インモータルズ 神々の戦い
インモータルズ 神々の戦い / IMMORTALS
2011年 アメリカ映画 レラティヴィティ・メディア ユニヴァーサル 製作
人や動物が生まれる前のはるか昔、天空で神々の戦いがおこった。
敗者はタイタン族としてタルタロス山の地底に封印され
勝者はオリュンポス12神として人々から敬われることとなった。
長い時が過ぎた古代ギリシャ、暴君ハイペリオンが各地を侵攻していた。
彼の目的はかつての神の戦争で失われたエピロスの弓を使ってタイタン族を解き放つこと。
タイタン族が再び蘇れば世界は闇と化してしまう。
人類の危機が迫るなか、ハイペリオンに母親を殺された青年テセウスが立ち上がる。
監督:ターセム・シン・ダンドワール
製作:マーク・キャントン ジャンニ・ヌナリ ライアン・カヴァナー
製作総指揮:タッカー・トゥーリー ジェフ・ワックスマン トミー・タートル ジェイソン・フェルツ
脚本:ヴラス・パルラパニデス チャーリー・パルラパニデス
撮影:ブレンダン・ガルヴィン
プロダクションデザイン:トム・フォーデン
衣装:石岡瑛子
編集:スチュアート・レヴィ
音楽:トレヴァー・モリス
出演:ヘンリー・カヴィル ミッキー・ローク ジョン・ハート スティーヴン・ドーフ
フリーダ・ピント イザベル・ルーカス ルーク・エヴァンス ケラン・ラッツ
2011年 アメリカ映画 レラティヴィティ・メディア ユニヴァーサル 製作
人や動物が生まれる前のはるか昔、天空で神々の戦いがおこった。
敗者はタイタン族としてタルタロス山の地底に封印され
勝者はオリュンポス12神として人々から敬われることとなった。
長い時が過ぎた古代ギリシャ、暴君ハイペリオンが各地を侵攻していた。
彼の目的はかつての神の戦争で失われたエピロスの弓を使ってタイタン族を解き放つこと。
タイタン族が再び蘇れば世界は闇と化してしまう。
人類の危機が迫るなか、ハイペリオンに母親を殺された青年テセウスが立ち上がる。
監督:ターセム・シン・ダンドワール
製作:マーク・キャントン ジャンニ・ヌナリ ライアン・カヴァナー
製作総指揮:タッカー・トゥーリー ジェフ・ワックスマン トミー・タートル ジェイソン・フェルツ
脚本:ヴラス・パルラパニデス チャーリー・パルラパニデス
撮影:ブレンダン・ガルヴィン
プロダクションデザイン:トム・フォーデン
衣装:石岡瑛子
編集:スチュアート・レヴィ
音楽:トレヴァー・モリス
出演:ヘンリー・カヴィル ミッキー・ローク ジョン・ハート スティーヴン・ドーフ
フリーダ・ピント イザベル・ルーカス ルーク・エヴァンス ケラン・ラッツ
インド出身の鬼才ターセム監督によるアクションアドヴェンチャー
この監督、表記がマチマチで
ただの”ターセム”だったり”ターセム・シン”だったり
今回は”ターセム・シン・ダンドワール”と何か長くなってるw
「落下の王国」がなかなかいい映画だったし
「ザ・セル」は今更ながら昨年見て、これも結構気に入ったので
この監督が冒険活劇および神話ファンタジーを撮ると聞き、少し楽しみにしていました。
評判は芳しくないですが、想像してたより全然イイよ、これ。
この監督のヴィジュアルセンスはちょっとドギヅかったり「?」と思う箇所もあるけど
それでも、目を見張るシーンは多いし、アクションもしっかりしてる。
タイタン族と神々が激突するクライマックスも
えぇ、ここまでやるの?!ってくらいの激しさでR-15も納得。
あの無敵の弓で無双するのか、と思ったらあっさり消滅して笑った。
ストーリーは単純かもしれないけど
「一人の勇者が暴君に立ち向かう」っていうのが王道っていうか結局そこに行きつくんだと思う。
「ブレイブハート」しかり「グラディエーター」しかり
今時ヒロイズムを真っ正直に描けるジャンルは史劇かヒロイックファンタジーくらいだし
ちょっと古臭くてもいいんじゃないかな。
ただ、家族を殺されて復讐を誓うというのは「タイタンの戦い」とかぶってるなとは思いました。
名もなき老人に変身してテセウスの成長を直に見守り続けたゼウス。
驚異的な戦闘能力だけでなく愛情と勇気を併せ持つテセウスこそ
ハイペリオンを倒せる唯一の人間だと語るが、そこまでテセウスに惚れこむのは
彼がゼウス自身の息子だからではないか?と予想したんですが
特にそういうことはなかったですね。
今までの映画に出てきたギリシャ神話の男神というと
威厳のある中年、壮年男性が多かったですが今回の神様は皆若々しい美男美女です
中心となるのはもちろんゼウス。
かつて勝利して牢に閉じ込めてあるタイタン族とだけ闘う
人間同士の争いには干渉しない、というルールがあり
それを破ったものはたとえ息子でも容赦なく裁く。
とはいえ貴重な戦力、自分で減らすこともあるまいに。
ゼウスを演じるのはルーク・エヴァンスで、この人がかなりジェームズ・マカヴォイに似てるなー
と思いました。エヴァンスのほうが骨格がっしりで、若干男っぽいけど
比較画像 その1 その2 二つ目のほうは双子レヴェル。
この人、三銃士でもかっこよかったし、「ホビット」にも出てて、今、注目の男優なんですね。
しかしこの作品で最もインパクトを残したのは何といっても主役のヘンリー・カヴィルでしょうね。
「007 カジノ・ロワイヤル」ではボンドには若すぎと落とされ
「トワイライト」では永遠の高校生にしては老け過ぎと、ほぼ内定していた役を失った
という苦労を経て新しいスーパーマンに抜擢されたこの人、なかなかいいじゃないですか。
ルックスは男っぽいし、演技もヒロイックで熱い(繊細な役ではわからんけど...)
殺陣や剣さばきも見事の一言。
正直「MAN OF STEEL」はラッセル・クロウが出るっていうのと
音楽がハンス・ジマーだって言うこと以外興味なかったんですけど。
俄然、ヘンリーが演じるクラーク・ケント見たくなりました。
それにしても1回こっきりでスーパーマン役を降ろされたブランドン・ラウスはお気の毒。
結構いい役者なのにねぇ、ブランドン。
他の出演者ではスティーブン・ドーフ、久々に見た気がします。「ブレイド」の悪役かっこよかった。
粗は結構ありましたけど古代モノ、神話モノの醍醐味である(と僕は思っている)
ヴィジュアル、コスチューム、美術、そしてチャンバラはきちんと味あわせてくれました。
僕は「300」より気に入りました。こういうのを「タイタンの戦い」で見たかった!
音楽担当はトレヴァー・モリスという新進の作曲家でこの人もやっぱりハンス・ジマーの門下生です。
ジマー師匠のいくつかの楽曲から引っ張ってきて巧いこと組み合わせた感じとはいえ
彼らの奏でるバトルミュージックはやっぱり熱いし、アクション映画にはピッタリだ。
僕は好きだなぁ。
この監督、表記がマチマチで
ただの”ターセム”だったり”ターセム・シン”だったり
今回は”ターセム・シン・ダンドワール”と何か長くなってるw
「落下の王国」がなかなかいい映画だったし
「ザ・セル」は今更ながら昨年見て、これも結構気に入ったので
この監督が冒険活劇および神話ファンタジーを撮ると聞き、少し楽しみにしていました。
評判は芳しくないですが、想像してたより全然イイよ、これ。
この監督のヴィジュアルセンスはちょっとドギヅかったり「?」と思う箇所もあるけど
それでも、目を見張るシーンは多いし、アクションもしっかりしてる。
タイタン族と神々が激突するクライマックスも
えぇ、ここまでやるの?!ってくらいの激しさでR-15も納得。
あの無敵の弓で無双するのか、と思ったらあっさり消滅して笑った。
ストーリーは単純かもしれないけど
「一人の勇者が暴君に立ち向かう」っていうのが王道っていうか結局そこに行きつくんだと思う。
「ブレイブハート」しかり「グラディエーター」しかり
今時ヒロイズムを真っ正直に描けるジャンルは史劇かヒロイックファンタジーくらいだし
ちょっと古臭くてもいいんじゃないかな。
ただ、家族を殺されて復讐を誓うというのは「タイタンの戦い」とかぶってるなとは思いました。
名もなき老人に変身してテセウスの成長を直に見守り続けたゼウス。
驚異的な戦闘能力だけでなく愛情と勇気を併せ持つテセウスこそ
ハイペリオンを倒せる唯一の人間だと語るが、そこまでテセウスに惚れこむのは
彼がゼウス自身の息子だからではないか?と予想したんですが
特にそういうことはなかったですね。
今までの映画に出てきたギリシャ神話の男神というと
威厳のある中年、壮年男性が多かったですが今回の神様は皆若々しい美男美女です
中心となるのはもちろんゼウス。
かつて勝利して牢に閉じ込めてあるタイタン族とだけ闘う
人間同士の争いには干渉しない、というルールがあり
それを破ったものはたとえ息子でも容赦なく裁く。
とはいえ貴重な戦力、自分で減らすこともあるまいに。
ゼウスを演じるのはルーク・エヴァンスで、この人がかなりジェームズ・マカヴォイに似てるなー
と思いました。エヴァンスのほうが骨格がっしりで、若干男っぽいけど
比較画像 その1 その2 二つ目のほうは双子レヴェル。
この人、三銃士でもかっこよかったし、「ホビット」にも出てて、今、注目の男優なんですね。
しかしこの作品で最もインパクトを残したのは何といっても主役のヘンリー・カヴィルでしょうね。
「007 カジノ・ロワイヤル」ではボンドには若すぎと落とされ
「トワイライト」では永遠の高校生にしては老け過ぎと、ほぼ内定していた役を失った
という苦労を経て新しいスーパーマンに抜擢されたこの人、なかなかいいじゃないですか。
ルックスは男っぽいし、演技もヒロイックで熱い(繊細な役ではわからんけど...)
殺陣や剣さばきも見事の一言。
正直「MAN OF STEEL」はラッセル・クロウが出るっていうのと
音楽がハンス・ジマーだって言うこと以外興味なかったんですけど。
俄然、ヘンリーが演じるクラーク・ケント見たくなりました。
それにしても1回こっきりでスーパーマン役を降ろされたブランドン・ラウスはお気の毒。
結構いい役者なのにねぇ、ブランドン。
他の出演者ではスティーブン・ドーフ、久々に見た気がします。「ブレイド」の悪役かっこよかった。
粗は結構ありましたけど古代モノ、神話モノの醍醐味である(と僕は思っている)
ヴィジュアル、コスチューム、美術、そしてチャンバラはきちんと味あわせてくれました。
僕は「300」より気に入りました。こういうのを「タイタンの戦い」で見たかった!
音楽担当はトレヴァー・モリスという新進の作曲家でこの人もやっぱりハンス・ジマーの門下生です。
ジマー師匠のいくつかの楽曲から引っ張ってきて巧いこと組み合わせた感じとはいえ
彼らの奏でるバトルミュージックはやっぱり熱いし、アクション映画にはピッタリだ。
僕は好きだなぁ。
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