ビューティフル・マインド
ビューティフル・マインド / A BEAUTIFUL MIND
2001年 アメリカ映画 ドリームワークス&ユニヴァーサル製作
監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー _ ロン・ハワード
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:マイク・ヒル _ ダン・ハンレイ
プロダクションデザイン:ウィン・トーマス
衣装:リタ・ライアック
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ラッセル・クロウ _ ジェニファー・コネリー _ エド・ハリス _ クリストファー・プラマー
気鋭の天才数学者ジョン・ナッシュは波瀾の運命に見舞われるが
妻アリシアの支えとともに、乗り越えようとする。
過酷な日々をへてノーベル賞を授与されるまでの真実の物語
2001年 アメリカ映画 ドリームワークス&ユニヴァーサル製作
監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー _ ロン・ハワード
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:マイク・ヒル _ ダン・ハンレイ
プロダクションデザイン:ウィン・トーマス
衣装:リタ・ライアック
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ラッセル・クロウ _ ジェニファー・コネリー _ エド・ハリス _ クリストファー・プラマー
気鋭の天才数学者ジョン・ナッシュは波瀾の運命に見舞われるが
妻アリシアの支えとともに、乗り越えようとする。
過酷な日々をへてノーベル賞を授与されるまでの真実の物語
ロン・ハワード監督のキャリアとしては到達点といえる作品。
個人的には他の作品のほうにより好きなのがあるんですが
何せアカデミー賞で作品&監督賞獲りましたしね。
ただ「賞獲ったらしいけど、よくわからなかった」
「思ったほど感動しなかった」という声も多かったですね。
そんな反応はある意味当たり前です。
どんな映画も万人を満足させることはできませんから
ただ、それを抜きにしてもこの「ビューティフル・マインド」は名作ですけども多少癖のある作品だと思います。
映画を見始めたばかりの小学生時代
僕はアカデミー賞といえば倫理的に正しいとか聖人君子のような人物を扱った映画に贈られるものだ
と勝手に思っていた。映画を通して道徳を広める、みたいな。
そういう面も少しはあると思う。
しかし、それだけではなく、むしろ善人とは正反対のド悪党の演技とかで
賞を獲ったりすることもあるんだということがだんだんわかってきた。
この映画の主人公ジョン・ナッシュも偉人であるに違いないけど、なかなかの曲者。
天才ゆえに傲慢で、ちょっといやなやつ、で、ところどころ子供っぽいですよね。
囲碁の勝負で負けたのを認めず、「僕に間違いはない、ルールに問題がある!」とか言ったり。
他にも初対面の同級生に君のネクタイの柄は数学的に破綻しているとか指摘したり、変り者まっしぐら。
でも、その後の彼を襲う病気と、それを克服しようとするさまには、もう敬服するしかないですよ。
一番の功労者は奥さんですけど。
主演のラッセルも三年連続オスカーノミネートで乗りに乗ってました。
当時37歳のラッセルが25歳から72歳までを演じ切ります。
人物として好感持てるのはジェームズ・ブラドックだけど
ラッセルの演技がのびのびと冴えてるのはこっちのほうかも。
変わってるのに魅力的というか目が離せないんですよね、ナッシュ博士は。
エキセントリックというか
あと動作というか仕草ね、手の動きとか歩き方とか。
当たり前だけどヒロイックなキャラの時とは全然違う。
さっき書いた囲碁の場面で
負けた悔しさから捨て台詞を吐いて立ち去ろうとするんだけど
足が引っかかってつんのめってしまうという二重の恥ずかしさ。
その後、同級生(囲碁で負けた相手、でも後年、この人がナッシュをすごく支えてくれるんだよね)
が優秀な成績を出してるのに、自分は思うような結果が出せない。
この序盤の流れは、そんなに重要な場面でもないですが、何だか妙に印象に残ります。
ナッシュを子供っぽいと書いたけど、それは悪い意味ではなく
こういう男の子いるよねっていう、永遠の少年性をナッシュが内包してるんだと思います。
(ラッセルは決して童顔じゃないのにw)
そんなところに妻のアリシアさんも惹かれたんでしょうかね
あまり「泣けた!」「感動した!」って感想を書いてなくてすいません。
個人的には他の作品のほうにより好きなのがあるんですが
何せアカデミー賞で作品&監督賞獲りましたしね。
ただ「賞獲ったらしいけど、よくわからなかった」
「思ったほど感動しなかった」という声も多かったですね。
そんな反応はある意味当たり前です。
どんな映画も万人を満足させることはできませんから
ただ、それを抜きにしてもこの「ビューティフル・マインド」は名作ですけども多少癖のある作品だと思います。
映画を見始めたばかりの小学生時代
僕はアカデミー賞といえば倫理的に正しいとか聖人君子のような人物を扱った映画に贈られるものだ
と勝手に思っていた。映画を通して道徳を広める、みたいな。
そういう面も少しはあると思う。
しかし、それだけではなく、むしろ善人とは正反対のド悪党の演技とかで
賞を獲ったりすることもあるんだということがだんだんわかってきた。
この映画の主人公ジョン・ナッシュも偉人であるに違いないけど、なかなかの曲者。
天才ゆえに傲慢で、ちょっといやなやつ、で、ところどころ子供っぽいですよね。
囲碁の勝負で負けたのを認めず、「僕に間違いはない、ルールに問題がある!」とか言ったり。
他にも初対面の同級生に君のネクタイの柄は数学的に破綻しているとか指摘したり、変り者まっしぐら。
でも、その後の彼を襲う病気と、それを克服しようとするさまには、もう敬服するしかないですよ。
一番の功労者は奥さんですけど。
主演のラッセルも三年連続オスカーノミネートで乗りに乗ってました。
当時37歳のラッセルが25歳から72歳までを演じ切ります。
人物として好感持てるのはジェームズ・ブラドックだけど
ラッセルの演技がのびのびと冴えてるのはこっちのほうかも。
変わってるのに魅力的というか目が離せないんですよね、ナッシュ博士は。
エキセントリックというか
あと動作というか仕草ね、手の動きとか歩き方とか。
当たり前だけどヒロイックなキャラの時とは全然違う。
さっき書いた囲碁の場面で
負けた悔しさから捨て台詞を吐いて立ち去ろうとするんだけど
足が引っかかってつんのめってしまうという二重の恥ずかしさ。
その後、同級生(囲碁で負けた相手、でも後年、この人がナッシュをすごく支えてくれるんだよね)
が優秀な成績を出してるのに、自分は思うような結果が出せない。
この序盤の流れは、そんなに重要な場面でもないですが、何だか妙に印象に残ります。
ナッシュを子供っぽいと書いたけど、それは悪い意味ではなく
こういう男の子いるよねっていう、永遠の少年性をナッシュが内包してるんだと思います。
(ラッセルは決して童顔じゃないのにw)
そんなところに妻のアリシアさんも惹かれたんでしょうかね
あまり「泣けた!」「感動した!」って感想を書いてなくてすいません。
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