50/50 フィフティ・フィフティ
1月の記事は「エヴァ」一件で終っちゃったから
2月はガンガンいくぜ~! ・・・いや、いくつもりです(弱気)
50/50 フィフティ・フィフティ
2011年 アメリカ映画 サミット・エンターテイメント製作
監督:ジョナサン・レヴィン
製作:エヴァン・ゴールドバーグ セス・ローゲン ベン・カーリン
製作総指揮:ネイサン・カヘイン ウィル・ライザー
脚本:ウィル・ライザー
撮影:テリー・ステイシー
プロダクションデザイン:アニー・スピッツ
編集:ゼン・ベイカー
音楽:マイケル・ジアッキーノ
主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット セス・ローゲン アナ・ケンドリック
ブライス・ダラス・ハワード アンジェリカ・ヒューストン フィリップ・ベイカー・ホール
2月はガンガンいくぜ~! ・・・いや、いくつもりです(弱気)
50/50 フィフティ・フィフティ
2011年 アメリカ映画 サミット・エンターテイメント製作
監督:ジョナサン・レヴィン
製作:エヴァン・ゴールドバーグ セス・ローゲン ベン・カーリン
製作総指揮:ネイサン・カヘイン ウィル・ライザー
脚本:ウィル・ライザー
撮影:テリー・ステイシー
プロダクションデザイン:アニー・スピッツ
編集:ゼン・ベイカー
音楽:マイケル・ジアッキーノ
主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット セス・ローゲン アナ・ケンドリック
ブライス・ダラス・ハワード アンジェリカ・ヒューストン フィリップ・ベイカー・ホール
アメリカの堺雅人の異名(?)を持つジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のヒューマンドラマ
元々はジェームズ・マカヴォイ主演だったのが、諸事情により降板せざるをえなくなり
撮影開始一週間前(!)にジョセフが代役として決まったそうで
この二人って雰囲気とか佇まいが似てるなあって思ってましたが
本国でもそういう印象なんですかね
ともかく、こういうナイーヴな現代青年はジョセフの十八番ですね
ブライス・ダラス・ハワードはわりかし好きな女優ですが
嫌な印象のままフェードアウトしてパッとしない役でしたね。
それとこの人、日常ドラマにあんまり合わない気がします
もともとシャマラン映画の主演に抜擢されてメジャーになったし
SFとかそういうジャンル専門女優になってもいいんじゃないでしょうかw
そういうキャリアの人が居てもいい。
闘病を題材にした作品というと見る側も作る側も真摯な気持ちで臨まなくてはいけない
というイメージを持っています。軽々しく扱えるものではないですし
難病は感動させるためのツールに過ぎない、みたいな作品はゴメンこうむりたいです。
本作のコメディタッチの作風というのはかなりチャレンジングだと思いますが
脚本家の実体験を基にしているとのことで、決して茶化すのではなく
前向きな気持ちで乗り越えてほしいというメッセージは感じました。
また闘病そのものを描くのではなく、周囲の人々との交流を通して
普段はちょっと疎ましく感じていた家族や友達がいかに自分を気遣っているかを知り
成長していく、というのも見やすかったと思う。
ただ、それならガン以外でも成り立つ話のような気がしないでもなかった。
進むにつれて主人公も「段々死を意識するようになった」と言ったり
手術前夜に抑えていた感情がはち切れたりという場面もあったんですが
見てる間は病の恐怖というのはあまり感じなかったです。
そこをあえて強調しなかったんでしょうけど。
難病もので真っ先に思い浮かぶのはこの作品。
とにかく辛くて苦しい作品だった。多分、もう見ることはない。
ただ、それでも、生涯のなかで一度は見てほしい名作です。
「50/50」の話に戻って
この作品のMVPはセス・ローゲンではないでしょうか。
この人がジョセフより年下ということが信じられないオッサン臭さですが
(それともジョセフの若々しさが凄いのか?)
それが主役二人のいいコントラストとなっている。
今回、初めて見たという人もいるかもしれない、この巨漢のカナダ人コメディアン。
男性目線のロマンティック・コメディや男同士の友情がテーマのコメディという
アメリカのコメディ映画のトレンドの中心に居るのが彼だ。
野郎の本音をシモネタを交えてストレートに繰り出すトークや
恋愛にも仕事にも大雑把だが親友は何より大事にするというキャラクターイメージが
アメリカ人男性の共感を呼び、次々とヒットを飛ばしている。
僕が見たセスの主演作は次の三つです
無ケーカクの命中男 ノックトアップ
「40歳の童貞男」のジャド・アパトー監督作品。
簡単に言うと男版「ジュノ」です。
仲間と気楽な毎日を過ごすボンクラのプー太郎セスが
バーで出会ったキャリアウーマン(キャサリン・ハイグル)
と意気投合、酔った勢いもあり、そのまま事に及ぶが
その後、女性の妊娠が発覚する。
いい加減男が夫としても父としても一人前になるまでを描いた成長譚なんですが
ボンクラ野郎たちのボンクラトークが実に面白くそれだけで一つの話になりそうだ。
男が集まってする話といえば、まぁ大体想像がつくのではw
エロバカウザイけど、情に篤いボンクラというセスのハマリ役は今作で既に完成している。
別の見方をすれば、以後、似たような役を演じ続けているともいえる。
スモーキング・ハイ
マリファナ愛好家のセスと売人ジェームズ・フランコは親友同士。
そんな二人がマフィアの殺人事件を目撃してしまい.....
ダメダメ人間なのに絆は固いボンクラども。「女より友情を選ぶぜ」という台詞も飛び出し
まさにボンクラのなかのボンクラ映画だ。
単純に作品自体、面白いです!オススメ!
あと昨年ジョニー・デップとのロマンスで話題になったアンバー・ハードも出てるよ
素敵な人生の終り方
以前、感想を書いた作品です。
「ノックトアップ」と同じ監督ですが、とにかくこの監督、現在のコメディ界では一番の大物なのです。
そんな監督の集大成的なものになるはずだったのだけど、作品は大コケしました。
長すぎてダレてくるけど、まあまあの作品です。
アクションに挑戦した大作「グリーン・ホーネット」も微妙な結果となり
そろそろセスもボンクラ路線とは違う当たり役や
新たな代表作ヒット作が欲しいところかもしれない(余計なお世話)
さて、このレビューのなかで僕は何回”ボンクラ”と書いたでしょう?
元々はジェームズ・マカヴォイ主演だったのが、諸事情により降板せざるをえなくなり
撮影開始一週間前(!)にジョセフが代役として決まったそうで
この二人って雰囲気とか佇まいが似てるなあって思ってましたが
本国でもそういう印象なんですかね
ともかく、こういうナイーヴな現代青年はジョセフの十八番ですね
ブライス・ダラス・ハワードはわりかし好きな女優ですが
嫌な印象のままフェードアウトしてパッとしない役でしたね。
それとこの人、日常ドラマにあんまり合わない気がします
もともとシャマラン映画の主演に抜擢されてメジャーになったし
SFとかそういうジャンル専門女優になってもいいんじゃないでしょうかw
そういうキャリアの人が居てもいい。
闘病を題材にした作品というと見る側も作る側も真摯な気持ちで臨まなくてはいけない
というイメージを持っています。軽々しく扱えるものではないですし
難病は感動させるためのツールに過ぎない、みたいな作品はゴメンこうむりたいです。
本作のコメディタッチの作風というのはかなりチャレンジングだと思いますが
脚本家の実体験を基にしているとのことで、決して茶化すのではなく
前向きな気持ちで乗り越えてほしいというメッセージは感じました。
また闘病そのものを描くのではなく、周囲の人々との交流を通して
普段はちょっと疎ましく感じていた家族や友達がいかに自分を気遣っているかを知り
成長していく、というのも見やすかったと思う。
ただ、それならガン以外でも成り立つ話のような気がしないでもなかった。
進むにつれて主人公も「段々死を意識するようになった」と言ったり
手術前夜に抑えていた感情がはち切れたりという場面もあったんですが
見てる間は病の恐怖というのはあまり感じなかったです。
そこをあえて強調しなかったんでしょうけど。
難病もので真っ先に思い浮かぶのはこの作品。
とにかく辛くて苦しい作品だった。多分、もう見ることはない。
ただ、それでも、生涯のなかで一度は見てほしい名作です。
「50/50」の話に戻って
この作品のMVPはセス・ローゲンではないでしょうか。
この人がジョセフより年下ということが信じられないオッサン臭さですが
(それともジョセフの若々しさが凄いのか?)
それが主役二人のいいコントラストとなっている。
今回、初めて見たという人もいるかもしれない、この巨漢のカナダ人コメディアン。
男性目線のロマンティック・コメディや男同士の友情がテーマのコメディという
アメリカのコメディ映画のトレンドの中心に居るのが彼だ。
野郎の本音をシモネタを交えてストレートに繰り出すトークや
恋愛にも仕事にも大雑把だが親友は何より大事にするというキャラクターイメージが
アメリカ人男性の共感を呼び、次々とヒットを飛ばしている。
僕が見たセスの主演作は次の三つです
無ケーカクの命中男 ノックトアップ
「40歳の童貞男」のジャド・アパトー監督作品。
簡単に言うと男版「ジュノ」です。
仲間と気楽な毎日を過ごすボンクラのプー太郎セスが
バーで出会ったキャリアウーマン(キャサリン・ハイグル)
と意気投合、酔った勢いもあり、そのまま事に及ぶが
その後、女性の妊娠が発覚する。
いい加減男が夫としても父としても一人前になるまでを描いた成長譚なんですが
ボンクラ野郎たちのボンクラトークが実に面白くそれだけで一つの話になりそうだ。
男が集まってする話といえば、まぁ大体想像がつくのではw
エロバカウザイけど、情に篤いボンクラというセスのハマリ役は今作で既に完成している。
別の見方をすれば、以後、似たような役を演じ続けているともいえる。
スモーキング・ハイ
マリファナ愛好家のセスと売人ジェームズ・フランコは親友同士。
そんな二人がマフィアの殺人事件を目撃してしまい.....
ダメダメ人間なのに絆は固いボンクラども。「女より友情を選ぶぜ」という台詞も飛び出し
まさにボンクラのなかのボンクラ映画だ。
単純に作品自体、面白いです!オススメ!
あと昨年ジョニー・デップとのロマンスで話題になったアンバー・ハードも出てるよ
素敵な人生の終り方
以前、感想を書いた作品です。
「ノックトアップ」と同じ監督ですが、とにかくこの監督、現在のコメディ界では一番の大物なのです。
そんな監督の集大成的なものになるはずだったのだけど、作品は大コケしました。
長すぎてダレてくるけど、まあまあの作品です。
アクションに挑戦した大作「グリーン・ホーネット」も微妙な結果となり
そろそろセスもボンクラ路線とは違う当たり役や
新たな代表作ヒット作が欲しいところかもしれない(余計なお世話)
さて、このレビューのなかで僕は何回”ボンクラ”と書いたでしょう?
スポンサーサイト