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キック・オーバー

キック・オーバー / GET THE GRINGO

2012年 イギリス映画 アイコン・プロダクション製作

監督:エイドリアン・グランバーグ
製作:メル・ギブソン  ブルース・デイヴィ  ステイシー・ペルスキー
脚本:メル・ギブソン  ステイシー・ペルスキー  エイドリアン・グランバーグ
撮影:ブノワ・デビエ
プロダクションデザイン:ベルナルド・トゥルヒーヨ
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
音楽:アントニオ・ピント

出演:メル・ギブソン  ピーター・ストーメア

アメリカとメキシコの国境付近で捕まった強盗犯、通称”ドライヴァー”は
メキシコの刑務所エル・プエブリートに収監される。
脱獄を図るドライヴァーだが、彼が強奪した大金を狙うヤバいヤツらが集まってくる。





すいません、ご無沙汰してました

大好きなアクションスター、メル・ギブソン主演の
ブラックユーモア漂うバイオレンスアクション!

大好きだという割には最近記事書いてないのが申し訳ないですけども。
ま、記事自体減少気味だしな....


メルの十八番というと使命や正義を秘めたストイックな男という感じですが
ユーモラスな小悪党というのもハマリ役。
さすがに容姿は年齢を隠せませんが、表情のかっこよさは健在でした。

主人公のドライヴァー(ハッキリした本名は出てこないという設定)は
決して善人ぶったりしませんが、いざとなったら女性と子供はしっかり助ける。
そういうところはメルらしいキャラクターです。

金さえあればバカンスのような豪勢な暮らしが出来る一方、持たざるものは打ち捨てられたも同然。
そんな無法地帯で絶妙に立ち回るドライヴァーの活躍がテンポよく描かれています。

アクションシーンはそれほどないですが、途中「デスペラード」のような銃撃戦もあり
何より粋なチョイワルオヤジがより大きな悪党を出し抜く痛快さにスカっとします。
メルのほかの作品でたとえるなら、メキシカンテイストの「ペイバック」、そんな感じです

何せ今時分の日本メチャメチャ寒いのでね
それとは正反対の風景で炸裂する男の意地に熱くなる
そんな見方も良いんじゃないでしょうか

ここ最近、一線を退いてるメルですが、「エクスペンダブルズ3」に悪役で出るとか・・・・・
個人的には好感を持っていないシリーズだけに出て欲しくなかったのが正直なところです。
せめてショボイ悪役でなければいいけどね、悪には悪なりの信義がある、そんな敵役を出せるのかどうか...
このシリーズの作風を考えると不安であり、疑問です。

かつてのような大作ではないけど「復讐捜査線」も「キック・オーバー」も
十分良く出来たアクション映画。メルにはまだまだ活躍してもらいたい反面、ここら辺で有終の美を飾り引退。
それもいい気がします。メルのブランクは私生活のトラブルばかり取り沙汰されますが
それだけじゃなくてスターにはやはり世代交代というものが避けられません。
他の同世代のスターも前ほどヒットを出せないのが現実。

それでも今まで出演してきた「リーサルウェポン」や「マッドマックス」
監督作品「ブレイブハート」「アポカリプト」
そういった傑作を送り出してきた功績は色あせないわけですから。
本人の素性を知って出てる映画まで嫌いになる人もいるでしょうが
そういうもんじゃないと思うなあ、僕は。

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Author:バーンズ
2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

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