ネオクラシカルメタルの代表的存在、今はプログレッシヴメタルと言われることが多くなった
バンド
SYMPHONY X です。
贔屓のバンドの一つですが、記事は今回が初、やっと書けたなって気分ですね
ちなみに X JAPAN とはそんなに似ていないと思います。 このバンドは
イングヴェイ・マルムスティーン meets DREAM THEATER とよく言われますが
僕が最初に聞いたときは「
大人っぽいRHAPSODYだな 」という印象でした。
あ、RHAPSODYが子供っぽいと言う意味ではないです。
ただ彼らは少年の心を失っていないだけなんです。
それはともかくSYMPHONY X は、現在のテクニカル系のバンドの中では人気も評価もトップクラス
そのSYMPHONY X のアルバムのなかで凡打を選ぶとしたら
僕はこの4thアルバム"TWILIGHT IN OLYMPUS"を挙げますね
まぁ凡打と言っても彼らの中ではという話で
数多のアルバムと比べれば十分高水準なんですが。
じゃ、なんでパッとしないと思うアルバムから紹介するのと言うと
僕が最初に買って聞いたSYMPHONY X のCDがコレだったんです。
たまたまGEOの中古のコーナーに置いてあったんです。
ホント偶然。感謝です。でも次を買わずにこのアルバムだけ聞いていたら
飽きて売っていたかもしれない(笑)
タイトルに"OLYMPUS"ってあるけど全曲ギリシャ神話がテーマというわけではないようですね。
7番目の"ORION"くらいかな?
まあ歌詞にそれっぽい単語がないだけで、実はギリシャ神話のことを歌ってるのかもしれませんが。
1. SMOKE AND MIRRORS
2. CHURCH OF THE MACHINE
3. SONATA
4. IN THE DRAGON'S DEN
5. THROUGH LOOKING THE GLASS 1.2.3
6. THE RELIC
7. ORION - THE HUNTER
8. LADY OF THE SNOW
日本人として外せないのはこの曲
VIDEO ちょっと笑えるかもしれないけど
アジア調の音階の中でも、特に和風のものを選んで
展開に取り入れてくれたっていうのはやっぱり嬉しいですね。
ルカ・トゥリッリも
和風テイストで一曲 作ってくれたけど正直中華風に聞こえてしまった......
曲そのものはこっちの方が好きだけど。このアルバムのなかで一番じゃない?
貼り付け無効なんで
直リン です
ギターは当然だけどキーボードのサウンドが本当にいい。
アルバムの中で長い曲が最低1回は入るのがメタルバンドの常ですが
SYMPHONY X も然り。6~7分くらいなら普通です。
VIDEO 前編
VIDEO 後編
「鏡の国のアリス」がモチーフの大曲です。
でも最初は気付かなくて歌詞に”アリス”って出てきたところでやっとわかりましたw
この手のバンドってどうしてもDREAM THEATERとかQUEENSRYCHEと比較されますが
確かにこの曲は特にDREAM THEATERのMETROPOLISっぽい
個人的な話ですが昨年、「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を読みました。
映画と漫画ばかりじゃなくてたまには小説も読もうと思い始めまして
でも世の中いろんな本で溢れかえってるから、まずはよく知られた名作からにしようと。
で、ちょうど映画もアニメも見たので、上の二つを読むことにしました。
ただ今の時点ではちょっと忘れかけてたりする(笑)
きっかけはこの曲もそうですが、やはり
ティム・バートン監督作品「アリス・イン・ワンダーランド」ですね。
バートン版「アリス」は出来自体はそこそこだったと思いますが
見た後でも三国志についてもっと知りたいという気分にはならなかった「レッドクリフ」に比べると
原典を読みたいと思わせるだけのものはあったということですね。
それだけでもあの作品を見た甲斐ありました。
バンドの話に戻りますが、このアルバムはベーシストのトーマス・ミラーが参加した
最後の作品になりました。デビュー時からのメンバーであり、作曲にも大きく貢献し
初期SYMPHONY Xを支えたミラーですが
Wiki によると現在の動向は全くの不明とのこと・・・・・・
つーわけで、しばらくこのバンドについての記事が続く予定です。