M:I-2
M:I-2 / MISSION : IMPOSSIBLE 2
2000年 アメリカ映画 パラマウント製作
監督:ジョン・ウー
脚本:ロバート・タウン
製作:ポーラ・ワグナー _ トム・クルーズ
プロダクションデザイン:トム・サンダース
撮影:ジェフリー・キンボール
衣装:リジー・ガードナー
編集:クリスチャン・ワグナー
音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・クルーズ _ ダグレイ・スコット _ タンディ・ニュートン _ ヴィング・レイムズ
2000年 アメリカ映画 パラマウント製作
監督:ジョン・ウー
脚本:ロバート・タウン
製作:ポーラ・ワグナー _ トム・クルーズ
プロダクションデザイン:トム・サンダース
撮影:ジェフリー・キンボール
衣装:リジー・ガードナー
編集:クリスチャン・ワグナー
音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・クルーズ _ ダグレイ・スコット _ タンディ・ニュートン _ ヴィング・レイムズ
言わずと知れたTVドラマ「スパイ大作戦」をもとにしたアクション大作の二作目。
音楽にまつわる作品は他にもたくさんあるのになぜこれなのかというとですね(笑)
二つほど理由があります。
まずは「スパイ大作戦」のテーマ曲!誰でも一度は聞いたことがあるってくらい有名な曲です。
もう一つは個人的な理由。
公開当時はものすごい大ヒットだったのですが、そんなに評価は高くないですね。
「MI」シリーズとしてもジョン・ウー作品としても、双方のファンから嫌われてるようです。
スパイチーム映画としてはイーサン・ハントの独壇場で
他メンバーがほぼ空気であったこと(活躍自体はしてたんですよ)
ジョン・ウー作品としての側面から見れば、「男同志の宿命の対決」感が薄かった。
これの前の「フェイス/オフ」が大好評だったから余計にね。
ただ「フェイス/オフ」と比べるのは分が悪いかもしれない。
演出が冴えているのもありましたが、何よりも
お互いを心底憎みあい(なのに自分の顔はその宿敵という皮肉)、生き残るにはどちらか一人
そんな戦いを繰り広げるのがキャリア黄金期のジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジなのだから。
今のジョン・ウーに何も期待してないけど、今でも「フェイス/オフ」は傑作だったと思うなあ。
「M:I-2」の悪役ダグレイ・スコットが悪いというのではなく
それだけトム・クルーズの名前と存在感が大きかったということです。
実際、この作品のトムはすごくかっこいい。
本人は凄いナルシストだとかいうゴシップもありますがそうなっても仕方ないと思えてしまうほど。
身長さえ高ければ完璧。
そんなかっこいいトムが、かっこいいアクションをする映画としてみれば
なかなか良く出来てるし、楽しめる。
今回の本題である音楽について。
映画音楽で有名なのはいろいろありますが
僕が最初に意識したのは「バックドラフト」でした。
「料理の鉄人」でも使われたあの曲ですね。
力強いドラムに勇ましいメロディー、何かが違うぞと思った。
それから、アクション映画を見ていくうちに、いくつかの作品で猛烈にかっこいい音楽が鳴っていることに気づいた。
具体的に書くと「クリムゾン・タイド」「ザ・ロック」「ブロークン・アロー」「ピースメーカー」などである。
そしてこれらの音楽はすべて同じ人物が作曲したのだということを知った。
(我ながら随分もったいぶった書き方である)
その作曲者こそ「M:I-2」の音楽を手掛けたハンス・ジマーという人だった。
このブログで何度も書いているハンス・ジマー。
彼の名前を知ったのが今回レビューしている、この作品なのである。
それ以前からジェームズ・ホーナーやジョン・ウィリアムズの名前は知っていました。
ホーナーは「タイタニック」の音楽が大ブームになりましたし
ウィリアムズは説明不要でしょう、スターウォーズにインディ・ジョーンズにハリー・ポッター
もちろん、この二人も素晴らしい音楽家ですが
ハンスの音楽は、「自分の聞きたいのはこういうのなんだな」と実感させてくれました
それから、映画の音楽を誰が担当してるのかというのも自然に意識するようになったし
ハンス以外の作曲家も知ることができました。
メタルバンドを聞き始めたのも、そういうバンドにハンスをリスペクトしてるのがいる
というのを知ったのがきっかけでした
だから、僕が好む音楽の80%くらいはハンス経由ですね、
この人なしでは全然音楽に興味湧かなくて聞いてなかったかもしれないな(笑)
その点でどんなに悪く言われても「M:I-2」は嫌いになれないし、むしろ思い出深い作品ですね。
おかけで僕も彼の名前をしっかりと覚えることができたから。
「M:I-2」と同じ年には「グラディエーター」も公開されて、その音楽もハンスです。
「グラディエーター」のサウンドトラックは名盤中の名盤です。
今作のサントラの中で代表的な曲はこれですかねえ
最大の見せ場であるバイクチェイスのときにかかるんだけど
宗教的な合唱が表しているのは要するに黙示録
ついに世界も終わりか?!と絶望感、悲壮感を煽ったところで
ヘヴィメタルVerにアレンジされたテーマ曲に転調し
ヒーローが颯爽と登場するという
ひとつの曲の中でもストーリー性がありますよね。
また画面上のトムの活躍を本当によく盛り上げてて
トム自身もハンスの音楽を気に入っていて評価しているのだろう。
トムが製作して主演した「ラスト・サムライ」の音楽もハンスなのはそういうことだと思っている。
ただ、これだけ書いててなんだけど、ハンスの中では地味というかあまり知名度無い気がしますね
「M:I-2」の音楽は。元のテーマ曲が有名すぎるんで
ハンスの新曲の部分が印象に残りづらいのは仕方ないかもしれません。
映画見てなくても曲は聞いたことあるっていうレヴェルのは外国映画で言えば
前述のスターウォーズやインディージョーンズの他にもロッキーやターミネーターもそうですか
ヨーロッパ映画は詳しくないので省きます、すいません。
そんな誰でも知ってる曲では、ハンスの場合
「パイレーツ・オブ・カリビアン」「バックドラフト」「クリムゾン・タイド」の3つかなと
ぼくとしては思いますね。他には「ザ・ロック」とかか。
「グラディエーター」も有名であってほしい、というか知られていないのならぜひ聞いてほしいです。
本当に名曲なんですよ。
最後にハンス・ジマーのサイト。
Hans-Zimmer.com
ハンスだけでなく、彼とコラボレートしている作曲家についても網羅していて充実している。
元々はファンサイトらしいんだけど、現在はほぼ公式サイトとなっているようだ。
で、いつのまにか視聴ができるようになっている。
担当した作品から一曲ずつ、聞けるようになっているのだけど、アクション映画の他にも
いろいろなジャンルを担当していて、本当に多才です。
音楽にまつわる作品は他にもたくさんあるのになぜこれなのかというとですね(笑)
二つほど理由があります。
まずは「スパイ大作戦」のテーマ曲!誰でも一度は聞いたことがあるってくらい有名な曲です。
もう一つは個人的な理由。
公開当時はものすごい大ヒットだったのですが、そんなに評価は高くないですね。
「MI」シリーズとしてもジョン・ウー作品としても、双方のファンから嫌われてるようです。
スパイチーム映画としてはイーサン・ハントの独壇場で
他メンバーがほぼ空気であったこと(活躍自体はしてたんですよ)
ジョン・ウー作品としての側面から見れば、「男同志の宿命の対決」感が薄かった。
これの前の「フェイス/オフ」が大好評だったから余計にね。
ただ「フェイス/オフ」と比べるのは分が悪いかもしれない。
演出が冴えているのもありましたが、何よりも
お互いを心底憎みあい(なのに自分の顔はその宿敵という皮肉)、生き残るにはどちらか一人
そんな戦いを繰り広げるのがキャリア黄金期のジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジなのだから。
今のジョン・ウーに何も期待してないけど、今でも「フェイス/オフ」は傑作だったと思うなあ。
「M:I-2」の悪役ダグレイ・スコットが悪いというのではなく
それだけトム・クルーズの名前と存在感が大きかったということです。
実際、この作品のトムはすごくかっこいい。
本人は凄いナルシストだとかいうゴシップもありますがそうなっても仕方ないと思えてしまうほど。
身長さえ高ければ完璧。
そんなかっこいいトムが、かっこいいアクションをする映画としてみれば
なかなか良く出来てるし、楽しめる。
今回の本題である音楽について。
映画音楽で有名なのはいろいろありますが
僕が最初に意識したのは「バックドラフト」でした。
「料理の鉄人」でも使われたあの曲ですね。
力強いドラムに勇ましいメロディー、何かが違うぞと思った。
それから、アクション映画を見ていくうちに、いくつかの作品で猛烈にかっこいい音楽が鳴っていることに気づいた。
具体的に書くと「クリムゾン・タイド」「ザ・ロック」「ブロークン・アロー」「ピースメーカー」などである。
そしてこれらの音楽はすべて同じ人物が作曲したのだということを知った。
(我ながら随分もったいぶった書き方である)
その作曲者こそ「M:I-2」の音楽を手掛けたハンス・ジマーという人だった。
このブログで何度も書いているハンス・ジマー。
彼の名前を知ったのが今回レビューしている、この作品なのである。
それ以前からジェームズ・ホーナーやジョン・ウィリアムズの名前は知っていました。
ホーナーは「タイタニック」の音楽が大ブームになりましたし
ウィリアムズは説明不要でしょう、スターウォーズにインディ・ジョーンズにハリー・ポッター
もちろん、この二人も素晴らしい音楽家ですが
ハンスの音楽は、「自分の聞きたいのはこういうのなんだな」と実感させてくれました
それから、映画の音楽を誰が担当してるのかというのも自然に意識するようになったし
ハンス以外の作曲家も知ることができました。
メタルバンドを聞き始めたのも、そういうバンドにハンスをリスペクトしてるのがいる
というのを知ったのがきっかけでした
だから、僕が好む音楽の80%くらいはハンス経由ですね、
この人なしでは全然音楽に興味湧かなくて聞いてなかったかもしれないな(笑)
その点でどんなに悪く言われても「M:I-2」は嫌いになれないし、むしろ思い出深い作品ですね。
おかけで僕も彼の名前をしっかりと覚えることができたから。
「M:I-2」と同じ年には「グラディエーター」も公開されて、その音楽もハンスです。
「グラディエーター」のサウンドトラックは名盤中の名盤です。
今作のサントラの中で代表的な曲はこれですかねえ
最大の見せ場であるバイクチェイスのときにかかるんだけど
宗教的な合唱が表しているのは要するに黙示録
ついに世界も終わりか?!と絶望感、悲壮感を煽ったところで
ヘヴィメタルVerにアレンジされたテーマ曲に転調し
ヒーローが颯爽と登場するという
ひとつの曲の中でもストーリー性がありますよね。
また画面上のトムの活躍を本当によく盛り上げてて
トム自身もハンスの音楽を気に入っていて評価しているのだろう。
トムが製作して主演した「ラスト・サムライ」の音楽もハンスなのはそういうことだと思っている。
ただ、これだけ書いててなんだけど、ハンスの中では地味というかあまり知名度無い気がしますね
「M:I-2」の音楽は。元のテーマ曲が有名すぎるんで
ハンスの新曲の部分が印象に残りづらいのは仕方ないかもしれません。
映画見てなくても曲は聞いたことあるっていうレヴェルのは外国映画で言えば
前述のスターウォーズやインディージョーンズの他にもロッキーやターミネーターもそうですか
ヨーロッパ映画は詳しくないので省きます、すいません。
そんな誰でも知ってる曲では、ハンスの場合
「パイレーツ・オブ・カリビアン」「バックドラフト」「クリムゾン・タイド」の3つかなと
ぼくとしては思いますね。他には「ザ・ロック」とかか。
「グラディエーター」も有名であってほしい、というか知られていないのならぜひ聞いてほしいです。
本当に名曲なんですよ。
最後にハンス・ジマーのサイト。
Hans-Zimmer.com
ハンスだけでなく、彼とコラボレートしている作曲家についても網羅していて充実している。
元々はファンサイトらしいんだけど、現在はほぼ公式サイトとなっているようだ。
で、いつのまにか視聴ができるようになっている。
担当した作品から一曲ずつ、聞けるようになっているのだけど、アクション映画の他にも
いろいろなジャンルを担当していて、本当に多才です。
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