・ヴィダル
出演:ジョン・キューザック ルーク・エヴァンス アリス・イヴ
最初は「ドリームハウス」にしようと思っていたんですが、何と全部貸し出し。
ダニエルの人気凄いな。
ただ、コチラも見たい作品だったので、じゃあこれにしようとすんなり決まりました。
どちらかというとミステリー・スリラーだけど、ホラー映画の範囲内だよね?って勝手に決め付け。
何せ主人公は怪奇小説の先駆者だし。
今の僕は全然読書家ではないのですが、何故かポーの短編集は一冊だけですか読んでいました。
元々、怖がりのくせにオカルトには結構惹かれるんです。
この本を読んだのと同じ時期に確か「スリーピー・ホロウ」を見て、これも好きな作品でした。
まぁ、これらは中学生くらいの頃の話なので、いわゆる中二病というのもあったのでしょうが(笑)
肝心の作品はなかなか面白かったです。ポーの小説になぞらえて事件を起こす犯人との攻防は
怖いというよりはエンターテイメントとして楽しめた。
怪奇小説、幻想小説だけでなく推理小説というジャンルも開拓した文豪ながら
(シャーロック・ホームズよりずっと前にC・オーギュスト・デュパンという名探偵を造りだしていた!)
自身は不遇な生涯を送ったポー。この天才をジョン・キューザックが熱演する。
気難しく若干自惚れてる面と繊細でロマンティストな面がよく出てました。
現代劇が多い人だけど時代物の衣装も様になっていた。
霧の中からかっこよく登場した次の場面では
酒場でクダ巻いて店から放り出されるのは苦笑してしまいましたが
でも、当時の小説家、芸術家って存命はこういう人のほうが多かったイメージがありますね。
生前は認められなくて、死後、後世で評価されたっていうか。
上で書いた短編集しか読んでませんが、他にも読んでみたいなという気になりました、ポーの作品。
彼の世界観をもっと味わってみたい。
ラストもすっきりした!僕は映画に出てくる犯罪者は全員、捕まれ殺されろとは思わないんです
「ザ・タウン」とかホッとしたし。
でも、この映画はポーが自分を犠牲にしてあそこまでやったのに
犯人は余裕で逃げ切るなんてなったら後味悪すぎる。
悪役としてはよかったけどね、あの犯人。ポーにバレた後、焦りもせず
自分の心情や持論をのたまう不気味さはなかなか。
役者もよかったと思う。初めて見た人でしたが、最初はジェイソン・フレミングって人かなって勘違いしました
それとこの映画、画はグロいんですが見た後も長いこと纏わり付くような怖さはなかったです。
それってつまりホラーとしては凡作だということでしょうけど。
でも、僕にはそれが丁度良かった。
暗い夜中、ふと思い出すような.....ホラーとしてはそれが正しいんだとしても
そういうホラーはなるべくなら見たくないですね(笑)見るとしてもたまにでいいです。
見終わった後、WIKIPEDIAやら何やらを見てみたら
エドガー・アラン・ポーは音楽にも大きな影響を与えていて
宇多田ヒカルもポーの詩を題材にした曲があるというのを知りました。
このブログでは僕らしく(笑)ヘヴィメタルからポー作品にインスパイアされたのを一曲。
有名どころではIRON MAIDENにも"MURDERS IN THE RUE MORGUE"(モルグ街の殺人)
がありますがIRON MAIDEN好きじゃないんで…
CRIMSON GLORY "MASQUE OF THE RED DEATH"
↑の短編集にも載っている「赤死病の仮面」を題材にした曲です。
CRIMSON GLORYはアメリカのメタルバンドで、RHAPSODY OF FIREが影響を受けたと聞いて
興味を持ちました。僕は1stアルバムと2ndアルバム持ってますがとてもいいバンドです。
ダニエルの人気凄いな。
ただ、コチラも見たい作品だったので、じゃあこれにしようとすんなり決まりました。
どちらかというとミステリー・スリラーだけど、ホラー映画の範囲内だよね?って勝手に決め付け。
何せ主人公は怪奇小説の先駆者だし。
今の僕は全然読書家ではないのですが、何故かポーの短編集は一冊だけですか読んでいました。
元々、怖がりのくせにオカルトには結構惹かれるんです。
この本を読んだのと同じ時期に確か「スリーピー・ホロウ」を見て、これも好きな作品でした。
まぁ、これらは中学生くらいの頃の話なので、いわゆる中二病というのもあったのでしょうが(笑)
肝心の作品はなかなか面白かったです。ポーの小説になぞらえて事件を起こす犯人との攻防は
怖いというよりはエンターテイメントとして楽しめた。
怪奇小説、幻想小説だけでなく推理小説というジャンルも開拓した文豪ながら
(シャーロック・ホームズよりずっと前にC・オーギュスト・デュパンという名探偵を造りだしていた!)
自身は不遇な生涯を送ったポー。この天才をジョン・キューザックが熱演する。
気難しく若干自惚れてる面と繊細でロマンティストな面がよく出てました。
現代劇が多い人だけど時代物の衣装も様になっていた。
霧の中からかっこよく登場した次の場面では
酒場でクダ巻いて店から放り出されるのは苦笑してしまいましたが
でも、当時の小説家、芸術家って存命はこういう人のほうが多かったイメージがありますね。
生前は認められなくて、死後、後世で評価されたっていうか。
上で書いた短編集しか読んでませんが、他にも読んでみたいなという気になりました、ポーの作品。
彼の世界観をもっと味わってみたい。
ラストもすっきりした!僕は映画に出てくる犯罪者は全員、捕まれ殺されろとは思わないんです
「ザ・タウン」とかホッとしたし。
でも、この映画はポーが自分を犠牲にしてあそこまでやったのに
犯人は余裕で逃げ切るなんてなったら後味悪すぎる。
悪役としてはよかったけどね、あの犯人。ポーにバレた後、焦りもせず
自分の心情や持論をのたまう不気味さはなかなか。
役者もよかったと思う。初めて見た人でしたが、最初はジェイソン・フレミングって人かなって勘違いしました
それとこの映画、画はグロいんですが見た後も長いこと纏わり付くような怖さはなかったです。
それってつまりホラーとしては凡作だということでしょうけど。
でも、僕にはそれが丁度良かった。
暗い夜中、ふと思い出すような.....ホラーとしてはそれが正しいんだとしても
そういうホラーはなるべくなら見たくないですね(笑)見るとしてもたまにでいいです。
見終わった後、WIKIPEDIAやら何やらを見てみたら
エドガー・アラン・ポーは音楽にも大きな影響を与えていて
宇多田ヒカルもポーの詩を題材にした曲があるというのを知りました。
このブログでは僕らしく(笑)ヘヴィメタルからポー作品にインスパイアされたのを一曲。
有名どころではIRON MAIDENにも"MURDERS IN THE RUE MORGUE"(モルグ街の殺人)
がありますがIRON MAIDEN好きじゃないんで…
CRIMSON GLORY "MASQUE OF THE RED DEATH"
↑の短編集にも載っている「赤死病の仮面」を題材にした曲です。
CRIMSON GLORYはアメリカのメタルバンドで、RHAPSODY OF FIREが影響を受けたと聞いて
興味を持ちました。僕は1stアルバムと2ndアルバム持ってますがとてもいいバンドです。
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