復讐捜査線
復讐捜査線 / EDGE OF DARKNESS
ボストン警察に務める刑事トーマス・クレイヴンは帰郷した愛娘エマを出迎えるが
どうも彼女は具合が悪いらしい。病院に送ろうと家を出た瞬間、何者かが発砲しエマは被弾した。
エマの最期を看取ったトーマスは「被害者の身内は捜査に関わるな」と釘を刺されながらも捜査に乗り出す。
当初は警官であるトーマスへの報復目的かと思われたが、エマの勤め先は軍事企業だった。
それ以上の深追いは政府の暗部に触れることであり
一介の刑事の手に負えるヤマではなかったがトーマスを止められるものはいない。
失うもののない彼には国家権力ですら、もはや何の意味も無いのだ。
妨害、脅迫、殺し屋の襲撃をかわし黒幕を追い詰めるトーマス。
怒りの銃弾が、いま放たれる。
2010年 アメリカ/イギリス合作映画 ワーナー・ブラザーズ製作
監督:マーティン・キャンベル
製作:グラハム・キング ティム・ヘディントン マイケル・ウェアリング
脚本:ウィリアム・モナハン
原案:トロイ・ケネディ・マーティン
撮影:フィル・メヒュー
編集:スチュアート・ベアード
音楽:ハワード・ショア
出演:メル・ギブソン レイ・ウィンストン ダニー・ヒューストン ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
ボストン警察に務める刑事トーマス・クレイヴンは帰郷した愛娘エマを出迎えるが
どうも彼女は具合が悪いらしい。病院に送ろうと家を出た瞬間、何者かが発砲しエマは被弾した。
エマの最期を看取ったトーマスは「被害者の身内は捜査に関わるな」と釘を刺されながらも捜査に乗り出す。
当初は警官であるトーマスへの報復目的かと思われたが、エマの勤め先は軍事企業だった。
それ以上の深追いは政府の暗部に触れることであり
一介の刑事の手に負えるヤマではなかったがトーマスを止められるものはいない。
失うもののない彼には国家権力ですら、もはや何の意味も無いのだ。
妨害、脅迫、殺し屋の襲撃をかわし黒幕を追い詰めるトーマス。
怒りの銃弾が、いま放たれる。
2010年 アメリカ/イギリス合作映画 ワーナー・ブラザーズ製作
監督:マーティン・キャンベル
製作:グラハム・キング ティム・ヘディントン マイケル・ウェアリング
脚本:ウィリアム・モナハン
原案:トロイ・ケネディ・マーティン
撮影:フィル・メヒュー
編集:スチュアート・ベアード
音楽:ハワード・ショア
出演:メル・ギブソン レイ・ウィンストン ダニー・ヒューストン ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
メル・ギブソン久々の主演作なのに
DVDリリースしてから一年近く経ってレビューとはファンの風上にも置けませんね。
見る前は「マイ・ボディガード」+「ナイロビの蜂」みたいなものを予想していました
(ナイロビの蜂でもウルヴァリンでも黒幕側だったダニー・ヒューストン、こういう役多いなw)
核の行使について、などもちらっと出てきますが、社会派っぽい方向には行きません、
基本的に今までのメル・ギブソン主演のアクション映画と同じく勧善懲悪ものです。
ヒーローは苦難に見舞われ、犠牲を払いながらも正義を果たし
悪役は良心のかけらもなく、どこまでも悪いのです。
なぜ悪の道に入ったかという説明もありませんし、改心することもないです。
悪いといったら悪いのです。そして最後は容赦ない天誅を喰らいます。
舞台は現代ですが、何となく時代劇もしくは西部劇を見ているような、そんな感覚を覚えます
メルが特典のインタビューで「この物語はどこか16世紀のイギリスで流行した復讐悲劇を連想させる」
と語っていたので、どことなく時代がかった話に感じるのは主演者も同じらしい
実際、この主人公を見てて受ける印象は刑事というよりはほとんど自警者(ヴィジランテ)である。
早々に、単独で捜査を始め、署に戻って上司に報告するという場面も無いし。
とはいえ復讐の為だけにどんなことでもするとか私怨だけで動くというのではないです。
やり方は決してスマートではないですが最終的には正義の遂行というものを
言葉ではなく行動で示していたと思います。
役者としては本当に久しぶりメル・ギブソンは他に書かれている方も多いですが
正直容姿の老け込みは激しいです。
しかし、それがロマンスのかけらもない本作の硬派な雰囲気にピッタリでした。
寡黙な演技も、物言わぬ復讐者マックスがそのまま年老いたような、
むしろ迫力とオーラが2倍にも3倍にも増しているようにさえ感じる。
(年齢重ねてるんだから当然といえばそうですが)
僕は最初にファンになったアクションスターがメル・ギブソンであり
それ以来ファンでいますが、ここ何年か言われてる彼の人柄については気にしないようにしてる。
実際気にならないし、しても仕方ない。あくまでスターとしての彼が好きなんだから。
本人を知りえるわけもないですし、そういうとこまで擁護するつもりはありません。
ただ、俳優、演技者としては、やはり稀有な唯一無二なんだよな、というのを改めて思いました。
悪役の顔に牛乳をぶちまけるという行為に、あれだけの情念を込めれる男は他にいまい。
(ここ、文だけなら全く意味不明ですがw)
僕はファンとして、この作品には満足しました。
が、特にメルのファンでなければごくごく普通の(しかもちょっと地味目)
サスペンスアクションにしか見えないかもしれません
それでも、こんな出来損ないのゴミクズアクションに比べたら
よっぽどちゃんとしたつくりだとは思うけどね、この映画
娘のために闘う父親というと近年では「96時間」を真っ先に連想する。
爽快感、痛快さでは敵わないけど、ドラマの深さでは上をいっていると思う。
生身の男のたった一人の戦い、とくと見届けなされ!
それと殺し屋コンビの片割れの人がいいですね。
フランク・グリロという人なんですが
「マザーズ・デイ」で大変な目に遭った家主さんと同じ役者なんだな。
あの作品ではかなり同情したけど、この作品ではこんなに憎たらしいとは。
かなりのカメレオンです。「ザ・グレイ 凍える太陽」にもでてたそうで、結構売れてるみたい。
DVDリリースしてから一年近く経ってレビューとはファンの風上にも置けませんね。
見る前は「マイ・ボディガード」+「ナイロビの蜂」みたいなものを予想していました
(ナイロビの蜂でもウルヴァリンでも黒幕側だったダニー・ヒューストン、こういう役多いなw)
核の行使について、などもちらっと出てきますが、社会派っぽい方向には行きません、
基本的に今までのメル・ギブソン主演のアクション映画と同じく勧善懲悪ものです。
ヒーローは苦難に見舞われ、犠牲を払いながらも正義を果たし
悪役は良心のかけらもなく、どこまでも悪いのです。
なぜ悪の道に入ったかという説明もありませんし、改心することもないです。
悪いといったら悪いのです。そして最後は容赦ない天誅を喰らいます。
舞台は現代ですが、何となく時代劇もしくは西部劇を見ているような、そんな感覚を覚えます
メルが特典のインタビューで「この物語はどこか16世紀のイギリスで流行した復讐悲劇を連想させる」
と語っていたので、どことなく時代がかった話に感じるのは主演者も同じらしい
実際、この主人公を見てて受ける印象は刑事というよりはほとんど自警者(ヴィジランテ)である。
早々に、単独で捜査を始め、署に戻って上司に報告するという場面も無いし。
とはいえ復讐の為だけにどんなことでもするとか私怨だけで動くというのではないです。
やり方は決してスマートではないですが最終的には正義の遂行というものを
言葉ではなく行動で示していたと思います。
役者としては本当に久しぶりメル・ギブソンは他に書かれている方も多いですが
正直容姿の老け込みは激しいです。
しかし、それがロマンスのかけらもない本作の硬派な雰囲気にピッタリでした。
寡黙な演技も、物言わぬ復讐者マックスがそのまま年老いたような、
むしろ迫力とオーラが2倍にも3倍にも増しているようにさえ感じる。
(年齢重ねてるんだから当然といえばそうですが)
僕は最初にファンになったアクションスターがメル・ギブソンであり
それ以来ファンでいますが、ここ何年か言われてる彼の人柄については気にしないようにしてる。
実際気にならないし、しても仕方ない。あくまでスターとしての彼が好きなんだから。
本人を知りえるわけもないですし、そういうとこまで擁護するつもりはありません。
ただ、俳優、演技者としては、やはり稀有な唯一無二なんだよな、というのを改めて思いました。
悪役の顔に牛乳をぶちまけるという行為に、あれだけの情念を込めれる男は他にいまい。
(ここ、文だけなら全く意味不明ですがw)
僕はファンとして、この作品には満足しました。
が、特にメルのファンでなければごくごく普通の(しかもちょっと地味目)
サスペンスアクションにしか見えないかもしれません
それでも、こんな出来損ないのゴミクズアクションに比べたら
よっぽどちゃんとしたつくりだとは思うけどね、この映画
娘のために闘う父親というと近年では「96時間」を真っ先に連想する。
爽快感、痛快さでは敵わないけど、ドラマの深さでは上をいっていると思う。
生身の男のたった一人の戦い、とくと見届けなされ!
それと殺し屋コンビの片割れの人がいいですね。
フランク・グリロという人なんですが
「マザーズ・デイ」で大変な目に遭った家主さんと同じ役者なんだな。
あの作品ではかなり同情したけど、この作品ではこんなに憎たらしいとは。
かなりのカメレオンです。「ザ・グレイ 凍える太陽」にもでてたそうで、結構売れてるみたい。
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