TIME タイム
この作品の元々のタイトルって"I M MORTAL"だったそうで
"I'M MORTAL"と"IMMORTAL"のダブルミーニングで洒落てるのに
何で"IN TIME"(原題)って平凡なタイトルに変えたんだ?
TIME タイム / IN TIME
2011年 アメリカ映画 20世紀フォックス製作
監督・脚本・製作:アンドリュー・ニコル
製作:エリック・ニューマン マーク・エイブラハム
製作総指揮:アーノン・ミルチャン アンドリュー・Z・デイヴィス
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:ザック・ステーンバーグ
プロダクションデザイン:アレックス・マクダウェル
衣装:コリーン・アトウッド
音楽:クレイグ・アームストロング
出演:ジャスティン・ティンバーレイク アマンダ・セイフライド キリアン・マーフィ
"I'M MORTAL"と"IMMORTAL"のダブルミーニングで洒落てるのに
何で"IN TIME"(原題)って平凡なタイトルに変えたんだ?
TIME タイム / IN TIME
2011年 アメリカ映画 20世紀フォックス製作
監督・脚本・製作:アンドリュー・ニコル
製作:エリック・ニューマン マーク・エイブラハム
製作総指揮:アーノン・ミルチャン アンドリュー・Z・デイヴィス
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:ザック・ステーンバーグ
プロダクションデザイン:アレックス・マクダウェル
衣装:コリーン・アトウッド
音楽:クレイグ・アームストロング
出演:ジャスティン・ティンバーレイク アマンダ・セイフライド キリアン・マーフィ
洋画の人気が低迷と言われて結構経ちますが、この作品(実は本国ではイマイチ受けてなかったりする)
は結構ヒットしてるようですね。二週連続1位だったとか。
出演者も割と美男美女が揃ってますしね。
(キリアン・マーフィも美男の範囲に入ると思います。キリアンって佐々木蔵之介に似てない?)
それと根強い人気のある「ガタカ」の監督の新作だということも映画ファンへの
アピールになっているのかもしれません。
SFネタとして未来社会、タイムトラベル、超能力、飛躍しすぎた科学の危険性、マシーン&ロボット
などがありますが、不老不死もよく取り上げられるテーマの一つです
(SF通り越してちょいファンタジーの領域って気もしますが)
不老不死は誰でも一度くらいは夢見たことがあるでしょう。
現に僕は今でも時々考えたりします。永遠に生きられたらどうするかなあって(アホ)
それはともかく不老不死ネタの映画というと
ヴァンパイアものは大体そうですね、あと「ハイランダー 悪魔の戦士」も捨てがたい一品。
首チョンパされない限り死なない男たちが最後に生き残った一人に与えられるという
無限のパワーを巡って闘うSFアクション。って内容だけ聞くと何じゃそりゃって感じだけど
男も泣けるロマンティシズムに溢れた名作!
シリーズ化され、TVドラマ、さらには日本製アニメまで作られたのは
この第一作目の根強い人気があったからこそ。
でも、地球上の全人類不老不死という発想は今まで無かったですね。
そうなると生まれる一方で、莫大な人口になってしまう。結局バランスが必要となり
その果てに、時間を稼ぎさえすれば永久に生きられる=永久に働かなくてはいけない
という恐ろしい社会に。
そして苦しむのは弱者。
こんな世界、変えてやる!と立ち上がるウィルを演じるのはジャスティン・ティンバーレイク。
僕はまだ「ソーシャル・ネットワーク」も見てないし、ミュージシャンとしての顔も知らない。
いつも聞いてる音楽がアレなんでね(笑)
だからこの人の演技を今回初めて見たんですが
役者としても結構いいですね、長身で見栄えするし、坊主頭も清潔感ある。
アクションシーンも激しく頑張ってました。
ライヴで踊ったりするからか、身体能力が高いんでしょうね。
しかしキャラクターとしては金持ちの車を強奪して時間も奪った辺りから「え?」と感じてしまった。
最後は完全に強盗になってるし。強盗じゃ言い方悪いか、義賊ね。
ヘンリー・ハミルトンは「この男なら」と全寿命を託して死んだんだから
彼の遺志が無駄にならないといいんだけどねぇ。
で、これからのウィルの行く道がヘンリーの望んだこととはどうしても思えない。
それにしても映画とか小説じゃ永遠の命を持つ者って大抵苦悩してますな。
この作品の場合はヘンリーがそうですね。
反対にヒロインの父親は娘が誘拐されても一秒も分けてやらなかったりする。
永久に生きられるなんて
僕からすれば羨ましくてしょうがないんですが
やっぱり、なってみないと分からないつらさってのがあるんだろうな。
実際、不老不死者がいたと仮定しても、最後は正気を失うんだってね
周りの人間がどんどん去っていって自分だけ残されるのが耐えられなくなるとかなんとかで。
見てる間は何となく「レポゼッション・メン」「リベリオン」「アイランド」「ジャンパー」辺りを
思い出したりもして、この監督にしては独創性が無いかなって気もしたけど
画作りとか演出に関してはスタイリッシュなセンスは健在だったと感じます。
次回作は主演がシアーシャ・ローナンかあ。ダイアン・クルーガーとかウィリアム・ハートとかも出てて豪華キャスト
原作が「トワイライト」と同じ作家らしいし、期待も大きいんだろうね
不満というか疑問点は
この未来って具体的には何時ごろなの?
医療科学の発展で25歳の肉体を維持できるようになったって設定らしいけど
それ以前は当然年老いて寿命を全うする人が居たわけで、劇中老人は一切出てこないということは
人類は完全に不老の新世代だけになったと推測します、ということは結構先のはず
22世紀くらいにはなってるだろう、と。
その割には建物や街並みが現在と大して変わってないのが違和感あった。
「リアル・スティール」のときも思ったんですが、現実とかけ離れすぎない近未来というのが
今後のSFの主流になるんでしょうか。それとも単に製作費が足りなかったのか。
まぁ、実際の21世紀だって、車空飛んだりしないしタイムトラヴェルできないし
アンドロイドもいないしなあ
結局ウィルの父親はどんな存在だったのか、引っ張った割にはイマイチ判明せず。
公式サイトのあらすじでは
そもそもの根源は、誰が何のためにこのシステムをつくったのか、その謎を解き明かせ!!
みたいなこと書いてますが、そういうのも特に関係なし
この辺りはヒットした場合の続編用のアイデアとしてとっておいたのかね。
タイムバトルがちょっと変わった腕相撲にしか見えない件
ラストシーンは近年まれに見るほど見事な「俺たちの戦いはこれからだ!」
とはいえ
何だかんだ言って、結構楽しかった。作品自体もそれなりに満足したし
洋画を劇場で見るってこと自体がやっぱりワクワクするんです。
今はこう感じる人が少なくなったんだろうね、あんまり売れないってことは。
地元のシネコン洋画の上映めっきり少なくなったしなぁ
は結構ヒットしてるようですね。二週連続1位だったとか。
出演者も割と美男美女が揃ってますしね。
(キリアン・マーフィも美男の範囲に入ると思います。キリアンって佐々木蔵之介に似てない?)
それと根強い人気のある「ガタカ」の監督の新作だということも映画ファンへの
アピールになっているのかもしれません。
SFネタとして未来社会、タイムトラベル、超能力、飛躍しすぎた科学の危険性、マシーン&ロボット
などがありますが、不老不死もよく取り上げられるテーマの一つです
(SF通り越してちょいファンタジーの領域って気もしますが)
不老不死は誰でも一度くらいは夢見たことがあるでしょう。
現に僕は今でも時々考えたりします。永遠に生きられたらどうするかなあって(アホ)
それはともかく不老不死ネタの映画というと
ヴァンパイアものは大体そうですね、あと「ハイランダー 悪魔の戦士」も捨てがたい一品。
首チョンパされない限り死なない男たちが最後に生き残った一人に与えられるという
無限のパワーを巡って闘うSFアクション。って内容だけ聞くと何じゃそりゃって感じだけど
男も泣けるロマンティシズムに溢れた名作!
シリーズ化され、TVドラマ、さらには日本製アニメまで作られたのは
この第一作目の根強い人気があったからこそ。
でも、地球上の全人類不老不死という発想は今まで無かったですね。
そうなると生まれる一方で、莫大な人口になってしまう。結局バランスが必要となり
その果てに、時間を稼ぎさえすれば永久に生きられる=永久に働かなくてはいけない
という恐ろしい社会に。
そして苦しむのは弱者。
こんな世界、変えてやる!と立ち上がるウィルを演じるのはジャスティン・ティンバーレイク。
僕はまだ「ソーシャル・ネットワーク」も見てないし、ミュージシャンとしての顔も知らない。
いつも聞いてる音楽がアレなんでね(笑)
だからこの人の演技を今回初めて見たんですが
役者としても結構いいですね、長身で見栄えするし、坊主頭も清潔感ある。
アクションシーンも激しく頑張ってました。
ライヴで踊ったりするからか、身体能力が高いんでしょうね。
しかしキャラクターとしては金持ちの車を強奪して時間も奪った辺りから「え?」と感じてしまった。
最後は完全に強盗になってるし。強盗じゃ言い方悪いか、義賊ね。
ヘンリー・ハミルトンは「この男なら」と全寿命を託して死んだんだから
彼の遺志が無駄にならないといいんだけどねぇ。
で、これからのウィルの行く道がヘンリーの望んだこととはどうしても思えない。
それにしても映画とか小説じゃ永遠の命を持つ者って大抵苦悩してますな。
この作品の場合はヘンリーがそうですね。
反対にヒロインの父親は娘が誘拐されても一秒も分けてやらなかったりする。
永久に生きられるなんて
僕からすれば羨ましくてしょうがないんですが
やっぱり、なってみないと分からないつらさってのがあるんだろうな。
実際、不老不死者がいたと仮定しても、最後は正気を失うんだってね
周りの人間がどんどん去っていって自分だけ残されるのが耐えられなくなるとかなんとかで。
見てる間は何となく「レポゼッション・メン」「リベリオン」「アイランド」「ジャンパー」辺りを
思い出したりもして、この監督にしては独創性が無いかなって気もしたけど
画作りとか演出に関してはスタイリッシュなセンスは健在だったと感じます。
次回作は主演がシアーシャ・ローナンかあ。ダイアン・クルーガーとかウィリアム・ハートとかも出てて豪華キャスト
原作が「トワイライト」と同じ作家らしいし、期待も大きいんだろうね
不満というか疑問点は
この未来って具体的には何時ごろなの?
医療科学の発展で25歳の肉体を維持できるようになったって設定らしいけど
それ以前は当然年老いて寿命を全うする人が居たわけで、劇中老人は一切出てこないということは
人類は完全に不老の新世代だけになったと推測します、ということは結構先のはず
22世紀くらいにはなってるだろう、と。
その割には建物や街並みが現在と大して変わってないのが違和感あった。
「リアル・スティール」のときも思ったんですが、現実とかけ離れすぎない近未来というのが
今後のSFの主流になるんでしょうか。それとも単に製作費が足りなかったのか。
まぁ、実際の21世紀だって、車空飛んだりしないしタイムトラヴェルできないし
アンドロイドもいないしなあ
結局ウィルの父親はどんな存在だったのか、引っ張った割にはイマイチ判明せず。
公式サイトのあらすじでは
そもそもの根源は、誰が何のためにこのシステムをつくったのか、その謎を解き明かせ!!
みたいなこと書いてますが、そういうのも特に関係なし
この辺りはヒットした場合の続編用のアイデアとしてとっておいたのかね。
タイムバトルがちょっと変わった腕相撲にしか見えない件
ラストシーンは近年まれに見るほど見事な「俺たちの戦いはこれからだ!」
とはいえ
何だかんだ言って、結構楽しかった。作品自体もそれなりに満足したし
洋画を劇場で見るってこと自体がやっぱりワクワクするんです。
今はこう感じる人が少なくなったんだろうね、あんまり売れないってことは。
地元のシネコン洋画の上映めっきり少なくなったしなぁ
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