ダーク・シャドウ
ダーク・シャドウ / DARK SHADOWS
2012年 アメリカ映画 ワーナー・ブラザーズ製作
監督:ティム・バートン
製作:リチャード・D・ザナック グレアム・キング ジョニー・デップ
原案:ジョン・オーガスト セス・グレアム=スミス
脚本:セス・グレアム=スミス
原作(TVシリーズ):ダン・カーティス
撮影:ブリュノ・デルボネル
プロダクションデザイン:リック・ハインリクス
衣装:コリーン・アトウッド
編集:クリス・レベンゾン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー エヴァ・グリーン ヘレナ・ボナム・カーター
酷評してます
2012年 アメリカ映画 ワーナー・ブラザーズ製作
監督:ティム・バートン
製作:リチャード・D・ザナック グレアム・キング ジョニー・デップ
原案:ジョン・オーガスト セス・グレアム=スミス
脚本:セス・グレアム=スミス
原作(TVシリーズ):ダン・カーティス
撮影:ブリュノ・デルボネル
プロダクションデザイン:リック・ハインリクス
衣装:コリーン・アトウッド
編集:クリス・レベンゾン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー エヴァ・グリーン ヘレナ・ボナム・カーター
酷評してます
つまんなかった。
すげー駄作とまでは言わないけど面白くなかったですね。
見た目は豪華です。この監督らしいクラシカルでありながらどこか歪なヴィジュアル。
バートン監督、この手のゴシックな世界観なら今じゃちょちょいのちょいって感じで
作ってしまえるくらいの得意分野でしょうし。
その結果、いつも見ている、バートンワールドとなりました。
あぁ、きっと、こうなんだろうな、っていう予想以外のものは何もない。
主人公バーナバスもイマイチ好感持てない。
まず最初に宣伝文句に、”なるべくなら人の血は吸いたくない”とかいうのありましたよね?
人の血を吸って生きなきゃならないのに人殺しをしたくないヴァンパイア
この葛藤をどう乗り越えるのかって、ちょっと興味あったんですが
復活した直後、数人の作業員を殺しました。えッ?!
「すまんが血を頂く」とか丁寧に前置きしたけど
血を吸って用済みになった肉体の乱暴な扱いを見るに、説得力はない。
「殺すたびに私の魂は死ぬ」という台詞もあったけど、建前だよね
罪の意識を感じているようには全く見えなかった。
いっそ「てめえら全員俺のエサなんだよ~!」くらい開き直ってくれたら
少しは好きになれたかも。
つーか、「私の呪いがー呪いがー」って言ってる割には
この人、結構ヴァンパイアライフ楽しんでませんでしたか?
そもそも吸血鬼になったのも、自業自得だしなぁ.....
粘着質なアンジェリカも大概だけどね。
よく考えたら
バーナバス=全てを備えた金持ち
アンジェリカ=愛に飢えたアウトサイダー
で、初期のバートン作品なら主役・悪役逆だったかもしれませんね。
「リア充ざまあw」精神っていうのはバートン監督作品の支柱の一つだと思っていましたが、
「ダーク・シャドウ」はそのリア充が主人公なのです。
そのせいか監督も誰にフォーカスあてていいのか迷ってる気もしました
それとも誰が主役ということなく、コリンズ家という全体を描こうとしたのか。
その割りにゃチグハグ。あの叔父さんロクデナシだけどろくに描写もされないまま退場したし
時代がかった台詞回しも次第にしつこく感じてきました。
あれって「どんな時代であっても俺は俺だ」っていうバーナバスの意思表示?
当時は貴族でも今じゃ時代遅れオッサンっていう哀れみ?
それとも単なるウケ狙い?だとしたらスベってるよ。大して笑えない。
いきなりバトル漫画風になるクライマックスは悪くないけど
それまでユルユルだったのにいきなり盛り上がってもねえ。
動く彫刻は昔のドラえもん劇場版(魔界大冒険とか)
を連想してちょっと懐かしい感じだったけど。
せめてバーナバスにとって最も酷な欝エンドがよかったね。
アンジェリカを倒すけどコリンズ家も全員死亡。
ヴィクトリアも死んで、一人とり残されて呪いは解けない。
罪を背負って永遠に生きる。
これならもう少しは満足したね。
うわー、俺って最低。
でも、とことん堕ちたゆえの美しさというか、そういうのもたまにはイイと思うのね。
それはともかくジョニー・デップも、そろそろ刑事とか弁護士とかビジネスマンとか先生とか
ファンタジー以外の役を多くしてもいいんじゃないでしょうか。
「ラム・ダイアリー」とか普通の役もやってるじゃんと言われるでしょうけど
ここ最近のイメージはバートン作品にジャック・スパロウっで固まってる気がします。
評判悪かったらしいけど僕は「パブリック・エネミーズ」は良かったと思うし。
デップのファンというほどではないけどアンチでもない、1映画ファンの意見です。
すげー駄作とまでは言わないけど面白くなかったですね。
見た目は豪華です。この監督らしいクラシカルでありながらどこか歪なヴィジュアル。
バートン監督、この手のゴシックな世界観なら今じゃちょちょいのちょいって感じで
作ってしまえるくらいの得意分野でしょうし。
その結果、いつも見ている、バートンワールドとなりました。
あぁ、きっと、こうなんだろうな、っていう予想以外のものは何もない。
主人公バーナバスもイマイチ好感持てない。
まず最初に宣伝文句に、”なるべくなら人の血は吸いたくない”とかいうのありましたよね?
人の血を吸って生きなきゃならないのに人殺しをしたくないヴァンパイア
この葛藤をどう乗り越えるのかって、ちょっと興味あったんですが
復活した直後、数人の作業員を殺しました。えッ?!
「すまんが血を頂く」とか丁寧に前置きしたけど
血を吸って用済みになった肉体の乱暴な扱いを見るに、説得力はない。
「殺すたびに私の魂は死ぬ」という台詞もあったけど、建前だよね
罪の意識を感じているようには全く見えなかった。
いっそ「てめえら全員俺のエサなんだよ~!」くらい開き直ってくれたら
少しは好きになれたかも。
つーか、「私の呪いがー呪いがー」って言ってる割には
この人、結構ヴァンパイアライフ楽しんでませんでしたか?
そもそも吸血鬼になったのも、自業自得だしなぁ.....
粘着質なアンジェリカも大概だけどね。
よく考えたら
バーナバス=全てを備えた金持ち
アンジェリカ=愛に飢えたアウトサイダー
で、初期のバートン作品なら主役・悪役逆だったかもしれませんね。
「リア充ざまあw」精神っていうのはバートン監督作品の支柱の一つだと思っていましたが、
「ダーク・シャドウ」はそのリア充が主人公なのです。
そのせいか監督も誰にフォーカスあてていいのか迷ってる気もしました
それとも誰が主役ということなく、コリンズ家という全体を描こうとしたのか。
その割りにゃチグハグ。あの叔父さんロクデナシだけどろくに描写もされないまま退場したし
時代がかった台詞回しも次第にしつこく感じてきました。
あれって「どんな時代であっても俺は俺だ」っていうバーナバスの意思表示?
当時は貴族でも今じゃ時代遅れオッサンっていう哀れみ?
それとも単なるウケ狙い?だとしたらスベってるよ。大して笑えない。
いきなりバトル漫画風になるクライマックスは悪くないけど
それまでユルユルだったのにいきなり盛り上がってもねえ。
動く彫刻は昔のドラえもん劇場版(魔界大冒険とか)
を連想してちょっと懐かしい感じだったけど。
せめてバーナバスにとって最も酷な欝エンドがよかったね。
アンジェリカを倒すけどコリンズ家も全員死亡。
ヴィクトリアも死んで、一人とり残されて呪いは解けない。
罪を背負って永遠に生きる。
これならもう少しは満足したね。
うわー、俺って最低。
でも、とことん堕ちたゆえの美しさというか、そういうのもたまにはイイと思うのね。
それはともかくジョニー・デップも、そろそろ刑事とか弁護士とかビジネスマンとか先生とか
ファンタジー以外の役を多くしてもいいんじゃないでしょうか。
「ラム・ダイアリー」とか普通の役もやってるじゃんと言われるでしょうけど
ここ最近のイメージはバートン作品にジャック・スパロウっで固まってる気がします。
評判悪かったらしいけど僕は「パブリック・エネミーズ」は良かったと思うし。
デップのファンというほどではないけどアンチでもない、1映画ファンの意見です。
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