リミットレス
リミットレス / LIMITLESS
2011年 アメリカ映画
監督:ニール・バーガー
製作:アーウィン・ゲルシー スコット・クルーフ ライアン・カヴァナー
製作総指揮:タッカー・トゥーリー ブラッドリー・クーパー ジェイソン・フェルツ
原作:アラン・グリン
脚本:レスリー・ディクソン
撮影:ジョー・ウィレムズ
プロダクションデザイン:パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
編集:ナオミ・ジェラティ トレイシー・アダムズ
音楽:ポール・レナード=モーガン
出演:ブラッドリー・クーパー ロバート・デ・ニーロ アビー・コーニッシュ
エディは作家志望の冴えない男。執筆は進まず、恋人にも振られ散々な毎日だ。
彼は製薬会社に勤めているという元妻の弟と偶然再会し、ある新薬をもらう。
通常20%しか使われていない人間の脳の力を100%引き出すという驚異の薬
エディはそれを服用して金融界に進出、大成功をおさめていく。
その代償は死を招きかねない激しい副作用と、薬をめぐる血と欲に塗れた争奪戦だった。
2011年 アメリカ映画
監督:ニール・バーガー
製作:アーウィン・ゲルシー スコット・クルーフ ライアン・カヴァナー
製作総指揮:タッカー・トゥーリー ブラッドリー・クーパー ジェイソン・フェルツ
原作:アラン・グリン
脚本:レスリー・ディクソン
撮影:ジョー・ウィレムズ
プロダクションデザイン:パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
編集:ナオミ・ジェラティ トレイシー・アダムズ
音楽:ポール・レナード=モーガン
出演:ブラッドリー・クーパー ロバート・デ・ニーロ アビー・コーニッシュ
エディは作家志望の冴えない男。執筆は進まず、恋人にも振られ散々な毎日だ。
彼は製薬会社に勤めているという元妻の弟と偶然再会し、ある新薬をもらう。
通常20%しか使われていない人間の脳の力を100%引き出すという驚異の薬
エディはそれを服用して金融界に進出、大成功をおさめていく。
その代償は死を招きかねない激しい副作用と、薬をめぐる血と欲に塗れた争奪戦だった。
今一番勢いのあるハリウッドスターの一人、ブラッドリー・クーパー。
ただ僕は「Aチーム」も「ハングオーバー」も面白いと思わなかったので
この人に対するイメージはボンヤリしたままだった。
これは彼がイマイチなんじゃなくて、あくまで作品が合わなかっただけなんです。
「リミットレス」のブラッドリー、自分の中で一番かっこよく見えました。
薬を飲めば小説をサラッと書き上げたついでに、語学、音楽、株取引、手をつけたもの
ことごとく成功させる、さらに格闘まで出来るスーパー超人に。
でも飲まなきゃ、ただの人。
その演じ分けも巧かったし、天才モードの時のかっこよさも嫌味がない。
実生活もこんな人ならそりゃもてるよなあ。
かっこいいといえば、この「リミットレス」も”かっこよさ”が
作品全体を包み込んでいるような、そんな感じだった。
雰囲気や映像に泥臭さや暑苦しさがほとんどなく、演出もモダンだ
早い話、スタイリッシュなのである。(スタイリッシュというのも、もう使い古された言葉ですが)
特にチンピラを撃退するシーンの演出は秀逸で、短い時間の間に
少年時代に見たカンフー映画、護身術のレクチャー番組の断片がバババっと挿入され
それが主人公のアクションとリンクする。トニー・スコットもこういうの得意だったなぁ
またクライマックスもよく考えられていて、
特段派手な見せ場じゃないけど、スリリングだった
目に針突き刺すのは嫌だったけど。
切断とか血飛沫よりも骨折とか目潰しみたいな地味な暴力描写のほうが苦手なんだなぁ
生理的にゾワっと来る。
死体から流れ出る血を飲むのも衛生的に大丈夫なのかって気もしましたが。
あと時々画面がグーンというかギューンとなるじゃないですか。
どんどん奥に進んでいく感じの。あそこキツかったですね。
僕は3D酔いにかんしては全然大丈夫なんですけど、映画館で「リミットレス」見てたら
多分気持ち悪くなって戻していたかもしれません。レンタルで見てよかったな、と。
ただ終わり方は「インセプション」でもあった「ご想像にお任せします」タイプで
確かに想像の余地を残すのはいいと思うけど、そればっかり続くとね。
今後は作中できっぱり答えを出すような作品も、少しは出てきていい気もします。
とはいえ、主人公が破滅して終わるとかいう説教ENDじゃなくてよかった。
薬に頼り続けるエディは弱いのは確か。
しかし今まで散々どん底を味わってきた(それも彼自身が原因なのかもしれませんが)
そんななか突然手に入れた世界の頂点、簡単に手放せるか?
僕は彼を非難しきれないし、責めたくもない。
それにラストは本当に天才になったってことかもわからんだろう
(まあ十中八九薬だろうけど)
それとエディを付回す謎の男は「グラディエーター」でマキシマスの副官だった人ですね。
「グラディエーター」大好きだから何回も見てるうちに顔を覚えてしまったw
ただ僕は「Aチーム」も「ハングオーバー」も面白いと思わなかったので
この人に対するイメージはボンヤリしたままだった。
これは彼がイマイチなんじゃなくて、あくまで作品が合わなかっただけなんです。
「リミットレス」のブラッドリー、自分の中で一番かっこよく見えました。
薬を飲めば小説をサラッと書き上げたついでに、語学、音楽、株取引、手をつけたもの
ことごとく成功させる、さらに格闘まで出来るスーパー超人に。
でも飲まなきゃ、ただの人。
その演じ分けも巧かったし、天才モードの時のかっこよさも嫌味がない。
実生活もこんな人ならそりゃもてるよなあ。
かっこいいといえば、この「リミットレス」も”かっこよさ”が
作品全体を包み込んでいるような、そんな感じだった。
雰囲気や映像に泥臭さや暑苦しさがほとんどなく、演出もモダンだ
早い話、スタイリッシュなのである。(スタイリッシュというのも、もう使い古された言葉ですが)
特にチンピラを撃退するシーンの演出は秀逸で、短い時間の間に
少年時代に見たカンフー映画、護身術のレクチャー番組の断片がバババっと挿入され
それが主人公のアクションとリンクする。トニー・スコットもこういうの得意だったなぁ
またクライマックスもよく考えられていて、
特段派手な見せ場じゃないけど、スリリングだった
目に針突き刺すのは嫌だったけど。
切断とか血飛沫よりも骨折とか目潰しみたいな地味な暴力描写のほうが苦手なんだなぁ
生理的にゾワっと来る。
死体から流れ出る血を飲むのも衛生的に大丈夫なのかって気もしましたが。
あと時々画面がグーンというかギューンとなるじゃないですか。
どんどん奥に進んでいく感じの。あそこキツかったですね。
僕は3D酔いにかんしては全然大丈夫なんですけど、映画館で「リミットレス」見てたら
多分気持ち悪くなって戻していたかもしれません。レンタルで見てよかったな、と。
ただ終わり方は「インセプション」でもあった「ご想像にお任せします」タイプで
確かに想像の余地を残すのはいいと思うけど、そればっかり続くとね。
今後は作中できっぱり答えを出すような作品も、少しは出てきていい気もします。
とはいえ、主人公が破滅して終わるとかいう説教ENDじゃなくてよかった。
薬に頼り続けるエディは弱いのは確か。
しかし今まで散々どん底を味わってきた(それも彼自身が原因なのかもしれませんが)
そんななか突然手に入れた世界の頂点、簡単に手放せるか?
僕は彼を非難しきれないし、責めたくもない。
それにラストは本当に天才になったってことかもわからんだろう
(まあ十中八九薬だろうけど)
それとエディを付回す謎の男は「グラディエーター」でマキシマスの副官だった人ですね。
「グラディエーター」大好きだから何回も見てるうちに顔を覚えてしまったw
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