マザーズ デイ
TSUTAYA独占レンタルらしい。
正直言って久々に気分が悪くなる作品を見た。
マザーズ デイ / MOTHER'S DAY
2010年 アメリカ映画
監督:ダーレン・リン・バウズマン
製作:ブレット・ラトナー
原案・脚本: スコット・ミラム
オリジナル脚本:チャールズ・カウフマン ウォーレン・ライト
撮影:ジョセフ・ホワイト
プロダクションデザイン:アンソニー・イアンニ
編集:ハンター・M・ヴィア
音楽:ボビー・ジョンストン
出演:レベッカ・デモーネイ ジェイミー・キング
ネタバレしてます
正直言って久々に気分が悪くなる作品を見た。
マザーズ デイ / MOTHER'S DAY
2010年 アメリカ映画
監督:ダーレン・リン・バウズマン
製作:ブレット・ラトナー
原案・脚本: スコット・ミラム
オリジナル脚本:チャールズ・カウフマン ウォーレン・ライト
撮影:ジョセフ・ホワイト
プロダクションデザイン:アンソニー・イアンニ
編集:ハンター・M・ヴィア
音楽:ボビー・ジョンストン
出演:レベッカ・デモーネイ ジェイミー・キング
ネタバレしてます
「ファニー・ゲーム」「ストレンジャーズ」と同系統の
幸せそうな中流家庭に突然、侵入者がやってきて不条理な暴力にさらされるという内容
この手のジャンル、勝手に命名するなら家宅侵入ホラーってところだろうか
侵入者は男三人。銀行強盗をやらかし、末っ子は腹部を撃たれて
以前住んでいた家に逃げ込むんだけども
そこの物件はすでに別の人が買っていて、ちょうど友人達とパーティーをしていた。
全員人質となってしまい、恐怖の夜が始まる。
強盗一家は母親が仕切っており、息子達は頭が上がらないらしい。
人質が手を煩わせたり、反抗をするたびに仕置きと称して制裁を加えていく。
この母親が狂人の顔と家族を(自分なりに)愛する母親の顔を併せ持っている
というキャラクターなのでしょうが
僕は見ていて腹立たしさと憎らしさばかりが募ってしまいました。
「エスター」の場合は見ていて多少の同情と言うか悲哀を感じたものですが
この作品ではとにかく早く成敗されろ、としか思えませんでした
人質のほうも単純にいい人ばかりでなく
それぞれに秘密があり、付き合いも表面だけ、自分だけは助かりたいエゴが出てくる
という構造なのですが、だからといってあんな目に遭わされる謂れはないし
あの母親が彼らを裁く権利もない。まぁそういう不条理を描くのが目的だからしょうがないけど
ラストの修羅場を経て生き残ったヒロインは赤ん坊を生むのですが
生存不明だった例の母親が病院に忍び込み赤ん坊を盗んでしまう。
また悲劇は繰り返されるのか.....という鬱エンド
五体満足というのもありえん、せめてショットガンで片腕吹っ飛ばされるくらいは
されていいのに。それくらいの報いは受けろよ。
これほど嫌悪感を感じたのは、つまり演者の説得力が絶大だったということなんだろう。
「ゆりかごを揺らす手」もこの女優さんでしたよね。
「バックドラフト」でカート・ラッセルの優しい奥さん役だったのは遠い昔のようだ。
自分は悪党(一般常識から見て)が主人公の映画も好きですし
悪党が生き残るって結末も全然ありだと思う。
ただ今回の作品のように
普通に暮らす良心的な人たち(完璧にいい人ではなくてもね)が
ただただ苦しめられるという展開は生理的に無理でした。
監督は「SAW」シリーズの2から4を担当した人なのでサスペンスの演出は緊張感ありますし
むしろ「SAW」の時より巧くなってるとは思いました。
幸せそうな中流家庭に突然、侵入者がやってきて不条理な暴力にさらされるという内容
この手のジャンル、勝手に命名するなら家宅侵入ホラーってところだろうか
侵入者は男三人。銀行強盗をやらかし、末っ子は腹部を撃たれて
以前住んでいた家に逃げ込むんだけども
そこの物件はすでに別の人が買っていて、ちょうど友人達とパーティーをしていた。
全員人質となってしまい、恐怖の夜が始まる。
強盗一家は母親が仕切っており、息子達は頭が上がらないらしい。
人質が手を煩わせたり、反抗をするたびに仕置きと称して制裁を加えていく。
この母親が狂人の顔と家族を(自分なりに)愛する母親の顔を併せ持っている
というキャラクターなのでしょうが
僕は見ていて腹立たしさと憎らしさばかりが募ってしまいました。
「エスター」の場合は見ていて多少の同情と言うか悲哀を感じたものですが
この作品ではとにかく早く成敗されろ、としか思えませんでした
人質のほうも単純にいい人ばかりでなく
それぞれに秘密があり、付き合いも表面だけ、自分だけは助かりたいエゴが出てくる
という構造なのですが、だからといってあんな目に遭わされる謂れはないし
あの母親が彼らを裁く権利もない。まぁそういう不条理を描くのが目的だからしょうがないけど
ラストの修羅場を経て生き残ったヒロインは赤ん坊を生むのですが
生存不明だった例の母親が病院に忍び込み赤ん坊を盗んでしまう。
また悲劇は繰り返されるのか.....という鬱エンド
五体満足というのもありえん、せめてショットガンで片腕吹っ飛ばされるくらいは
されていいのに。それくらいの報いは受けろよ。
これほど嫌悪感を感じたのは、つまり演者の説得力が絶大だったということなんだろう。
「ゆりかごを揺らす手」もこの女優さんでしたよね。
「バックドラフト」でカート・ラッセルの優しい奥さん役だったのは遠い昔のようだ。
自分は悪党(一般常識から見て)が主人公の映画も好きですし
悪党が生き残るって結末も全然ありだと思う。
ただ今回の作品のように
普通に暮らす良心的な人たち(完璧にいい人ではなくてもね)が
ただただ苦しめられるという展開は生理的に無理でした。
監督は「SAW」シリーズの2から4を担当した人なのでサスペンスの演出は緊張感ありますし
むしろ「SAW」の時より巧くなってるとは思いました。
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