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この森で、天使はバスを降りた

この森で、天使はバスを降りた / THE SPITFIRE GRILL

山間部の寂れた町の前で服役を終えた若い女性パーシーがバスから降りた。
パーシーは「スピットファイアー・グリル」というレストランで働き始める。
店を仕切る気難しい初老の女性ハナ、ハナの義理の娘シェルビーといった周囲の人々と
徐々に心を通わせていくのだが、ハナの息子でシェルビーの夫ネイハムは
何か魂胆があるのでは、と頑なに疑う。

1996年 アメリカ映画

監督:リー・デヴィッド・ズロトフ
製作:フォレスト・マーレイ
脚本:リー・デヴィッド・ズロトフ
撮影:ロブ・ドレイパー
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演:アリソン・エリオット  エレン・バースティン  マーシャ・ゲイ・ハーデン  ウィル・パットン



最近、ヒューマンドラマのレビューをトンとしてないんでそろそろ書かなきゃな~と思ってました
それに自分のインデックスを改めて見ると、SFやファンタジーといったCG駆使の作品
銃弾が飛ぶバイオレンスアクション、死人が出るサスペンス、
男達が集まってしょーもないバカをやるコメディとかそういうのばかりだった。

娯楽映画は大好きだが、そればっかりではいかん
そろそろキチンとしたドラティックな感動ドラマを見るゾ!

で、題名は知っていたけど見たこと無かったこの作品
ワァ、もう15年前の映画なんだ。

なかなか、いい映画でしたね ハイ出た、無難なカンソー
おとぎ話のような雰囲気で、その雰囲気に助けられてる印象は大いに感じましたが

この物語の登場人物はみんな傷ついてます。
パーシー、ハナ、シェルビー、そして山に住む謎の男
この謎の男がヴェトナム戦争で戦死したとされるイーライであることは
すぐ察しが付くのではないでしょうか。
展開上では憎まれ役のようになってましたが
ハナのもう一人の息子ネイハムもまた鬱屈した人生を歩んできたがために
あんな疑り深い性格になってしまったんでしょう。
終盤の彼の行動が元で悲劇が起こってしまうんですが
彼なりに母を守ろうとしたがゆえの過ちなんです。
演じるウィル・パットンはいい役者さんですね

贖罪、許すこと、許されること、そして犠牲
一人の女性が町に希望を与え、そして去る
確かに生身の人間というよりは、天使のようなものだったのかもしれない

痛い文章になってきたので、ここら辺にしよう。

何よりパーシーを演じるアリソン・エリオットが素晴らしいです。
パッケージ裏面やgoo映画のあらすじでは少女と書かれてますが、少女って年でもないような・・・
でもこの映画の時は25、6歳くらいだったろうから、そう外れてもないかな
こんなこと書いてる僕も今年26歳か
もう少しでいいから月日よ、遅く流れてくれないか?

アリソンはこの作品の後、ちょっとブレイクしたみたいで
今はなき「ROADSHOW」とかにも注目女優として結構載ってましたね
だけど、気づいたら、パッタリと見かけなくなって
今では完全に消えた女優だとばかり思ってたのだが。
すいません、コレ見ると
結構出てますね、「ジェシー・ジェームズの暗殺」にも出てたんだ

アリソンが主演したゴシックホラー。
10年以上前に一回見たっきり、全く意味の分からなかった作品。
これを機に再鑑賞してみるかな?



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Author:バーンズ
2010年4月からブログ始めました。
1985年生まれの北海道住まい。

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