アウトランダー
アウトランダー / OUTLANDER
2008年 アメリカ/ドイツ合作映画
監督・脚本:ハワード・マケイン
製作:ジョン・シンメル
撮影:ピエール・ギル
編集:デヴィッド・ドッドソン
プロダクションデザイン:デヴィッド・ハックル
衣装:デブラ・ハンソン
音楽:ジェフ・ザネリ
出演:ジム・カヴィーゼル ソフィア・マイルズ ジャック・ヒューストン
ジョン・ハート ロン・パールマン
8世紀初頭のノルウェーに宇宙船が墜落する。
乗組員のなかで唯一生き残った男ケイナンは一帯を支配するヴァイキングに捕らえられる。
目的を問われ「怪物を追ってる。俺には責任があるんだ」と答えるケイナン。
時を同じくして、謎の肉食獣が村々を襲う。
その獣の姿は、まさしく北方の地で伝説として語り継がれるドラゴンそのものだった。
2008年 アメリカ/ドイツ合作映画
監督・脚本:ハワード・マケイン
製作:ジョン・シンメル
撮影:ピエール・ギル
編集:デヴィッド・ドッドソン
プロダクションデザイン:デヴィッド・ハックル
衣装:デブラ・ハンソン
音楽:ジェフ・ザネリ
出演:ジム・カヴィーゼル ソフィア・マイルズ ジャック・ヒューストン
ジョン・ハート ロン・パールマン
8世紀初頭のノルウェーに宇宙船が墜落する。
乗組員のなかで唯一生き残った男ケイナンは一帯を支配するヴァイキングに捕らえられる。
目的を問われ「怪物を追ってる。俺には責任があるんだ」と答えるケイナン。
時を同じくして、謎の肉食獣が村々を襲う。
その獣の姿は、まさしく北方の地で伝説として語り継がれるドラゴンそのものだった。
歴史劇とSFファンタジーが融合したアクション・アドヴェンチャーです。
遥か昔の地球にやってきたエイリアン(見た目は人間そのもの)、という設定は原哲夫先生の
「阿弖流為II世」を彷彿とさせる。
これね、すごい漫画なんですよ
ストーリーをかいつまんで説明すると朝廷の侵略に立ち向かった蝦夷の英雄 阿弖流為(アテルイ)
が実は太古から地球に住んでいるエイリアンで征夷大将軍 坂上田村麻呂の正体もエイリアン。
で、この二人が現代に蘇って東京をメチャメチャにぶっ壊しながら対決するという代物。
バトル漫画が好きな人もブラックギャグ漫画が好きな人にもオススメできます。
北海道の某市のBOOKOFFにもあるくらいだから、探せばすぐ見つかると思う。
映画の話に戻りましょう。
地球に不時着したケイナン、どういう惑星かをハイテクコンピュータで調べて
その地域の文化や言語(でも喋るのは英語なのはご愛嬌。
そもそも僕は吹替も見るんでそこんとこあまり気にしません)を自分にインプットする。
この方法が目に装置あててガーッとデータ流し込むんです。
インストールの最中はウァーっとか叫んでます、で、終わったら鼻血出ます。
かなり痛そうです。「トータルリコール」の鼻の場面を思い出した
光線銃をうっかり川に落としたり結構そそっかしいケイナン。
銃あればすぐにカタついたかもしれないのに。
それに現地民が広って使ったりしたら歴史変わっちゃうだろうな。
得体の知れない余所者ということもあり最初は邪険にされますが、怪物退治に協力するなかで
族長の親父さん助けたりして株を上げてヴァイキングからも認められていきます。
この辺りは「アバター」っぽくて定番だね。
これが戦う相手、ケイナンは”モアウェン”と呼ぶ宇宙からきた肉食獣

デッカイ牙に強そうな顎、赤く燃える体。でも目は結構つぶらでカワイイ。
このモアウェン君が食い殺すわ切り裂くわ、なかなかの大暴れをしてくれる。
しかしそこまで残虐なのには、理由がある....
詳しくは本編を見ていただきたいのですが、何とも悲劇的で思わず感情移入してしまった。
ラストのケイナンの決断は、故郷に帰りたいのは山々だったろうけど
責任をとって地球に残り、部族を導いていく、彼なりの贖罪だと感じた。
低予算なんだろうけど、壮大さを感じさせるロケーション、チャチそうなところもセンスでカヴァー
役者の演技も手堅い。
主演のジム・カヴィーゼルの他にもイギリスの名優ジョン・ハート(ジョン・ハードっていう人もいて
よく混同してしまう)がヴァイキングの族長で出てたり。
あとロン・パールマンに似てるな、この人と思ってたら本当にロン・パールマンその人だった。
こういうジャンル映画にも頻繁に出てくれるところは素晴らしいです。
とまあ色々熱く語ってますが、人に薦められるかというと?
結局、僕のツボに妙にハマッただけで「ナニコノクソエーガ」って人のほうが多いだろうな。
それでも僕は気に入りました。
何よりこの映画には伝説、神話、そして英雄といったものへの憧憬がつまっている
「第9地区」なんかよりずっといい
このハワード・マケインという監督、予算やプロデューサーに恵まれれば結構いいもの作りそう
SFアクション系の有望株かもしれません。次回作も期待します。
遥か昔の地球にやってきたエイリアン(見た目は人間そのもの)、という設定は原哲夫先生の
「阿弖流為II世」を彷彿とさせる。
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これね、すごい漫画なんですよ
ストーリーをかいつまんで説明すると朝廷の侵略に立ち向かった蝦夷の英雄 阿弖流為(アテルイ)
が実は太古から地球に住んでいるエイリアンで征夷大将軍 坂上田村麻呂の正体もエイリアン。
で、この二人が現代に蘇って東京をメチャメチャにぶっ壊しながら対決するという代物。
バトル漫画が好きな人もブラックギャグ漫画が好きな人にもオススメできます。
北海道の某市のBOOKOFFにもあるくらいだから、探せばすぐ見つかると思う。
映画の話に戻りましょう。
地球に不時着したケイナン、どういう惑星かをハイテクコンピュータで調べて
その地域の文化や言語(でも喋るのは英語なのはご愛嬌。
そもそも僕は吹替も見るんでそこんとこあまり気にしません)を自分にインプットする。
この方法が目に装置あててガーッとデータ流し込むんです。
インストールの最中はウァーっとか叫んでます、で、終わったら鼻血出ます。
かなり痛そうです。「トータルリコール」の鼻の場面を思い出した
光線銃をうっかり川に落としたり結構そそっかしいケイナン。
銃あればすぐにカタついたかもしれないのに。
それに現地民が広って使ったりしたら歴史変わっちゃうだろうな。
得体の知れない余所者ということもあり最初は邪険にされますが、怪物退治に協力するなかで
族長の親父さん助けたりして株を上げてヴァイキングからも認められていきます。
この辺りは「アバター」っぽくて定番だね。
これが戦う相手、ケイナンは”モアウェン”と呼ぶ宇宙からきた肉食獣

デッカイ牙に強そうな顎、赤く燃える体。でも目は結構つぶらでカワイイ。
このモアウェン君が食い殺すわ切り裂くわ、なかなかの大暴れをしてくれる。
しかしそこまで残虐なのには、理由がある....
詳しくは本編を見ていただきたいのですが、何とも悲劇的で思わず感情移入してしまった。
ラストのケイナンの決断は、故郷に帰りたいのは山々だったろうけど
責任をとって地球に残り、部族を導いていく、彼なりの贖罪だと感じた。
低予算なんだろうけど、壮大さを感じさせるロケーション、チャチそうなところもセンスでカヴァー
役者の演技も手堅い。
主演のジム・カヴィーゼルの他にもイギリスの名優ジョン・ハート(ジョン・ハードっていう人もいて
よく混同してしまう)がヴァイキングの族長で出てたり。
あとロン・パールマンに似てるな、この人と思ってたら本当にロン・パールマンその人だった。
こういうジャンル映画にも頻繁に出てくれるところは素晴らしいです。
とまあ色々熱く語ってますが、人に薦められるかというと?
結局、僕のツボに妙にハマッただけで「ナニコノクソエーガ」って人のほうが多いだろうな。
それでも僕は気に入りました。
何よりこの映画には伝説、神話、そして英雄といったものへの憧憬がつまっている
「第9地区」なんかよりずっといい
このハワード・マケインという監督、予算やプロデューサーに恵まれれば結構いいもの作りそう
SFアクション系の有望株かもしれません。次回作も期待します。
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