ロビン・フッド
ロビン・フッド / ROBIN HOOD

12世紀末のイングランド。弓の腕を買われて傭兵として十字軍遠征に参戦していたロビン・ロングストライドは
騎士ロバート・ロクスリーの暗殺を目撃。自分の剣を故郷に届けて欲しいというロクスリーの遺言を聞き入れ
ロビンはイングランドに帰国する。ロクスリーの故郷ノッティンガムで、失った記憶と向き合うことになるロビン。
一方、ジョン王の専制政治は各地の諸侯の反発を招いていた。裏で手を引くのは
王の右腕で実はフランスのスパイであるゴドフリー、ロクスリーを殺した張本人である。
虐げられるしかない民衆の姿を目の当たりにするロビンの中で何かが目覚め始める。
祖国の危機についにロビンが立ち上がるとき、ロビン・フッドの伝説が始まった。
2010年 アメリカ/イギリス映画
ユニヴァーサル/イマジン・エンターテイメント/スコット・フリー製作
監督:リドリー・スコット
製作:ブライアン・グレイザー リドリー・スコット ラッセル・クロウ
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:ジョン・マシスン
プロダクション・デザイン:アーサー・マックス
衣装デザイン:ジャンティ・イエーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:マーク・ストライテンフェルド
出演:ラッセル・クロウ ケイト・ブランシェット マックス・フォン・シドー マーク・ストロング
オスカー・アイザック ダニー・ヒューストン ウィリアム・ハート レア・セドゥー
ケヴィン・デュラント マシュー・マクファディン
去る12月25日、「ロビン・フッド」見てまいりました!
最初はレンタルでいいかな、見送ろうか、などと思っていたのですが(評判たいして良くないし・・・)
せっかくラッセルの新作が劇場で見れるのに見逃すこともないだろうと思い直し。
過度な期待はせずに.....
「ロビン・フッド」 公式サイト
ラッセル・クロウ インタビュー

12世紀末のイングランド。弓の腕を買われて傭兵として十字軍遠征に参戦していたロビン・ロングストライドは
騎士ロバート・ロクスリーの暗殺を目撃。自分の剣を故郷に届けて欲しいというロクスリーの遺言を聞き入れ
ロビンはイングランドに帰国する。ロクスリーの故郷ノッティンガムで、失った記憶と向き合うことになるロビン。
一方、ジョン王の専制政治は各地の諸侯の反発を招いていた。裏で手を引くのは
王の右腕で実はフランスのスパイであるゴドフリー、ロクスリーを殺した張本人である。
虐げられるしかない民衆の姿を目の当たりにするロビンの中で何かが目覚め始める。
祖国の危機についにロビンが立ち上がるとき、ロビン・フッドの伝説が始まった。
2010年 アメリカ/イギリス映画
ユニヴァーサル/イマジン・エンターテイメント/スコット・フリー製作
監督:リドリー・スコット
製作:ブライアン・グレイザー リドリー・スコット ラッセル・クロウ
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:ジョン・マシスン
プロダクション・デザイン:アーサー・マックス
衣装デザイン:ジャンティ・イエーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:マーク・ストライテンフェルド
出演:ラッセル・クロウ ケイト・ブランシェット マックス・フォン・シドー マーク・ストロング
オスカー・アイザック ダニー・ヒューストン ウィリアム・ハート レア・セドゥー
ケヴィン・デュラント マシュー・マクファディン
去る12月25日、「ロビン・フッド」見てまいりました!
最初はレンタルでいいかな、見送ろうか、などと思っていたのですが(評判たいして良くないし・・・)
せっかくラッセルの新作が劇場で見れるのに見逃すこともないだろうと思い直し。
過度な期待はせずに.....
「ロビン・フッド」 公式サイト
ラッセル・クロウ インタビュー
えーっと。
ラッセル・クロウ様及びリドリー・スコット様 (この二人だけが立役者ではないですが)
少し舐めてかかってすいませんでした。
面白かった!
いやー、予告編見るとローマ帝国から中世イングランドに舞台移しただけ?
主人公のロビン、見た目はそのまんまマキシマスだし(違いは服装)
「グラディエーター」も神作品だと信じてやまない僕ですが、今回は如何に.....
と思っていたのですが、冒頭の戦闘シーンからしてあの興奮が蘇ってくるんです!
とはいえ、そこは名匠サー・リドリー・スコット。「グラディエーター」から10年経ての
「ロビン・フッド」、2作品のテイストの違いをちゃんと出してきます。
僕が感じたものは・・・
いい意味で軽い!ライトでユーモラス
「グラディエーター」は残酷な場面はたくさんありましたが、ロビン・フッドの物語はいわば
少年少女のためのおとぎ話的側面もあるので、今回の作品も暴力描写は極力抑えられてると見受けられました。
(でも他のロビン・フッド映画と比べればシリアスなほうかな)
僕もグロシーンを大画面で見るのは苦手なので助かったw
それとユーモラスといっても笑えるという意味ではなくて、朗らかな雰囲気って言うのかな?
ロビンも仲間も陽気だし、蜂蜜酒を密造してる神父もいいキャラ。
激しい戦いの場面があっても、どこかほのぼのとさせてくれる。
”高潔な騎士←グッド・ナイト→濃密な夜”のギャグも人によっては寒いだろうけど良かった。
ロビン・フッドの成り立ち
いかにしてロビンは森に住む義賊となったのかを本格的に描くという触れ込みの本作
とはいえビギニングの部分はコスナー版「ロビン・フッド」でもサラッと描かれていたような気はしますが。
確かコスナー版ではエルサレムで捕虜になってたのを脱出してイングランドに帰国、って流れでしたよね。
それは置いといて、ローマの現状に幻滅しても理想を失わずに戦うマキシマスに比べ
正義感はあれど王の戦死を知れば見切りをつけさっさと抜け駆けするような男でもあるロビン。
マキシマスは将軍だけど、ここでは一介の弓兵だもんね。
そんなロビンが守るべきものを背負い、英雄としての使命に目覚めていくさまをラッセルが熱演!
もうすでにヒーローとして完成してるんじゃという意見も見かけますがそう見えるのは老け顔だから
そんなことはなく、ちゃんと”ヒーローになる一人の男”を演じております。
ちょっとは信者目線も入ってるのかもしれませんが。
あとはラッセルがとにかくカッコイイ!ということ。
「(500)日のサマー」はゾーイーのPVだと書きましたが
さしずめ「ロビン・フッド」はラッセルのPVだと言えるほど。
(ということはラッセル嫌いの人が見ると拷問にしかならないかもね)
正直ファンの自分でもここまでかっこいいラッセルを見たのは久しぶりだ。
ラッセルは私服はこんなだし、ファッション誌とは最も遠い位置にいる役者であろう
(逆にファッショナブルな男性スターと言うとジュード・ロウとか?)
それなのに何故に、映像の中で時代物のコスチュームを纏った彼はこれほどまでキマっているのだろう?
鎖帷子もマントもジャケットも

そして乗馬。馬に乗ればたいていの男はかっこよく見えるのか? いや、違う。
かっこいい男が馬を乗り回せば、さらにかっこよさが引き立つのである。
さらに今回はボディも引き締まっております。(あくまでラッセル的に、ですよ)
とにかく他の男優をくさす気は毛頭ないのだが泥臭いまでに熱い戦う男
さらに剣、鎧、騎馬etcといったアイテムが欠かせない史劇が題材となれば
今のハリウッドでは、やはりラッセルだということだ!ヘイル!!
バトルシーンの迫力は僕の文章よりもまず見てもらうのが一番でしょうから、見てください。
ただクライマックスはもう少し苦戦しても良かったかな。元から強いロビン軍に弓隊による鉄壁の援護、
更にマリアンまで加勢して最強の布陣。フランス軍涙目w
他に言いたい点
・ジョン王は暴君だけどちょっと裸の王様みたいで哀れだった。演じた人はホアキンと同系統の顔でしたね。
・マーシャル卿はジョン王が嫉妬するのを見越して「この勝利はロビンのおかげだ」と言ったのだろうか。
だとしたら策士だな。ロビンとは別の方法でイングランドの為に尽くそうとする義の人だとは思うけど。
・ゴドフリーが首射抜かれても不敵に笑ったのはかっこよかったけど何で?
「俺は死ぬけど目的は果たしたぜー、ハハハー!」それとも
「俺は黒魔術で何度でも蘇るさ!」←それ別の映画
「シャーロック・ホームズ」も感想早く書かないとなー。
・蜂蜜神父が結構強い。演じてる人はこれまでもガイ・ピアースやヒース・レジャーとも共演してますね。
・ノッティンガム代官が雑魚化。元々の伝承でも大方の映画でもこの人が本来は宿敵なんですよね?
家を焼かれそうになった時「待ってくれ!片親がフランス人だから俺もフランス人だ!」
って言う場面はちょっと笑った。最後はどこからか飛んできた矢にビビリ。
でも演じたマシュー・マクファディエンは結構男前だったと思う。
ジョン・キューザックとブレンダン・フレイザーを足して2で割ったような人でしたね
三銃士の新しい映画でアトス役らしい。

・最後のアニメーションは「300」の影響?!本編よりこのアニメが一番残酷だったなw
音楽担当は「プロヴァンスの贈りもの」「アメリカン・ギャングスター」「ワールド・オブ・ライズ」に続いて
マーク・ストライテンフェルドが担当。例によってハンス・ジマーの元でキャリアを積んだ人です。
これまではもう一つパンチのなかったように思う彼の音楽ですが
今回はアイリッシュテイスト溢れる音楽で、いよいよリドリー作品に馴染んできたかなと感じました。
それでも、やっぱりハンスの音楽は別格。
4:30からの盛り上がり、5:30を過ぎた辺りで炸裂するテーマのかっこよさには
涙すら出るほど熱くなれるよ
さ~て、わが国での興行成績は
http://movie.goo.ne.jp/ranking/boxoffice/
圏外かよ まだ三週間くらいしか経ってないのに
熱心な映画ファンはともかく日本での一般的な人気(T・クルーズ、B・ピット的な)は
ラッセルはまだまだというか全然なんだなーということが良く分かりました。
とはいえ、ブサイク扱いするのはちょっと待っていただきたい。
そりゃ俺だってジョニー・デップより顔が整ってるなんてメチャクチャなことは言わないよ。
まー、アレだな。ラッセルが二枚目扱いされないのは
寝てんのか起きてんのかわからないショボショボしたちっちゃい目が要因だろうな。
頬の肉もちょっとユルイし(でも鼻は高いよ)
しかし、静止画を見ただけではいかんともしがたいその微妙さも含めてラッセル・クロウなのだよ。
ラッセル・クロウ様及びリドリー・スコット様 (この二人だけが立役者ではないですが)
少し舐めてかかってすいませんでした。
面白かった!
いやー、予告編見るとローマ帝国から中世イングランドに舞台移しただけ?
主人公のロビン、見た目はそのまんまマキシマスだし(違いは服装)
「グラディエーター」も神作品だと信じてやまない僕ですが、今回は如何に.....
と思っていたのですが、冒頭の戦闘シーンからしてあの興奮が蘇ってくるんです!
とはいえ、そこは名匠サー・リドリー・スコット。「グラディエーター」から10年経ての
「ロビン・フッド」、2作品のテイストの違いをちゃんと出してきます。
僕が感じたものは・・・
いい意味で軽い!ライトでユーモラス
「グラディエーター」は残酷な場面はたくさんありましたが、ロビン・フッドの物語はいわば
少年少女のためのおとぎ話的側面もあるので、今回の作品も暴力描写は極力抑えられてると見受けられました。
(でも他のロビン・フッド映画と比べればシリアスなほうかな)
僕もグロシーンを大画面で見るのは苦手なので助かったw
それとユーモラスといっても笑えるという意味ではなくて、朗らかな雰囲気って言うのかな?
ロビンも仲間も陽気だし、蜂蜜酒を密造してる神父もいいキャラ。
激しい戦いの場面があっても、どこかほのぼのとさせてくれる。
”高潔な騎士←グッド・ナイト→濃密な夜”のギャグも人によっては寒いだろうけど良かった。
ロビン・フッドの成り立ち
いかにしてロビンは森に住む義賊となったのかを本格的に描くという触れ込みの本作
とはいえビギニングの部分はコスナー版「ロビン・フッド」でもサラッと描かれていたような気はしますが。
確かコスナー版ではエルサレムで捕虜になってたのを脱出してイングランドに帰国、って流れでしたよね。
それは置いといて、ローマの現状に幻滅しても理想を失わずに戦うマキシマスに比べ
正義感はあれど王の戦死を知れば見切りをつけさっさと抜け駆けするような男でもあるロビン。
マキシマスは将軍だけど、ここでは一介の弓兵だもんね。
そんなロビンが守るべきものを背負い、英雄としての使命に目覚めていくさまをラッセルが熱演!
もうすでにヒーローとして完成してるんじゃという意見も見かけますが
そんなことはなく、ちゃんと”ヒーローになる一人の男”を演じております。
ちょっとは信者目線も入ってるのかもしれませんが。
あとはラッセルがとにかくカッコイイ!ということ。
「(500)日のサマー」はゾーイーのPVだと書きましたが
さしずめ「ロビン・フッド」はラッセルのPVだと言えるほど。
(ということはラッセル嫌いの人が見ると拷問にしかならないかもね)
正直ファンの自分でもここまでかっこいいラッセルを見たのは久しぶりだ。
ラッセルは私服はこんなだし、ファッション誌とは最も遠い位置にいる役者であろう
(逆にファッショナブルな男性スターと言うとジュード・ロウとか?)
それなのに何故に、映像の中で時代物のコスチュームを纏った彼はこれほどまでキマっているのだろう?
鎖帷子もマントもジャケットも

そして乗馬。馬に乗ればたいていの男はかっこよく見えるのか? いや、違う。
かっこいい男が馬を乗り回せば、さらにかっこよさが引き立つのである。
さらに今回はボディも引き締まっております。(あくまでラッセル的に、ですよ)
とにかく他の男優をくさす気は毛頭ないのだが泥臭いまでに熱い戦う男
さらに剣、鎧、騎馬etcといったアイテムが欠かせない史劇が題材となれば
今のハリウッドでは、やはりラッセルだということだ!ヘイル!!
バトルシーンの迫力は僕の文章よりもまず見てもらうのが一番でしょうから、見てください。
ただクライマックスはもう少し苦戦しても良かったかな。元から強いロビン軍に弓隊による鉄壁の援護、
更にマリアンまで加勢して最強の布陣。フランス軍涙目w
他に言いたい点
・ジョン王は暴君だけどちょっと裸の王様みたいで哀れだった。演じた人はホアキンと同系統の顔でしたね。
・マーシャル卿はジョン王が嫉妬するのを見越して「この勝利はロビンのおかげだ」と言ったのだろうか。
だとしたら策士だな。ロビンとは別の方法でイングランドの為に尽くそうとする義の人だとは思うけど。
・ゴドフリーが首射抜かれても不敵に笑ったのはかっこよかったけど何で?
「俺は死ぬけど目的は果たしたぜー、ハハハー!」それとも
「俺は黒魔術で何度でも蘇るさ!」←それ別の映画
「シャーロック・ホームズ」も感想早く書かないとなー。
・蜂蜜神父が結構強い。演じてる人はこれまでもガイ・ピアースやヒース・レジャーとも共演してますね。
・ノッティンガム代官が雑魚化。元々の伝承でも大方の映画でもこの人が本来は宿敵なんですよね?
家を焼かれそうになった時「待ってくれ!片親がフランス人だから俺もフランス人だ!」
って言う場面はちょっと笑った。最後はどこからか飛んできた矢にビビリ。
でも演じたマシュー・マクファディエンは結構男前だったと思う。
ジョン・キューザックとブレンダン・フレイザーを足して2で割ったような人でしたね
三銃士の新しい映画でアトス役らしい。

・最後のアニメーションは「300」の影響?!本編よりこのアニメが一番残酷だったなw
音楽担当は「プロヴァンスの贈りもの」「アメリカン・ギャングスター」「ワールド・オブ・ライズ」に続いて
マーク・ストライテンフェルドが担当。例によってハンス・ジマーの元でキャリアを積んだ人です。
これまではもう一つパンチのなかったように思う彼の音楽ですが
今回はアイリッシュテイスト溢れる音楽で、いよいよリドリー作品に馴染んできたかなと感じました。
それでも、やっぱりハンスの音楽は別格。
4:30からの盛り上がり、5:30を過ぎた辺りで炸裂するテーマのかっこよさには
涙すら出るほど熱くなれるよ
さ~て、わが国での興行成績は
http://movie.goo.ne.jp/ranking/boxoffice/
圏外かよ まだ三週間くらいしか経ってないのに
熱心な映画ファンはともかく日本での一般的な人気(T・クルーズ、B・ピット的な)は
ラッセルはまだまだというか全然なんだなーということが良く分かりました。
とはいえ、ブサイク扱いするのはちょっと待っていただきたい。
そりゃ俺だってジョニー・デップより顔が整ってるなんてメチャクチャなことは言わないよ。
まー、アレだな。ラッセルが二枚目扱いされないのは
寝てんのか起きてんのかわからないショボショボしたちっちゃい目が要因だろうな。
頬の肉もちょっとユルイし(でも鼻は高いよ)
しかし、静止画を見ただけではいかんともしがたいその微妙さも含めてラッセル・クロウなのだよ。
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